【4月】魚料理の献立30日分|毎日迷わない!調理師監修の1ヶ月固定化献立表

【4月】魚料理の献立30日分
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4月は真鯛や初鰹、鰆(さわら)など、春の訪れを告げる魚が最も美味しい季節です。 しかし、いざ魚料理をメインにしようと思っても、

「いつも同じ焼き魚や煮魚になってしまう……」
「魚に合う副菜の組み合わせが分からない」
「毎日の献立を考えるだけで疲れてしまう」

と、悩まれる方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、プロの調理師である私が、4月の旬の魚を主役にした30日分の和食献立をすべて公開します。

「今日の魚料理、何作ろう?」というストレスから解放され、プロが設計した旬の味覚を食卓に並べてみませんか。30日分の献立カレンダーとして、ぜひご活用ください。

「毎日魚料理をしたいけれど、買い出しや下処理が大変」という方には、旬の地魚が下処理済みで届くサカナDIYのようなサービスを組み合わせるのがおすすめです。プロの献立と便利なサービスを併用すれば、さらに楽に豊かな食卓が叶います。▶いつでもだれでもお家で簡単に地魚料理♪【サカナDIY】

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調理師監修:4月に食べるべき魚料理の献立30日分を週ごとに完全公開

【第1週】4月1日〜4月7日の献立

春の訪れを祝う魚
4月のスタートは、お祝い事の魚といえば「真鯛」。春の走り「初鰹」をメインに据えた魚の献立です。

4月の日付メインの魚料理副菜・汁物
4/1真鯛の松皮造り菜の花のお浸し
若竹汁
4/2鰆(さわら)の西京焼き春キャベツの浅漬け
新じゃがの煮転がし
4/3初鰹のたたき
(薬味たっぷり)
新玉ねぎのスライス
厚揚げの焼いたん
4/4めばるの煮付け独活(うど)のきんぴら
豆腐の味噌汁
4/5桜海老のかき揚げ揚げ出し豆腐
春菊のおろし和え
4/6あさりの酒蒸し筍の土佐煮
わかめの酢の物
4/7真鯛のあら炊き叩きごぼう
なめこ汁

調理師が教える「第1週」の献立のポイント

  • 旬の魚で春を先取り
    4月の顔である真鯛と、この時期ならではの初鰹を早めに献立に取り入れ、食卓に季節感を出します。
  • 食材の使い回し
    4月1日の鯛を松皮造りに、アラを4月7日に使うなど、魚を無駄のない構成にしています。
  • 副菜の工夫
    新玉ねぎや筍など、魚の味を引き立てる春野菜をふんだんに組み合わせています。

【第2週】4月8日〜4月14日の献立

鰆と新玉ねぎで春の香りを堪能する
第2週の魚料理は、脂ののった「鰆(さわら)」や、甘みの強い「新玉ねぎ」を主軸にした、ご飯が進む魚がメインの献立です。

4月の日付メインの魚料理副菜・汁物
4/8鰆(さわら)の幽庵焼きふきと油揚げの煮物
新玉ねぎの味噌汁
4/9アジのたたき
(なめろう風)
絹さやのごま和え
冷奴(しらすのせ)
4/10海老と空豆のかき揚げ焼き茄子の煮浸し
あおさの吸い物
4/11カレイの煮付けたけのこの木の芽和え
ほうれん草のお浸し
4/12鰆(さわら)のムニエル和風ソースアスパラガスの白和え
ポテトサラダ
4/13ホタルイカとわけぎの酢味噌和え茶碗蒸し
五目炊き込みご飯
4/14サバの塩焼き
(大根おろし添え)
筑前煮
豆腐とわかめの味噌汁

調理師が教える「第2週」の献立のポイント

  • 鰆の二段活用
    4月8日は「焼き物」、4月12日は「洋風和食(ムニエル)」と、同じ魚でも調理法を変えることで飽きさせない献立の工夫をしています。
  • 副菜の旬
    「木の芽和え」や「酢味噌和え」など、春ならではの香りの強い副菜を合わせることで、魚の旨味をさらに引き立てます。

【第3週】4月15日〜4月21日の献立

ホイル焼きの旨味とサバフライの食べ応え
4月第3週の魚料理の献立は、魚をふっくら仕上げるホイル焼きと、ボリューム満点のサバフライを中心に、満足度の高い4月の魚の献立を組み立てました。

4月の日付メインの魚料理副菜・汁物
4/15鮭と春野菜のホイル焼き新じゃがのバター煮
かき玉汁
4/16サバのフライ
(タルタル添え)
キャベツの千切り
トマトとわかめのサラダ
4/17真鯛のちり蒸し揚げ出し豆腐
筍の土佐煮
4/18いわしの蒲焼き小松菜の煮浸し
しじみの味噌汁
4/19さわらの香味揚げ独活(うど)の酢の物
じゃがいもの味噌汁
4/20ブリの照り焼きほうれん草のごま和え
けんちん汁
4/21めばるの塩焼き蓮根のきんぴら
あさりの吸い物

調理師が教える「第3週」の献立のポイント

  • ホイル焼きのコツ
    4月15日のホイル焼きには、アスパラや新玉ねぎを一緒に入れると、魚の旨味を野菜が吸って格別に美味しくなります。ポン酢やバター醤油など、味付けのバリエーションも豊富です。
  • サバフライの満足感
    4月16日のサバのフライは、下処理でしっかり臭みを抜くのがプロの仕事です。ボリュームがあるので、食べ盛りのご家族がいる家庭にも喜ばれます。
  • バランスの調整
    フライなどの揚げ物の翌日は、4月17日の「ちり蒸し」のように、さっぱりとした蒸し料理を合わせることで、1週間の献立にメリハリをつけています。

【第4週】4月22日〜4月30日の献立

春の締めくくりに味わう魚料理の集大成
4月の最後。春の名残を惜しむ魚「鰆(さわら)」、食欲をそそる「南蛮漬け」などで、4月の献立を華やかに締めくくります。

4月の日付メインの魚料理副菜・汁物
4/22鰆(さわら)の南蛮漬け春雨サラダ
新玉ねぎのコンソメスープ
4/23カツオの竜田揚げピーマンのおかか和え
なめこの味噌汁
4/24真鯛のポワレ(焦がし醤油)アスパラのソテー
粉ふきいも
4/25小アジの唐揚げ筍の天ぷら
わかめの味噌汁
4/26ブリの塩麹焼ききんぴらごぼう
豆腐の吸い物
4/27サバのみそ煮ほうれん草の白和え
春キャベツの味噌汁
4/28真鯛の炊き込みご飯揚げ出し豆腐
季節の漬物
4/29カレイの唐揚げ(あんかけ)絹さやの卵とじ
豆腐の味噌汁
4/30鰆(さわら)の潮汁と刺身筑前煮
たけのこご飯

調理師が教える「第4週」の献立のポイント

  • 南蛮漬けの活用
    4月22日の南蛮漬けは、野菜もたっぷり摂れる上、作り置きができるため、忙しい週の中日に最適です。
  • 真鯛を最後まで楽しむ
    4月24日は「洋風」、4月28日は「炊き込みご飯」と、一尾の鯛を使い切るプロの技術を献立に反映させています。
  • 4月のフィナーレ

  • 最終日の4月30日は、鰆の繊細な味を楽しむ潮汁をメインに、春の味覚を総括するような贅沢な食卓で締めくくります。

調理師が教える「4月の魚」を最高に美味しく食べる3つのコツ

4月の30日分の献立をより美味しく、そして楽に実践していただくために、プロの視点から3つのポイントをお伝えします。

「春の魚」選びは、色とツヤを見る

4月に旬を迎える魚は、見た目にその美味しさが現れます。

  • 真鯛
    体が鮮やかなピンク色で、目の上がアイシャドウを塗ったように青く輝いているものが鮮度抜群です。
  • 初鰹
    切り口が透き通るような赤色をしていて、虹色に光っていないものを選びましょう。
  • 鰆(さわら)
    身が割れておらず、透明感のある白身のものが「春の鰆」特有のふっくらとした食感を楽しめます。

魚の「臭み」を消すプロの一手間

「魚料理は臭みが苦手」という声をよく聞きますが、実はたった一つの工程で劇的に変わります。 それは、「魚を焼く・煮る前の10分の塩」です。

魚の切り身の両面に軽く塩を振り、10分ほど置くと表面に水分が出てきます。この水分が臭みの原因ですので、キッチンペーパーで優しく拭き取ってから調理してください。これだけで、3週目の「サバのフライ」や「ホイル焼き」も、驚くほど上品な味に仕上がります。

春野菜を「薬味」として使いこなす

4月の魚の献立に多く取り入れた「新玉ねぎ」「菜の花」「新ごぼう」などは、実は魚の脂の旨味を最大限に引き立てる相棒です。

例えば、「初鰹のたたき」には、辛みの少ない新玉ねぎをこれでもかというほどたっぷり添えてください。また、煮付けの添え物に「筍」を入れると、魚の出汁を筍が吸い、一皿で完成されたご馳走になります。魚単体で考えるのではなく、「魚の脂を野菜の香りで包む」のが、和食献立をプロの味にする秘訣です。


まとめ

4月の魚献立で、心豊かな食卓を
4月は環境の変化も多く、何かと忙しい時期です。そんな時こそ、「献立がすでに決まっている」という安心感は、日々の暮らしにゆとりを与えてくれます。

今回ご紹介した30日分の献立を実践することで、

  • 「今日、何を作ろう?」と悩む時間がなくなります
  • 旬の魚を一番美味しい時期に、一番美味しい食べ方で味わえます
  • プロが設計したバランスの良い和食が、ご家族の健康を支えます

最初はすべて完璧にこなそうとしなくても大丈夫です。まずは気になる1週間から、あるいは手に入った旬の魚から、この「固定化献立」を取り入れてみてください。

旬の食材には、その時期の体を整える力が宿っています。調理師として私が考案したこの献立表が、皆さんの台所仕事を少しでも軽やかにし、春の豊かな食卓を作る一助となればこれほど嬉しいことはありません。

さあ、明日はどの魚をメインにしましょうか? ぜひ、このページをブックマークして、毎日の献立作りの相棒としてご活用ください。

4月の魚の献立、まずは1日から始めてみませんか?『魚を揃えるのが大変そう』と感じるなら、サカナDIYなどのキットを上手に取り入れて、まずは『献立に迷わない生活』を体験してみてくださいね。

調理師プロフィール画像
この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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