【調理師の解決策】2月の献立の固定化|プロが組んだ28日分カレンダー

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2月は一年で最も寒さが厳しく、買い物に行くのも億劫な時期。

「毎日メニューがマンネリ……」
「寒い台所に立つ時間を少しでも減らしたい」

そんな悩みを抱えたまま、毎日を過ごしていませんか?そんな方におすすめしたいのが、「献立の固定化」です。 このページでは、調理師歴25年以上の私が、2月の献立の固定化をテーマに、プロが考え抜いた28日分の設計図を公開します。

「今夜は何にしよう」というストレスを捨て、2月の献立を固定化することで、あなたの自由な時間を増やしましょう。

2月が旬の「たら」「ほうれん草」「長ねぎ」などを活かし、買い物回数を最小限に抑えつつ、飽きがこない和食のローテーション。レシピ検索の手間はもう必要ありません。このカレンダーをそのままなぞるだけで、「2月の献立の固定化」は完成します。

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2月の献立を固定化するメリットとは?25年プロが教える「考えない」3つのコツ

2月は寒さで身体も心も縮こまり、決断力が鈍る時期です。25年調理師として厨房に立ってきた私が、家で実践している「脳を疲れさせない献立術」の核心をお伝えします。

「メインの食材」を曜日で固定化する

選択肢が多くて迷う
献立が決まらない最大の原因は、料理の選択肢が多すぎることです。プロの現場では「月曜日は魚、火曜日は豚肉……」と、まず土台を固定化します。 「2月の献立の固定化」では、2月が旬の「ぶり・たら・大根・白菜」を軸に、あらかじめ曜日ごとに主菜のジャンルを固定化することで、スーパーで迷う時間をゼロにします。

「副菜はリメイク前提」で2日分作る

リメイクで1品確保する
毎日違う副菜を一から作るのは、プロでもしんどいです。 例えば、1日目に作った「ほうれん草のお浸し」を、2日目は「胡麻和え」や「白和え」に変化させる。この「1つの仕込みで2度おいしい」プロの合理的な献立の回し方を取り入れることで、調理時間を劇的に短縮できます。

「完成度80%」を合格点にする

寒い2月は温かいものを1品
2月は行事(節分など)もありますが、基本は「温かいものが1品あればOK」というスタンスが大切です。 完璧な一汁三菜を目指すのではなく、具沢山の汁物(豚汁や粕汁など)を主役にして、品数を絞る。この「頑張りすぎない引き算」こそが、献立の固定化を1ヶ月継続させる一番の秘訣です。

25年プロが推奨する「曜日の型」

私がこの記事で紹介する2月(28日分)の献立は、以下の「曜日別ルール」に沿って組んでいます。献立を固定化するための型をスマホにメモしておくだけで、スーパーの売り場を迷わず歩けるようになります。ご自分のライフスタイルに合わせて曜日を変更して下さい。

曜日ジャンルプロの狙い
麺・丼調理時間を最短に
豚肉疲労回復を狙う
魚介類週の中休み(時短)
鶏肉ヘルシーに労わる
冷蔵庫一掃食材を使い切る
魚介類旬をじっくり味わう
牛肉一週間のご褒美

【28日分】2月の献立を固定化|旬を味わう和食カレンダー(1週間×4週分)

【第1週】(2/1〜2/7)寒さをしのぐ「体の芯から温まる」和食

2月の献立を固定化する上で、この第1週目は非常に重要な役割を持ちます。厳しい寒さに備え、体を温める食材を軸にした2月の和食献立を設計しました。調理師として25年の経験から、この時期に最も体温を上げる食材を選び抜き、2月の献立を固定化するための土台を作っています

2月の日付固定化献立(メイン)固定化献立(副菜)
2/1寄せ鍋(鶏・海老・野菜)〆の雑炊
2/2親子丼ほうれん草の胡麻和え
2/3太巻き具沢山の豚汁
2/4ブリ大根小松菜の白和え
2/5鶏のから揚げほうれん草ともやしのナムル
2/6牛すき焼き里芋の煮ころがし
2/7タラのちり鍋春菊の胡麻和え
現役和食調理師のイラスト|25年以上の経験から料理のヒントを伝えます

現役和食調理師のヒント

2月上旬は一年で最も冷え込む時期です。月曜日の親子丼を「あんかけ」にしたり、木曜日の治部煮に「とろみ」をつけたりすることで、料理が冷めにくく、口当たりも優しくなります。とろみは最高のご馳走です。


【第2週】(2/8〜2/14)決断疲れを減らす「使い回し」重視の和食

2月の献立を固定化する第2週目は、調理師が現場でも大切にしている「食材の使い切り」を重視した2月の献立になっています。中だるみしやすい時期だからこそ、献立を固定化することで、夕方の決断疲れを最小限に抑えることが可能です。

2月の日付固定化献立(メイン)固定化献立(副菜)
2/8ロールキャベツ(和風出汁)ポテトサラダ
2/9鍋焼きうどんちくわの磯辺揚げ
2/10豚バラ肉と大根の煮物もやしのナムル
2/11赤魚の煮付け茶碗蒸し
2/12鶏肉と豆腐の揚げ出しひじきの煮物
2/13牛肉とごぼうの柳川風菜の花の辛子和え
2/14カキフライ切り干し大根の煮物
現役和食調理師のイラスト|25年以上の経験から料理のヒントを伝えます

現役和食調理師のヒント

大根やごぼうは、寒い時期にじっくり火を通すことで細胞が和らぎ、味が深く染み込みます。金曜日の「柳川風」は、土鍋や深めのフライパンで卵とじにすると、最後まで熱々で召し上がれます。

【第3週】(2/15〜2/21)春を先取り。胃腸に優しい「旬の目利き」献立

2月の献立を固定化する第3週目は、少しずつ出回り始める春の食材を取り入れた2月の和食献立です。季節の変わり目は体調を崩しやすいため、献立を固定化しつつも、胃腸に優しい調理法を選択するのが調理師流のポイントです。

2月の日付固定化献立(メイン)固定化献立(副菜)
2/15おでんブロッコリーの和え物
2/16かき揚げ丼タコと胡瓜の酢の物
2/17回鍋肉(キャベツたっぷり)中華風冷奴
2/18サバのみぞれ煮かぼちゃの煮物
2/19手羽元と大根のポトフ風マカロニサラダ
2/20牛しゃぶしゃぶ〆のうどん
2/21鮭のちゃんちゃん焼き蒸しなす
現役和食調理師のイラスト|25年以上の経験から料理のヒントを伝えます

現役和食調理師のヒント

水曜日の「みぞれ煮」は、たっぷりのおろし大根を使うのがコツです。大根の消化酵素は胃腸に優しく、少し疲れが出てくる週の半ばにぴったりな一品。週末は家族で囲める鍋や鉄板料理で賑やかに過ごしましょう。

【第4週】(2/22〜2/28)冬野菜の食べ尽くし。家計も心も温まる締めくくりの献立

2月の献立を固定化する最終週は、冬の味覚を楽しみ尽くす2月の献立で締めくくります。残りがちな冬野菜をプロの工夫で使い切ることで、献立の固定化を完璧に完結させ、清々しく3月を迎える準備を整えましょう。

2月の日付固定化献立(主菜)固定化献立(副菜)
2/22手作り餃子中華スープ
2/23鴨南蛮うどん風
(鶏肉代用可)
ほうれん草のバター炒め
2/24豚肉の生姜焼き千切りキャベツとトマト
2/25真鯛の酒蒸し蓮根のはさみ揚げ
2/26鶏肉の照り焼き粉吹き芋
2/27ビーフシチューガーリックトースト
2/28ホタテとアスパラのバター醤油炒め大根サラダ
現役和食調理師のイラスト|25年以上の経験から料理のヒントを伝えます

現役和食調理師のヒント

2月末には、少しずつ春野菜が顔を出し始めます。水曜日の酒蒸しや、土曜日のバター炒めなど、素材の味をシンプルに活かす調理法を取り入れました。温かい料理で体を労わりつつ、新しい季節を迎えましょう。

買い出しを劇的に楽にする「プロのまとめ買い」術

献立を固定化しても、2月分(28日)の食材を一度に買うことはできません。調理師として多くの厨房を切り盛りしてきた私が、家でのまとめ買いで最も重視しているのは「食材の寿命(賞味期限)」を見極めることです。効率よく、かつ食材を無駄にしないための「買い分け」のコツを教えます。

根菜類は「スタメン」としてまとめ買い
大根、人参、ごぼう、蓮根、玉ねぎといった根菜類は、2月の和食に欠かせない主役です。これらは比較的長く持つため、1週間分、あるいは特売の時に多めに買っておいても大丈夫。根菜は新聞紙に包んで冷暗所に置くだけで、美味しさが長持ちします。

葉物野菜は「鮮度」を優先する
2月が旬のほうれん草、小松菜、菜の花などの葉物野菜は、残念ながら「寿命」が短いです。一度にまとめ買いせず、週の初めに3日分、週の真ん中で残り4日分、というように「鮮度が命のもの」だけをピンポイントで買い足すのがコツ

肉・魚は「用途別」に即冷凍
献立が固定されている最大のメリットは、「何に使うか決まっている」ことです。買ってきた肉や魚は、その日の献立に合わせて「切る」「下味をつける」まで済ませてから冷凍庫へ。当日の調理時間がさらに短縮され、賞味期限を気にするストレスからも解放されます。

こんな時はどうする?2月の献立固定化・よくある質問

2月の献立を固定化するにあたって、読者の皆様からよくいただく質問に、調理師の視点でお答えします。

Q
毎日同じような味付けで飽きませんか?
A

ご安心ください。食材が重なっても「調理法」と「味付け」をズラしています。 例えば、同じ「豚肉」の日でも、今週は「煮物」、来週は「焼き物」、再来週は「蒸し物」と変化させています。さらに、醤油味、味噌味、塩味とローテーションを組んでいるので、28日間飽きずに楽しめます。

Q
スーパーに指定の食材がない場合はどうすればいい?
A

似た性質の食材で代用してOKです。 例えば「たら」がなければ「ぶり」や「さば」でも構いません。このカレンダーの真髄は、メニューそのものではなく「今日は魚を食べる日」という枠組みを固定することにあります。2月が旬の安い食材を柔軟に選んでください。

Q
急な外食や予定変更で献立がズレたら?
A

そのまま翌日にスライドさせてください。 献立の固定化は、あなたを縛るためのものではなく、楽にするための考え方です。ズレた分は翌日に回すか、週末の「冷蔵庫一掃」の日にまとめて調整すれば、食材を無駄にすることもありません。

Q
調理師の献立は、家で作るには難しくないですか?
A

家庭の台所でも、時間をかけずに完成するよう設計しています。 25年以上の厨房経験の中で、私が大切にしているのは「最小限の手間で、最大限の旨味を引き出すこと」です。難しい技は必要ありません。

どうしても台所に立ちたくない日の「賢い選択」

ここまで2月(28日分)の献立をお伝えしてきましたが、最後に一つ、大切なことをお伝えします。調理師として25年以上、毎日厨房に立ち続けてきた私でさえ、家では「今日はもう、1ミリも動きたくない……」と心が折れそうになる夜があります。

そんな時、無理をして台所に立つのをやめるために、私が「お守り」として活用しているのがオイシックス(Oisix)です。

プロがオイシックスを併用する3つの理由

  • 「献立を考える」から完全に解放される
    今回ご紹介した「献立の固定化」さえしんどい時、オイシックスのミールキット(Kit Oisix)なら、最初からプロが考えた献立と食材がセットで届きます。
  • 調理師も納得する「食材の質」
    プロの目で見ても、オイシックスの野菜の鮮度や味の濃さは目を見張るものがあります。特に和食は素材の味が決め手になるので、この品質は心強いです。

「完璧」よりも「継続」を

献立の固定化を1ヶ月続けるコツは、「完璧を目指さないこと」です。

週に1〜2回、あるいは「今日は無理!」という日のために、オイシックスのような便利なサービスを組み込んでおく。この「心のゆとり」があるからこそ、また明日から楽しく料理に向き合えるのです。

まずは、お得な「お試しセット」で、プロが認める食材の味を確かめてみてはいかがでしょうか。

調理師プロフィール画像
この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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