100gの栄養素含有量
濃口醤油の特徴
- 日本の生産量の約8割は濃口醤油
- 食塩分は約16%
- 一般的に醤油と言えば濃口醤油を指す
- 濃口醤油は調理、卓上用として使用する
- 色々な醤油を合わせることにより新たなおいしさを生み出すことができる
濃口醤油の働き
- 塩分が多いので浸透圧の働きによって、水分が引き出される
- 素材の甘みを引き出す
- 魚類や肉類の生臭みを消す
- 防腐作用がある
濃口醤油の歴史
- 室町時代の文献に醤油という言葉が記されている
- 起源は中国から伝えられた穀醤(こくしょう)という説がある
- もう一つは鎌倉時代に味噌からにじみ出た液体を料理に使用したという説
- 江戸時代には味を引き立てる調味料として扱われていた
濃口醤油の重量
小さじ | 6g |
大さじ | 18g |
1カップ | 230g |
醤油の保存方法
- 醤油は時間がたつとともに風味が落ち、色が濃くなる
- 直射日光を避け冷暗所に保存
- 開封後は空気に触れ、酸化が進むので冷蔵庫保存が好ましい
- 開封後は早めに使いきるようにする(一か月程度)
- 近年、空気に触れないような容器を使って販売されている
醤油の種類
栄養素含有量
可食部100g当たり
こいくちしょうゆ
エネルギー | 71kcal |
タンパク質 | 7.7g |
脂質 | – |
炭水化物 | 10.1g |
ビタミンA | – |
ビタミンD | – |
ビタミンE | – |
ビタミンK | – |
ビタミンB1 | 0.05mg |
ビタミンB2 | 0.17mg |
ビタミンB6 | 0.17mg |
ビタミンB12 | 0.1㎍ |
ビタミンC | – |
ナイアシン | 1.6mg |
葉酸 | 33㎍ |
パントテン酸 | 0.48mg |
ビオチン | 12.3㎍ |
ナトリウム | 5700mg |
カリウム | 390mg |
カルシウム | 29mg |
マグネシウム | 65mg |
リン | 160mg |
鉄 | 1.7mg |
亜鉛 | 0.9mg |
銅 | 0.01mg |
マンガン | – |
ヨウ素 | 1㎍ |
セレン | 11㎍ |
クロム | 3㎍ |
モリブデン | 48㎍ |
食物繊維 | – |
*ビタミンAはβ-カロテンの含有量を示します →詳しくはビタミンAの説明へ *ビタミンEはトコフェロールαを示します →詳しくはビタミンEの説明へ
日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用