100gの栄養素含有量
黒砂糖の特徴
- 原材料はさとうきび
- 黒砂糖=黒糖
- 黒糖・加工黒糖・加工糖などがある
黒糖=純黒糖で素材のみの味(香り、えぐみなどが強い)
加工黒糖=黒糖に粗糖や糖蜜を加え食べやすく加工
加工糖=粗糖・糖みつが主な原料で黒糖の割合が少ない - 1歳未満の子供には与えてはいけない
(乳児ボツリヌス症を発症する恐れがある) - 人工透析を行っている人は避ける
砂糖の働き
- 砂糖には甘みをつける以外にも以下の働きがある
- 保水性が高く、乾燥を防いだり、保存性を高める
- タンパク質の熱凝固を遅らせ、卵焼きなどを柔らかく仕上げる
- 加熱すると、タンパク質と反応してきれいな焼き色がつく
- 水に溶けやすく、結晶しやすい
砂糖の歴史
- さとうきびは紀元前からインドで栽培していた記録がある
- 日本には奈良時代に持ち込まれた
- 江戸末期に国内生産が始まったとされる
- 甘葛(あまづら)という植物から甘い液汁を採取し甘味料とした
- 甜菜(てんさい)から砂糖が取れることが分かったのは18世紀末
砂糖の重量
小さじ | 3g |
大さじ | 9g |
1カップ | 130g |
砂糖の保存方法
- 湿気、乾燥に弱い
- 冷暗所で密閉できる容器に入れて保存する
- 砂糖に賞味期限はありませんが、出来るだけ早く使いましょう
- 砂糖にはダニや虫が湧くことはほとんどありません
砂糖の種類
- 黒砂糖
- 和三盆
- 上白糖、中白糖、三温糖
- ざらめ糖
- グラニュー糖
- 粉砂糖
- 氷砂糖
- 水あめ
栄養素含有量
可食部100g当たり
くろざとう(生)
エネルギー | 356kcal |
タンパク質 | 1.7g |
脂質 | – |
炭水化物 | 90.3g |
ビタミンA | 13㎍ |
ビタミンD | – |
ビタミンE | – |
ビタミンK | – |
ビタミンB1 | 0.05mg |
ビタミンB2 | 0.07mg |
ビタミンB6 | 0.72mg |
ビタミンB12 | – |
ビタミンC | – |
ナイアシン | 0.9mg |
葉酸 | 10㎍ |
パントテン酸 | 1.39mg |
ビオチン | 33.8㎍ |
ナトリウム | 27mg |
カリウム | 1100mg |
カルシウム | 240mg |
マグネシウム | 31mg |
リン | 31mg |
鉄 | 4.7mg |
亜鉛 | 0.5mg |
銅 | 0.24mg |
マンガン | 0.93mg |
ヨウ素 | 15㎍ |
セレン | 4㎍ |
クロム | 13㎍ |
モリブデン | 9㎍ |
食物繊維 | – |
*ビタミンAはβ-カロテンの含有量を示します →詳しくはビタミンAの説明へ *ビタミンEはトコフェロールαを示します →詳しくはビタミンEの説明へ
日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用