ビオチン (Biotin)

1,特徴

  • 水溶性ビタミン
  • 別名ビタミンB7、ビタミンH、コエンザイムR
  • 熱に強いので調理に気を使わなくてよい
  • 腸内細菌で合成、吸収、利用されている
  • 育毛効果、美肌効果

2,働き

  • 皮膚、粘膜の健康を維持する
  • 糖質、脂質、たんぱく質の代謝を助ける
  • 皮膚を作る細胞を活性化
  • 血液を循環させる

 

3,欠乏症

  • 通常の食生活で不足することはない
  • 過度の偏食や投薬などにより欠乏する恐れあり
  • 皮膚症状、結膜炎、筋肉痛、疲労感、食欲不振
  • 脱毛、白髪化

 

4,過剰症

  • 通常の生活では心配なし


5,ビオチンを多く含む食材

  • アーモンド
  • 納豆
  • 鶏レバー
  • 卵黄


6,ビオチンをについてまとめ

  • 水に溶けやすい
  • 腸内細菌で合成、吸収、利用されているため過剰症、欠乏症ともに心配なし
  • 過剰なビオチンは尿となって体外に排出される
  • 卵白の摂りすぎでビオチン不足になる(卵白障害)
  • 抗生物質の長期服用により欠乏症になる恐れがある
  • アルコールやニコチンを代謝するために大量のビオチンが消費される

 

備考

「栄養素」一覧表

エネルギーナイアシン
タンパク質葉酸
脂質パントテン酸
飽和脂肪酸ビオチン
n-6系脂肪酸ナトリウム
n-3系脂肪酸カリウム
コレステロールカルシウム
炭水化物マグネシウム
食物繊維リン
ビタミンA
ビタミンD亜鉛
ビタミンE
ビタミンKマンガン
ビタミンB1ヨウ素
ビタミンB2セレン
ビタミンB6クロム
ビタミンB12モリブデン
ビタミンC