薄口醤油(light color soy sauce)


100gの栄養素含有量

薄口醤油の特徴

  • 関西地方発祥の醤油と言われている
  • 濃口醤油よりも色が薄く、味が薄いと勘違いしやすいですが、塩分は高く味は濃く感じる
  • 素材の味を生かすため、色や香りが抑えられている
  • 関西ではよく使われる(出汁を利かすために薄口醤油を使う)
  • 薄口と表記すると味が薄いと勘違いしがちなので「淡口」と表記されることもある
  • 一般的に醤油と記されているときは「濃口醤油」を指す
  • あまり色を出したくないときに使う
  • 基本的に調理用で卓上用には向かない

 

薄口醤油の働き

  • 塩分が多いので浸透圧の働きによって、水分が引き出される
  • 魚類や肉類の生臭みを消す
  • 防腐作用がある
  • 素材の持ち味を生かす
  • 素材の色を生かす

 

薄口醤油の歴史

  • 江戸時代に円尾孫右衛門が作り出したと言われる
  • 京都の精進料理や懐石料理に用いられた

 

 

醤油の重量

小さじ6g
大さじ18g
1カップ230g

調味料別の重量表はコチラ

  • 醤油は時間がたつとともに風味が落ち、色が濃くなる
  • 直射日光を避け冷暗所に保存
  • 開封後は空気に触れ、酸化が進むので冷蔵庫保存が好ましい
  • 開封後は早めに使いきるようにする(一か月程度)

 

醤油の種類

栄養素含有量

可食部100g当たり

うすくちしょうゆ

エネルギー54kcal
タンパク質5.7g
脂質
炭水化物7.8g
ビタミンA
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK
ビタミンB10.05mg
ビタミンB20.11mg
ビタミンB60.13mg
ビタミンB120.1㎍
ビタミンC
ナイアシン1.2mg
葉酸31㎍
パントテン酸0.37mg
ビオチン8.4㎍
ナトリウム6300mg
カリウム320mg
カルシウム24mg
マグネシウム50mg
リン130mg
1.1mg
亜鉛0.6mg
0.01mg
マンガン
ヨウ素 1㎍
セレン6㎍
クロム2㎍
モリブデン40㎍
食物繊維 –
*ビタミンAはβ-カロテンの含有量を示します
   →詳しくはビタミンAの説明へ
*ビタミンEはトコフェロールαを示します
   →詳しくはビタミンEの説明へ

日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用