飛魚 とびうお(Flying fish)


100gの栄養素含有量

おいしい時期

とびうお

*数字をクリックで各月の歳時記を表示します

 

魚介類の解説

  • 浜飛魚は「春トビ」と言われ、春の味わい(3,4月)
  • 鳥のように滑空する(尾びれを使って加速し400m飛ぶ)
  • 加工品(ちくわ、煮干し)などにも使われる
  • 40cmを超える大型のものは「大トビ」と呼ばれ高級
  • 脂が少ないが魚本来の味が味わえる
  • 飛魚の出汁を「あごだし」という(九州では飛魚のことをあごと呼ぶ)
  • あごだしは鰹や煮干しの出汁に比べると、上品な味とコクが特徴(出汁の中でも高級品)

 

地方名

  • 角トビ
  • 春トビ
  • 夏トビ
  • フルセン

 

 

目利き

  • 血合い部分が赤いものが良い
  • うろこがきれいについていてお腹側が光っているもの

 

仲間

  • 細飛魚(ホソトビウオ)
  • 筑紫飛魚(ツクシトビウオ)
  • 浜飛魚(ハマトビウオ)

 

レシピ

  • 飛魚の塩焼き
  • 飛魚の刺身、寿司
  • あごだし
  • 飛魚の竜田揚げ

食品成分表

可食部100g当たり

とびうお(生)

エネルギー96kcal
タンパク質21.0g
脂質0.7g
炭水化物0.1g
ビタミンA
ビタミンD2.0㎍
ビタミンE2.3mg
ビタミンK
ビタミンB10.01mg
ビタミンB20.1mg
ビタミンB60.47mg
ビタミンB123.3㎍
ビタミンC1mg
ナイアシン7.1mg
葉酸8㎍
パントテン酸0.42mg
ビオチン
ナトリウム64mg
カリウム320mg
カルシウム13mg
マグネシウム37mg
リン340mg
0.5mg
亜鉛0.8mg
0.06mg
マンガン0.01mg
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
食物繊維
*ビタミンAはβ-カロテンの含有量を示します
   →詳しくはビタミンAの説明へ
*ビタミンEはトコフェロールαを示します
   →詳しくはビタミンEの説明へ

日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用