100gの栄養素含有量
おいしい時期
たらばがに
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魚介類の解説
- 生物学上はヤドカリの仲間
- 生息域が鱈の漁場と重なるため「鱈場蟹」と呼ばれる
- メスよりオスの方がおいしい
(日本ではメスの漁獲が禁止されているので、メスは外国産) - カニミソは油分や水分が多く生臭い
- 旬は秋~冬(春~夏は脱皮するので水っぽくなる)
- 国産物は少なく、ロシア産やアメリカ産が多い(ロシア産が約95%)
- 全体的に大きい物はしっかり身が詰まっている
- 熱を通すと甘みと旨味が増す
保存方法
- 家庭での生の保存は避ける
- 茹でて密閉容器に入れる
- 茹でて冷凍保存も可能(ラップなどに包む)
- 茹でて身をほぐして冷凍も
地方名
- 本タラバ
- アンコ(未成体)
- クラッカ(未成体より小さい物)
目利き
- 殻を押して柔らかい物は脱皮後まもない証拠
- 脱皮後は水っぽく身が詰まっていないので避ける
仲間
- 油蟹(あぶらがに)
- 花咲蟹(はなさきがに)
レシピ
- タラバガニの刺身、寿司
- タラバガニのしゃぶしゃぶ
- 茹で蟹
- 蒸し蟹
- 焼き蟹
食品成分表
可食部100g当たり
たらばがに(ゆで)
エネルギー | 89kcal |
タンパク質 | 17.5g |
脂質 | 1.5g |
炭水化物 | 0.3g |
ビタミンA | 8㎍ |
ビタミンD | – |
ビタミンE | 3.0mg |
ビタミンK | – |
ビタミンB1 | 0.07mg |
ビタミンB2 | 0.06mg |
ビタミンB6 | 0.13mg |
ビタミンB12 | 9.9㎍ |
ビタミンC | – |
ナイアシン | 5.1mg |
葉酸 | 15㎍ |
パントテン酸 | 0.48mg |
ビオチン | 5.4㎍ |
ナトリウム | 310mg |
カリウム | 230mg |
カルシウム | 48mg |
マグネシウム | 51mg |
リン | 190mg |
鉄 | 0.2mg |
亜鉛 | 4.2mg |
銅 | 0.41mg |
マンガン | 0.04mg |
ヨウ素 | 62㎍ |
セレン | 35㎍ |
クロム | 1㎍ |
モリブデン | 2㎍ |
食物繊維 | – |
*ビタミンAはβ-カロテンの含有量を示します →詳しくはビタミンAの説明へ *ビタミンEはトコフェロールαを示します →詳しくはビタミンEの説明へ
日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用