鳥貝 とりがい(Japanese egg cockle)



100gの栄養素含有量

おいしい時期

とりがい

*数字をクリックで各月の歳時記を表示します

 

魚介類の解説

  • 貝殻のままや活けの状態での流通は少ない
  • 産卵時期は春と秋で寿命は約1年
  • 太平洋側は3~5月、日本海側は6~7月が旬
  • 二枚貝の中ではやや高価で主に寿司ネタとしての需要が高い
  • ほどよい食感で強い甘みと旨味がある
  • 主に開いた状態で年中出回る
  • 色が黒い方が高価でこの色素は取れやすい
  • 刺身と言っても生ではなく足の部分を軽く湯がいたものをいう

 

地方名

  • トンボ(小さい物をそのまま茹でたり煮たりしたもの)
  • オハグロ
  • オトコガイ
  • キヌガイ
  • トリゲ

 

目利き

  • 開いた状態の物は艶とハリがあり肉厚のものが良い
  • 湯引きしたものは冷凍しても味が落ちない

 

 

仲間

  • 蝦夷石蔭貝(エゾイシカゲガイ)

 

レシピ

  • 刺身、すし
  • 酢味噌和え
  • 佃煮
  • バター焼き

 

食品成分表

可食部100g当たり

とりがい(生)

エネルギー86kcal
タンパク質12.9g
脂質0.3g
炭水化物6.9g
ビタミンA
ビタミンD
ビタミンE1.2mg
ビタミンK
ビタミンB10.16mg
ビタミンB20.06mg
ビタミンB60.04mg
ビタミンB1210.1㎍
ビタミンC1mg
ナイアシン1.7mg
葉酸18㎍
パントテン酸1.1mg
ビオチン
ナトリウム100mg
カリウム150mg
カルシウム19mg
マグネシウム43mg
リン120mg
2.9mg
亜鉛1.6mg
0.05mg
マンガン0.11mg
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
食物繊維
*ビタミンAはβ-カロテンの含有量を示します
   →詳しくはビタミンAの説明へ
*ビタミンEはトコフェロールαを示します
   →詳しくはビタミンEの説明へ

日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用