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エネルギーが多い食品ランキング
食品に含まれるエネルギー(カロリー)が多い食品をランキング形式で紹介します。本記事では『エネルギー』と表記しますが、一般的には『カロリー』として知られています。
野菜・魚介類・肉類・種実類・乳類・油脂類に分類し、日常的に摂取しやすい食品を厳選しました。『エネルギーを摂取したい人』『カロリーを抑えたい人』どちらにも役立つ内容です。
なお、生肉や乾燥野菜など、現実的に摂取しにくい食品は除外しています。カロリーは100gあたりの含有量で比較しています。
エネルギーが多い野菜トップ10

食材 | 状態 | カロリー |
---|---|---|
落花生 | 茹で | 298 ㎉ |
ドライトマト | 乾燥 | 291 ㎉ |
奈良漬 | 漬物 | 216 ㎉ |
あめ色玉ねぎ | 炒め | 208 ㎉ |
守口漬け | 漬物 | 194 ㎉ |
にんにく | 炒め | 191 ㎉ |
ベイナス | 素揚げ | 177 ㎉ |
なす | てんぷら | 165 ㎉ |
かんぴょう | 甘煮 | 146 ㎉ |
福神漬け | 漬物 | 137 ㎉ |
エネルギーが多い魚介類トップ10

魚介類 | 状態 | カロリー |
---|---|---|
鮎 内臓 | 焼き | 500 ㎉ |
真いわし | フライ | 384 ㎉ |
さんま | みりん干し | 382 ㎉ |
からすみ | 塩漬け | 353 ㎉ |
いわし | 缶詰 | 351 ㎉ |
太平洋鯖 | 焼き | 326 ㎉ |
ミナミマグロ脂身 | 生 | 322 ㎉ |
真鯖 | フライ | 316 ㎉ |
真鰯 | みりん干し | 314 ㎉ |
太平洋鯖 | 水煮 | 310 ㎉ |
エネルギーが多い肉類トップ10

リブロース/牛肉 | 焼き | 575 ㎉ |
リブロース/牛肉 | 茹で | 540 ㎉ |
フォアグラ | 茹で | 470 ㎉ |
ドライソーセージ | 467 ㎉ | |
バラ/牛肉 | 焼き | 451 ㎉ |
バラ/豚 | 焼き | 444 ㎉ |
ロースハム | フライ | 432 ㎉ |
ロースとんかつ | 揚げ | 429 ㎉ |
牛タン | 焼き | 401 ㎉ |
ハラミ・サガリ/牛肉 | 焼き | 401 ㎉ |
エネルギーが多い種実類トップ10

マカダミアナッツ | 炒り | 751 ㎉ |
まつ | 炒り | 724 ㎉ |
ペカン | フライ | 716 ㎉ |
くるみ | 炒り | 713 ㎉ |
ブラジルナッツ | フライ | 703 ㎉ |
ヘーゼルナッツ | フライ | 701 ㎉ |
練り胡麻 | 練り | 646 ㎉ |
ピスタチオ | 炒り | 617 ㎉ |
落花生 | 炒り | 613 ㎉ |
アーモンド | 炒り | 608 ㎉ |
エネルギーが多い乳類

パルメザンチーズ | 445 ㎉ |
ホイップクリーム/乳脂肪 | 409 ㎉ |
チェダーチーズ | 390 ㎉ |
ゴーダチーズ | 356 ㎉ |
ブルーチーズ | 326 ㎉ |
プロセスチーズ | 313 ㎉ |
クリームチーズ | 313 ㎉ |
カマンベールチーズ | 291 ㎉ |
マスカルポーネ | 273 ㎉ |
モッツァレラ | 269 ㎉ |
エネルギーが多い油脂類

えごま油 | 897 ㎉ |
オリーブ油 | 894 ㎉ |
なたね油 | 887 ㎉ |
ラード | 885 ㎉ |
牛脂 | 869 ㎉ |
マーガリン/有塩 | 715 ㎉ |
発酵バター/有塩 | 713 ㎉ |
エネルギーが多い砂糖・甘味料

角砂糖 | 394 ㎉ |
グラニュー糖 | 394 ㎉ |
氷砂糖 | 394 ㎉ |
和三盆 | 393 ㎉ |
上白糖 | 391 ㎉ |
はちみつ | 329 ㎉ |
メープルシロップ | 266 ㎉ |
引用→「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
エネルギーとは?カロリーとの違い
▶エネルギーとは
エネルギーとは生命活動を維持するための力です。食事から摂取した栄養素がエネルギーに変換され、運動・体温維持・内臓の働き などに利用されます。
▶カロリーとは
カロリー(kcal)はエネルギーの単位 です。食品に含まれるカロリーを摂取すると、体内で燃焼され、エネルギーとして使われます。
エネルギー | カロリー |
---|---|
体が活動するために必要な力 | エネルギーの単位(数値) |
食事・運動・代謝で変化 | 食品に含まれるエネルギー量を表す |
イメージ
▶ エネルギーとカロリーの違いを車に例えると?
エネルギーは、車が走るための力 に例えられます。
一方、カロリーは、その力を生み出すための燃料(ガソリン) にあたります。
🚗 エネルギー(走る力) = 車が動くための力
⛽ カロリー(燃料の量) = 車を動かすためのガソリン
ガソリン(カロリー)が多ければ長く走ることができますが、使い切れなかった燃料は、予備タンク(体内)に蓄えられます。
そのため、エネルギーの供給と消費のバランスを考えることが大切です。
エネルギーの働き
▶ カロリーの働き
カロリーは、体を動かすエネルギー源 です。摂取したカロリーは、主に以下の用途に使われます。
- 生命維持(基礎代謝)
💡 呼吸・心拍・体温維持などに必要 - 運動や活動のエネルギー
💡 歩く・走る・筋肉を動かすために使われる - 脳の働きを支える
💡 ブドウ糖が脳のエネルギー源になる
▶ カロリーのバランス
日々の生活において、エネルギー供給と消費のバランスを考えることが大切です。
食事から摂取するカロリーは、体のさまざまな働きに利用されるため、自分に合った適切な摂取量を意識することがポイントです。
参考HP→厚生労働省「策定検討会報告書・エネルギー」
エネルギーの食事摂取基準 推定エネルギー必要量(㎉/日)
毎日のエネルギー摂取量は、あなたの活動レベルによって変わります。自分の生活スタイルに合ったレベルを選んで、必要なエネルギー量を知りましょう。

引用→日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書
エネルギーの英語表記
Energy
Energy refers to the power our body needs to perform activities, including breathing, movement, and maintaining body temperature.
(エネルギーとは、呼吸・運動・体温維持など、体が活動するために必要な力のことです。)
例文)
✔Carbohydrates are an important source of energy for our body.
(炭水化物は私たちの体にとって重要なエネルギー源です)
✔ I need a cup of coffee to feel more energetic in the morning.
(朝、元気を感じるためにコーヒーが必要です。)
✔High-calorie foods provide a lot of energy, but excessive intake can lead to weight gain.
(高カロリー食品は多くのエネルギーを提供しますが、過剰摂取は体重増加につながる可能性があります。)
その他の栄養素の英語表記について知りたい方は、こちらをご覧ください!
➡ 栄養素の英語表記一覧表
エネルギー(カロリー)についてまとめ
エネルギー(カロリー)は、私たちが日々の生活を送るために必要なエネルギー源のひとつです。食事から摂取し、運動や活動、体温維持などに活用されます。
🔹 エネルギーを多く含む食品
肉類・油脂類・炭水化物が中心となり、日々の食事でバランスよく摂ることが大切です。
🔹 エネルギー摂取のバランスを考えよう
摂取量は年齢・性別・活動レベルによって異なります。
適切なエネルギー量の目安を把握し、食事の選択に役立てましょう。
📌 エネルギーを多く含む食品の一覧は、日々の食生活を考えるヒントになります。
自分に合ったエネルギー摂取を意識し、無理なく続けられる食習慣を心がけましょう!