【栄養素】飽和脂肪酸(Saturated fatty acids)

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飽和脂肪酸の英語表記

Saturated fatty acids

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飽和脂肪酸の特徴

  • エネルギーとして使われやすく、体内で合成できる脂肪酸の事である
  • 人間の体内でも作ることができ、糖質から合成されます
  • 動物性油脂、乳製品(肉やバター、ラードなど)の脂肪に多く含まれる
    ※植物や魚の「油」に多く含まれるのが「不飽和脂肪酸」である
  • 酸化しにくく、常温では固体で存在する
  • 中性脂肪やコレステロールを増加させる作用がある
  • 体内で固まりやすい
  • 過剰摂取になりやすいので注意が必要
  • 「飽和脂肪酸」を控え「不飽和脂肪酸」に置き換えることが健康につながる
  • ステアリン酸、パルミチン酸、アラキジン酸などがある
 

飽和脂肪酸の働き

  • 中性脂肪、コレステロールを増やす
  • エネルギー源、体を作る成分になる
  • エネルギーを生成する
  • コレステロール値を上げる
  • 脂肪の蓄積を抑制

農林水産省HP→脂質による健康影響

 

欠乏症

  • 生活習慣病のリスク
  • 血管がもろくなる
  • 脳出血の可能性
 

過剰症

  • 悪玉コレステロールが増加し、動脈硬化の原因になる
  • 肥満、糖尿病
  • 心筋梗塞、脳梗塞
  • 心血管疾患のリスクを高める(※Wikipedia→心血管疾患
 

飽和脂肪酸の食べ物ランキング

 

野菜類

食材(野菜類)(ℊ)
落花生 茹で4.24 g
枝豆 茹で0.86 g
とうがらし 生0.39 g
とんぶり ゆで0.36 g
ドライトマト0.30 g
100ℊ当たりの含有量(ℊ)
 

魚介類

食材(魚介類)(ℊ)
 養殖 内臓 焼き16.39 g
 缶詰 油漬7.05 g
うなぎ 白焼き6.59 g
やつめうなぎ 干しやつめ6.57 g
 開き干し6.57 g
100ℊ当たりの含有量(ℊ)
 

肉類

食材(肉類)(ℊ)
牛 リブロース 焼き21.12
フォアグラ ゆで18.31
豚 バラ 焼き17.59
豚 ベーコン14.81
牛 バラ 焼き14.56
100ℊ当たりの含有量(ℊ)
 

種実類

食材(種実類)(ℊ)
ブラジルナッツ フライ15.81 g
マカダミアナッツ 炒り12.46 g
ピーナッツバター11.28 g
落花生 小粒種10.02 g
カシューナッツ フライ9.97 g
 

乳類

食材(乳類)(ℊ)
クリーム 植物性脂肪26.61 g
クリーム 乳脂肪26.28 g
ホイップクリーム 乳脂肪24.98 g
ナチュラルチーズ チェダー20.52 g
ナチュラルチーズ クリーム20.26 g
 

油脂

食材(油脂類)(ℊ)
やし油83.96
無塩バター52.43
牛脂41.05
ラード39.25

引用→「日本食品標準成分表2020年版(八訂)

 

飽和脂肪酸の食事摂取基準

飽和脂肪酸の食事摂取基準

参照→「3脂質-厚生労働省

 

飽和脂肪酸についてまとめ

  • 動物性油脂、乳製品の脂肪に多く含まれる
  • 酸化しにくく、常温では固体で存在する
  • エネルギー代謝に不可欠な栄養素
  • コレステロール値を上げるので摂取に注意
  • 「飽和脂肪酸」を控え「不飽和脂肪酸」に置き換えることが健康につながる
    (動物性油脂を控え、植物性油脂に置きかえる)
 

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