こんな悩みはありませんか?
- 焼肉屋で食べたハラミを家でも焼きたいのに、いつものスーパーで見つからない
- 近所の店にハラミが置いていない理由を知りたい
- 業務スーパーやコストコのハラミは品質が大丈夫なのか不安
- 通販で買うならどこがいいのか迷っている
焼肉屋のハラミの味が忘れられなくてスーパーを回ったのに、どこにも置いていなかった。そんな経験、ありませんか?
結論から言うと、牛ハラミが買える場所は「スーパーの焼肉・ホルモン売り場」「業務スーパー」「コストコ」「精肉店」「通販」の5つです。とはいえ、ハラミはもともと流通量が少ない部位です。近所で見つからないのも、実は無理はないんですよね。
この記事でわかること
牛ハラミが売っている店舗と、売り場の探し方
スーパーでハラミが見つかりにくい3つの理由
近所にないときに確実に手に入る通販ハラミ
【結論】牛ハラミが売ってる場所はスーパー・業務スーパー・コストコ・精肉店・通販の5つ

牛ハラミが買える場所は、「スーパー」「業務スーパー」「コストコ」「精肉店」「通販」の5つです。ただし、どのお店にも必ず置いてあるわけではありません。店舗や時期によって、品ぞろえにかなり差があるんですよね。
まずは早見表で、それぞれの特徴を見てみてください。
| 売り場 | 主な形状 | 国産・輸入 |
|---|---|---|
| スーパー (イオンなど) | 焼肉用カット タレ漬け | 輸入が中心 |
| 業務スーパー | 冷凍の味付け肉 | 輸入が中心 |
| コストコ | 真空パックのブロック | アメリカ産 カナダ産など |
| 精肉店 | カット ブロック | 国産の取り寄せも相談できる |
| 通販 | 冷凍のタレ漬け カット ブロック | 輸入が中心 (国産は売り切れが多い) |
いつものスーパーで見つからなかった方は「牛肉コーナー」ばかり探していませんでしたか?
実はハラミは赤身肉のように見えて内臓(ホルモン)の仲間として扱われる部位です。私たち調理師の世界でもハラミは「ホルモン」として扱われています。そのため、スーパーでも焼肉コーナーやホルモンの棚に並んでいることが多いんです。
それでも近所で見つからない場合は、無理に何軒も回らなくて大丈夫ですよ。焼肉店が販売している通販のハラミなら、お店の味付けのまま自宅に届きます。
近所で見つからない方は
焼肉冷麺やまなか家のハラミ(200g 1,600円〜)をチェック
牛ハラミはどこで売ってる?店舗別の取り扱いと探し方
スーパーは焼肉・ホルモンの棚、業務スーパーは冷凍と精肉の2か所を探しましょう。コストコはブロックで安く買えますが、下処理が必要です。確実に手に入れたいなら、通販が近道ですよ。
スーパー(イオンなど)では焼肉コーナーとホルモン売り場を探す

スーパーでハラミを探すなら、焼肉用の肉が並ぶ棚とホルモン売り場の2か所を見てください。ハラミは内臓(ホルモン)の仲間として扱われる部位です。そのため、ロースやカルビとは別の棚に置かれていることがあるんです。
イオンなどの大型スーパーでは、焼肉用にカットしたハラミやタレ漬けのハラミがよく並んでいます。一方で、売り場が小さい店舗だと、ハラミ自体を扱っていないことも珍しくありません。
「牛肉コーナーを端から端まで見たのに、なかった」という方は、ホルモンの棚を見落としていたのかもしれませんね。

スーパーのハラミは、お店でタレに漬け込んだ「味付け」タイプが多いです。買うときはラベルの原材料名も見てください。見方は、あとの「選び方」の章でくわしく説明しますね。
業務スーパーの牛ハラミは「冷凍の味付け肉」と「精肉コーナーの焼肉用」の2種類

業務スーパーでは、冷凍コーナーと精肉コーナーの両方をチェックしてみてください。
理由は、精肉コーナーの有無が店舗によって違うからです。業務スーパーには、生肉を扱う精肉コーナーがある店舗とない店舗があります。
冷凍コーナーには、タレに漬けた焼肉用の肉がよく並んでいます。精肉コーナーがある店舗では、アメリカ産の「牛ハラミ焼肉」が100gあたり538円(税込)で紹介された例もあります。
品ぞろえは時期によって入れ替わります。なので、1回行ってなかったからといって、あきらめるのはもったいないですよ。
コストコの牛ハラミはブロックで買える

コストコでは、真空パックに入ったハラミのブロックが買えます。業務用に近い大容量で売っているので、100gあたりの値段を抑えやすいのが魅力なんです。
コストコの公式サイトでは、「カナダ産ビーフ ハラミ真空」が販売されていました。時期によっては、アメリカ産のハラミが並ぶこともあります。ただし、ブロックのハラミは表面に膜やスジが付いたままの状態です。焼く前に自分で下処理をする必要があります。

ブロックのハラミは、下処理さえできれば一番コスパがいい買い方です。膜をむくのは慣れるまで少し手間ですが、コツがあるんですよ。後半の「下処理と焼き方」の章で、手順を順番に説明します。
精肉店や肉の卸売店では取り寄せを相談できる

町の精肉店では店頭になくても取り寄せを相談できることがあります。精肉店は卸売業者から部位ごとに肉を仕入れています。そのため、お客さんの注文に合わせて仕入れてくれるお店もあるんです。
特に国産のハラミは流通量が少ないので、スーパーではほとんど見かけません。「国産のハラミを食べてみたい」という方は、近所の精肉店にひと声かけてみてください。入荷の時期や量はお店によって違うので、何日前までに頼めばいいかも一緒に聞いておくとスムーズです。

2026年10月に調べたところ、通販の国産黒毛和牛ハラミは近江牛・伊万里牛・松阪牛・米沢牛のどれも売り切れか販売終了でした…
牛ハラミの通販は在庫と品質が安定している

近所のお店で見つからないなら、通販が一番確実です。店舗と違って、在庫の有無をその場で確認して注文できます。「行ってみたらなかった」ということがないんですよね。
通販のハラミには、焼肉店がお店のタレで漬け込んだもの、カット済みの冷凍品、ブロックなど、いろいろな種類があります。ふるさと納税の返礼品として、タレ漬けのハラミを出している自治体もあります。中でも焼肉店が売っている通販のハラミは、お店で出している味をそのまま家で焼けるのが強みです。くわしくは、後半の「通販」の章で紹介しますね。

通販のハラミは冷凍で届くものがほとんどです。冷凍と聞くと味が落ちそうに思えますが、急速冷凍されたものなら、解凍のしかたで仕上がりはかなり変わります。解凍方法は「よくある質問」でまとめています。
牛ハラミがスーパーで売ってない3つの理由

ハラミは牛1頭から2〜3kgしか取れず、ホルモン扱いで流通ルートも違います。焼肉店での人気で仕入れ値も上がり、スーパーには並びにくいんです。
牛1頭から2〜3kgしか取れない希少部位だから
スーパーでハラミを見かけない一番の理由は、そもそも取れる量が少ないことです。ハラミは横隔膜(肺とお腹を仕切る膜のような筋肉)の一部です。牛1頭から取れる量は、わずか2〜3kgほどしかありません。
牛1頭の体重は、およそ700kg前後あります。そのうち、焼肉屋の定番のハラミはほんの一部なんです。
カルビ(バラ肉)やロースと比べると、スーパーに回ってくる量がずっと少ないのも納得ですよね。

横隔膜は、牛が呼吸するたびに動いている筋肉です。よく動く筋肉なので、赤身の旨みが濃いんですよ。そのわりに脂もほどよく入るので、焼肉屋で人気になるのもわかります。
ハラミは内臓(ホルモン)扱いで流通ルートが違うから
2つ目の理由は、ハラミが内臓(ホルモン)として流通していることです。見た目は赤身肉そのものですが、牛を解体するときに内臓と一緒に取り出されます。そのため、食肉の世界ではホルモンの仲間として扱われているんです。
ロースやカルビは、枝肉(頭や内臓を取った骨付きの肉のかたまり)として取り引きされます。一方で、ハラミなどの内臓は「副生物(ふくせいぶつ)」と呼ばれ、枝肉とは別のルートで売り買いされます。
スーパーの精肉売り場は、枝肉から切り分ける肉が中心です。ホルモンの仕入れ先を持っていないお店だと、ハラミは棚に並ばないんですよね。
焼肉店向けの需要が大きく、値段も高くなりやすいから
3つ目の理由は、焼肉店での人気が高く、仕入れ値が上がっていることです。もともと少ない量を焼肉店が買い求めるので、スーパーにはさらに回りにくくなります。ハラミはもともと、カルビより安い「ホルモン」でした。それが今では、焼肉店の看板メニューになっていますよね。
さらに、2026年夏の報道では、アメリカの干ばつや円安の影響で輸入牛肉が値上がりしていると伝えられました。関西テレビの取材では、ある焼肉店のハラミの仕入れ値が2年前のおよそ3倍になったそうです。
スーパーからすると、仕入れ値が高いうえに売れ残るリスクもある部位です。「常に置いておく」のは、なかなか難しい商品なんですよね。

店頭にハラミがあっても、「タレ漬け」ばかりで生のハラミがない、ということはありませんか? 生のまま並べるより、味付けにした方が売り切りやすいという、お店側の事情もあるんです。
調理師が教える牛ハラミの選び方|ラベルで一枚肉を見分けるコツ
ハラミとサガリは形で見分け、一枚肉かどうかはラベルの名称欄と原材料名で確かめます。国産か輸入か、冷凍か冷蔵かは、好みと使い方に合わせて選びましょう。
ハラミとサガリの違いは売り場で「形」を見て見分ける
ハラミとサガリは、パックの中の肉の形を見れば見分けられます。
どちらも横隔膜の筋肉です。ただ、取れる場所が違うので、形がまったく違うんですよね。
- ハラミ:薄くて細長い帯のような形。表面に白っぽい膜が付いていることがある。牛1頭から2本取れる
- サガリ:太い棒のような形。真ん中に厚いスジが通っていて、それを2本の筋肉がはさんでいる。牛1頭から1本だけ
英語では、ハラミを「アウトサイドスカート」、サガリを「ハンギングテンダー」と呼びます。輸入肉のラベルや段ボールに英語で書かれていることもあるので、覚えておくと便利ですよ。

呼び方には地域差があります。関東ではハラミとサガリを区別せず、まとめて「ハラミ」と呼ぶことが多いです。九州では区別することが多く、北海道では逆に全体を「サガリ」と呼びます。旅先で「サガリ」と書いてあっても、同じ横隔膜の肉なんですよ。
一枚肉かどうかは、ラベルの名称欄と原材料名で確かめる
ハラミを選ぶときは、ラベルの名称欄と原材料名欄を見てください。ハラミの中には、牛脂や酵素を注射のように注入して、柔らかくした「加工ハラミ」もあるんです。見た目では一枚肉とほとんど区別がつかないので、ラベルで確かめるのが一番確実なんですよね。
名称欄
「牛ハラミ」「牛肉(ハラミ)」なら、そのままの一枚肉。「牛ハラミ肉加工品」「牛肉加工品」なら、加工したハラミ
原材料名欄
肉とタレの材料のほかに、「牛脂」「乳たんぱく」「酵素」などが書かれていないか
加工ハラミが悪いわけではありません。柔らかくて、値段も手ごろです。「肉そのものの味を楽しみたい」という方は、名称欄が「牛ハラミ」の商品を選んでみてください。
また、タレ漬けのハラミには「中心部まで十分に加熱してください」という注意書きが付いています。食品表示基準で、タレに漬けたり、牛脂を注入したりした肉には、この表示が義務づけられているからです。
タレ漬けの一枚肉にも付く表示なので、注意書きがあるだけで「質の悪い肉」と判断しなくて大丈夫ですよ。

タレに漬けたり、注入したりすると、肉の表面に付いた菌が中に入り込む可能性があります。だから、一枚肉でも「中心まで加熱」と書かれているんです。品質の問題ではなく、安全に食べるための決まりだと考えてください。
国産と輸入の味と食感の違い

普段の焼肉に使うなら、輸入ハラミで十分満足できます(焼肉屋で食べたハラミも多くは輸入)
先ほどお話ししたとおり、国産ハラミは量が少なく、スーパーではまず見かけません。焼肉店でも、アメリカ産などの輸入ハラミが主流なんです。
| 産地 | 主な育て方 | 味と食感の傾向 |
|---|---|---|
| アメリカ産 | グレインフェッド(穀物を食べさせて育てる)が中心 | 臭みが少なく、柔らかい。脂の甘みも出やすい |
| オーストラリア産 | グラスフェッド(牧草で育てる)とグレインフェッドの両方 | グラスフェッドは赤身の香りが強め。アメリカ産より手ごろなことが多い |
| 国産 | 主に穀物中心の飼料 | 脂がきめ細かい。流通量が少なく高価 |
コストコで見かけるカナダ産も、穀物で育てた牛が中心です。味の傾向はアメリカ産に近いと考えてください。
好みで選ぶなら、「柔らかさと脂の甘み」はアメリカ産、「赤身らしい肉の味」はオーストラリア産のグラスフェッドと覚えておくと迷いませんよ。
冷凍か冷蔵か、ブロックかカットかは使い方で選ぶ
ハラミの形は、いつ・どう食べるかで選ぶのがおすすめです。
形によって、手間と値段が大きく変わるからです。
- 冷蔵のカット済み:買った日に焼肉をするならこれ。すぐ焼ける
- 冷凍のタレ漬け:ストックしておき、食べたい日に解凍して焼くだけ
- ブロック(かたまり):100gあたりの値段は安いが、膜取りなどの下処理が必要。ステーキや厚切り焼肉に向く
「週末に家族で焼肉をしたい」という方なら、冷凍のタレ漬けを数パック買っておくと便利です。「自分で切って、厚さも調整したい」という方は、ブロックを選んでみてください。下処理の手順は、後半の章で説明しますね。
近所で牛ハラミが見つからないなら通販|焼肉冷麺やまなか家のハラミ

焼肉屋で食べたようなハラミを手軽に楽しみたいなら、やまなか家のタレ漬けハラミがおすすめです。
焼肉店が販売する通販ハラミの強み
焼肉屋で出てくるハラミの多くは、アメリカ産やカナダ産などの輸入ハラミです。やまなか家のハラミもカナダ産なので、「焼肉屋で食べたハラミを家でも」という方の候補になりますよ。
焼肉店が売っている通販ハラミの一番の強みは、お店で出しているタレで漬け込んだ肉が、そのまま家に届くことです。焼肉店は毎日ハラミを仕入れて焼いているので、焼肉に向いた肉を選ぶ目も確かなんですよね。
冷凍で届くので、食べたい日まで保存しておけます。「週末は焼肉にしよう」と決めた日に、解凍して焼くだけですよ。
調理師がラベルから読み解くやまなか家の「ハラミステーキ【熟成醤油だれ】」
やまなか家は、岩手県を中心に店舗を持つ焼肉・冷麺のお店です。そのやまなか家が通販で販売しているのが、「極厚ハラミステーキ【焼くだけ&簡単♪】(熟成醤油だれ)」です。
原材料表示を見ると、結着剤を使っていないタレ漬けの一枚肉だと読み取れます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 極厚ハラミステーキ【焼くだけ&簡単♪】 (熟成醤油だれ) |
| 肉の産地 | カナダ産(牛肉横隔膜) |
| 内容量と価格 | 200g:1,600円 600g:4,680円 1kg:7,480円 2kg:14,480円 |
| 送料 | 全国一律1,100円 (同じ温度帯の商品を7,000円以上買うと無料) |
| 保存方法 | 要冷凍(-18℃以下) |
| 賞味期限 | 製造日から360日 |
原材料名の最初は「牛肉横隔膜(カナダ産)」で、牛脂や乳たんぱくなどは書かれていません。つまり、肉に何も注入していない、タレ漬けの一枚肉だと判断できます。
タレは、醤油・砂糖・にんにく・ごま油・本みりん・果実酒がベースです。唐辛子とブラックペッパーも入っているので、甘辛い醤油ダレにピリッとした辛みが少し効いた味つけだと考えられます。

私が注目したのは、タレに「果実酒」と「本みりん」が入っている点です。果物のお酒は肉の臭みを消して、香りに奥行きを出してくれます。料理の現場でも、肉の下味によく使う組み合わせなんですよ。
値段は、200gなら100gあたり800円です。ただし、200gだけだと送料1,100円がかかります。1kg(7,480円)なら送料無料になり、100gあたり約748円です。冷凍で360日もつので、家族で焼肉をする方は1kg以上をまとめて買っておくとお得ですよ。
やまなか家のハラミがおすすめな人・おすすめしない人

やまなか家のハラミは、近所でハラミが見つからず、手軽に焼肉屋のようなハラミを楽しみたい人に向いています。買ってから後悔しないように、両方を見ておいてください。
おすすめな人
- 近所のスーパーや業務スーパーで、ハラミが見つからなかった人
- 下処理をせず、解凍して焼くだけで食べたい人
- 冷凍庫にストックしておき、食べたい日に焼肉をしたい人
- 厚切りのハラミをステーキのように食べたい人
おすすめしない人
- 塩やわさびなど、味付けなしのハラミを自分の好みで食べたい人
- 無添加のタレにこだわりたい人
- 小麦・ごま・大豆・ゼラチンのアレルギーがある人
- 今日すぐに食べたい人(届くまでの日数と解凍の時間がかかる)
土曜の夜、冷蔵庫でひと晩解凍しておいたハラミをフライパンへ。タレが焦げる香ばしい匂いが台所に広がると、家族が「今日は焼肉?」とのぞきに来ます。焼肉屋まで出かけなくても、いつもの週末がちょっとした焼肉の日になりますよ。
焼肉冷麺やまなか家の
ハラミステーキ【熟成醤油だれ】をチェックする

タレには本みりんや合成清酒などのお酒が使われています。しっかり焼けばアルコール分は飛びやすくなりますが、小さなお子さんに出すときは気になる方もいるでしょう。そんなときは、中心まで火を通してから、大人が味見をして判断してみてください。
牛ハラミを買ったあとの下処理と焼き方
ブロックは「膜取り→繊維を断って切る→小分け冷凍」を一気に済ませましょう。
焼くときは最初の肉汁を拭き取り、タレ漬けは中心まで火を通します。
ブロックのハラミの下処理は「膜を取る→繊維を断って切る→小分けで冷凍」
ブロックのハラミは、膜取りから冷凍までを一気に済ませるのがコツです。
肉を何度も出し入れしたり、手で長く触ったりすると、肉の温度が上がって傷みやすくなるからです。
手順は、次の5つです。
- 流水で洗う:表面に付いた血などの汚れを、さっと洗い流して水気を拭く
- 硬いスジを切り落とす:ブロックの上側にある、太くて硬いスジを先に取る
- 膜をむく:逆包丁(刃を上に向けて持つ切り方)で膜に少し切り込みを入れ、つまむところを作る。つまんだら、繊維に沿って縦方向にめくる
- 繊維を断って切る:肉の繊維に対して、垂直に包丁を入れる
- 小分けで冷凍:1回分ずつラップで包み、保存袋に入れて冷凍する
膜はつるっとして、つかみにくいですよね。キッチンペーパーでつまむと、すべらずにむきやすくなりますよ。

ハラミは、身の厚い側に霜降り(脂の細かい筋)が入っています。厚い側は焼肉用に、薄い側は炒め物やハラミ丼用に切り分けると、1本を最後までおいしく使えます。切るときは「繊維を断つ」ことだけ守ってください。
フライパンでの焼き方のコツは、最初に出る肉汁を拭き取ること
フライパンで焼くなら、最初に出てくる肉汁だけを拭き取るのがポイントです。
焼き始めに出る肉汁には、アク(臭みのもとになる成分)が多く含まれています。これをそのままにすると、肉に臭みが戻ってしまうんです。
焼き方の流れは、次のとおりです。
- フライパンを中火でしっかり温めてから、ハラミを並べる
- 最初に出てきた肉汁は、キッチンペーパーで拭き取る
- 表面に焼き色と少し焦げ目が付いたら、裏返す
- 裏返したあとに出る肉汁は拭かずに、肉に絡める
焦げ目が付くくらいまで焼くと、ハラミの香ばしさがぐっと増します。焼肉店で網焼きした肉のような香りに、近づけられますよ。
タレ漬けのハラミは、砂糖やみりんが入っているので、焦げやすくなります。そんなときは、火を少し弱めて、焦げ目が付いたらすぐに裏返してください。
加工処理された肉は、焼肉店のレア感覚で焼かず中心まで加熱する
タレ漬けのハラミや加工処理された肉は、必ず中心まで火を通してください。
先ほどの「選び方」の章でお話しした注意書きがある肉は、表面の菌が中に入り込んでいる可能性があるからです。
焼肉店では、ハラミを表面だけさっと焼いて食べることもありますよね。でも、家で焼くタレ漬けのハラミは、そのやり方をまねしないでください。
厚切りのハラミなら、両面に焼き色を付けたあと、ふたをして弱火で2〜3分蒸し焼きにします。切ってみて、中が赤いままなら、もう少し加熱しましょう。

ハラミは、もともと内臓に分類される部位です。仕事で焼くときも、私はしっかり火を通すようにしています。中まで火を通しても、ハラミは脂がほどよくあるので、パサつきにくいんですよ。心配な方は、料理用の温度計で中心温度を測ると安心です。
牛ハラミはどこで売ってる?よくある質問
- Q牛ハラミの値段の相場はどれくらい?
- A
輸入の焼肉用ハラミなら、100gあたり500〜800円前後がひとつの目安です。
この記事で紹介した例では、次のような値段でした。200g:1,600円/600g:4,680円/1kg:7,480円/2kg:14,480円
- Q業務スーパーやコストコのハラミは品質的に大丈夫?
- A
ラベルの確認と保存に気をつければ、心配しすぎなくて大丈夫です。どちらのお店も、一般のスーパーと同じように、食品表示のルールに沿って肉を売っています。
- Qハラミは内臓なのに赤身肉と言われるのはなぜ?
- A
ハラミの正体は、横隔膜という「筋肉」だからです。
内臓に分類されるのは、牛を解体するときに内臓と一緒に取り出すという、取り出し方の都合なんです。
- Q冷凍の牛ハラミはどうやって解凍すればいい?
- A
冷蔵庫でゆっくり解凍するのが、一番おいしく仕上がる方法です。急に温度を上げると、肉から水分と一緒に旨みが流れ出てしまうからです。
まとめ|牛ハラミは売り場を知り、見つからなければ通販で確実に手に入れよう
牛ハラミが買える場所は、スーパー・業務スーパー・コストコ・精肉店・通販の5つです。
ハラミはホルモン扱いで量も少ないので、近所で見つからないのは珍しいことではありません。売り場を知って探し、それでもなければ通販を使うのが近道ですよ。
この記事の要点
- スーパーでは、焼肉コーナーとホルモンの棚を探す
- 業務スーパーは冷凍と精肉の2か所、コストコはブロックを探す
- タレ漬けや加工処理された肉は、中心までしっかり焼く
やまなか家のハラミがおすすめな人
- 近所のお店でハラミが見つからなかった人
- 解凍して焼くだけで、焼肉店の味を楽しみたい人
- 冷凍庫にストックして、好きな日に焼肉をしたい人
「今度の週末は家で焼肉にしよう」と思ったら、まず味を試したい方は200g(送料1,100円)から。家族で焼肉をするなら、送料無料になる1kgを選ぶとお得ですよ。
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)
和食の世界で25年以上。旬の食材や家庭でできる調理のコツを、やさしく、わかりやすくお届けしています。料理がもっと楽しく、おいしくなるきっかけになれば嬉しいです。
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