「セレンのランキングを探している」ということは、心のどこかで
「最近、髪の元気がなくなってきたかも……」
「セレンが足りないと抜け毛が増えるって本当?」
という不安を抱えていらっしゃいませんか?ネットで調べると「サプリで摂れ」という意見もあれば「摂りすぎはハゲる」という極端な話もあり、結局何を信じて何を食べればいいのか迷ってしまいますよね。
実はセレンは、私たちの体をサビ(酸化)から守り、健やかな髪や肌を保つのに欠かせない「最強の守護神」です。でも、デリケートな栄養素だからこそ、サプリメントで一発逆転を狙うよりも、日々の食事から「安全な適量」を摂ることが、プロの視点では一番の近道だと考えています。
この記事では、2025年最新の食事摂取基準に基づき、セレンが豊富な食品をランキング形式でご紹介します。さらに、難しい栄養計算をしなくても「これさえ食べれば大丈夫」と言い切れる、プロ直伝の「献立のコツ」まで詳しく解説しました。
※本記事には広告が表示されます
セレンとは?その特徴と健康維持に欠かせない働き
「セレン」という名前は、ギリシャ語の「月」に由来しています。私たちの体内に存在する量はごくわずかですが、実は「イキイキとした毎日を支える重要なミネラル」のひとつ。特に、年齢に応じた健康管理を意識する方にとって、非常にパワフルな役割を担っています。
【結論】セレンは体の「サビ」に立ち向かう必須ミネラルです
食材も空気に触れると鮮度が落ちていくように、私たちの体も日々の生活の中で「酸化(サビ)」の影響を受けています。このサビから体を守り、すこやかな状態を保つのに欠かせないのがセレンです。
抗酸化のサポート
体内に備わっている「守る力(酵素)」の構成成分として活躍します。
ビタミンとの連携
ビタミンEなどの栄養素と協力して、効率よく健康維持を支えます。
すこやかな環境づくり
余分なものを溜め込まず、体が本来持つ力をスムーズに発揮できるよう助けます。
知っておきたい「セレンと髪・肌のすこやかさ」の関係
髪や肌のコンディションを気にする方がセレンに注目するのは、非常に理にかなっています。調理師として多くの食材を扱ってきた経験からお伝えしたいのは、「内側からの栄養バランス」の大切さです。ネットでは極端な情報が飛び交うこともありますが、大切なのは「過不足のないバランス」です。
不足すると?
セレンが足りなくなると、健康を維持するバリア機能が弱まり、結果として髪や頭皮、肌のすこやかさが損なわれる一因になることがあります。
適量の重要性
逆に、特定の栄養素だけを極端に摂りすぎるのも禁物です。

現役和食調理師のヒント
髪や体の健康を守るために一番大切なのは、「特定の悩みに囚われすぎて、食事の楽しみを忘れないこと」です。サプリメントで数値を追うよりも、魚や卵といった「自然な食材」から適量を摂ることが、結果として一番の近道になりますよ。
ひと目でわかる!セレンの基礎知識
| 項目 | 内容 |
| 主な役割 | 健康維持を助ける抗酸化サポート、若々しさの維持 |
| 不足すると? | 健康の土台が揺らぎ、髪や肌のツヤ・ハリに影響することも |
| 多く含む食品 | かつお まぐろ 卵 レバー 穀類など |
| プロの視点 | 鮮度の良い「旬の魚」から摂るのが最も効率的で安心です |
セレンの含有量総合ランキング

※本ランキングは「100gあたり(µg/100g)」の含有量です。生で食べれない牛のホルモンや乾燥した鰹節などは除外し、現実的に食べれる状態のものをピックアップしています。
- みなみまぐろ(生) 120㎍
- さば(開き干し) 110㎍
- くろまぐろ(生)110㎍
- かつお(秋獲れ) 100㎍
- まがれい(焼) 97㎍
- ずわいがに(生) 97㎍
- ひまわりの種(フライ) 95㎍
- くろまぐろ(焼) 94㎍
- スモークレバー(豚) 81㎍
- まあじ(焼) 78㎍
【調理師の知恵】セレンを効率よく安全に摂る「献立のコツ」
セレンは、単に「多い食材を食べる」だけでなく、「何と一緒に食べるか」「どう調理するか」で、その働きをより引き出すことができます。25年の板場経験から導き出した、無理なく続けられる3つの秘訣をお伝えします。
ビタミンEとの「黄金コンビ」で守る力を高める
セレンは、ビタミンEと一緒に摂ることで、健康維持を助けるパワーがぐんとアップします。
おすすめの組み合わせ
カツオのタタキ × すりごま・アーモンド
カツオのセレンと、ごまやナッツのビタミンEを合わせる「板場流」の食べ方です。
卵料理 × ほうれん草・ブロッコリー
朝食の定番である卵に、ビタミンEが豊富な緑黄色野菜を添えるだけで、理想的な献立になります。
「鮮度」と「煮汁」を活かして栄養を逃さない
セレンは比較的熱に強い性質を持っていますが、水に溶け出しやすいという側面もあります。
魚介類は「生」や「サッと焼き」で
セレンが豊富なマグロやカツオは、お刺身やレアの焼き物でいただくのが、栄養を逃さない一番の方法。鮮度の良いものを選ぶのは、味だけでなく栄養面でも正解です。
煮込み料理は「スープごと」
貝類や肉類を煮る場合は、栄養が溶け出した煮汁まで美味しくいただけるスープやシチュー、炊き込みご飯にすると無駄がありません。
難しい計算は不要!「1日1個の卵、週2回の魚」
「〇〇μg(マイクログラム)摂らなきゃ」と数字を追いかけると、食事は途端に味気なくなってしまいます。日本の伝統的な食生活を大切にしていれば、サプリメントに頼らなくても、健康な髪や肌の土台を作るのに十分なセレンを補給できます。

現役和食調理師のヒント
セレン不足を防ぎ、かつ摂りすぎも防ぐための目安は、実はとてもシンプルです。 「1日1個の卵」を食べ、さらに「週に2〜3回、魚料理」を食卓に並べる。
種類別|セレンの含有量|トップ10
セレンが多い魚介類ランキング

セレンを効率よく摂るなら、まず注目したいのが魚介類です。
とくに貝類や青魚にはセレンが豊富に含まれていて、日常の食卓にも登場しやすいのが嬉しいポイント。焼き魚や刺身、煮物など、いろんな料理で手軽に取り入れられますよ。
| 食品 | 100g当たりの含有量 |
|---|---|
| 鰹節 | 320 ㎍ |
| とびうお(焼き干) | 140 ㎍ |
| ミナミマグロ脂身(生) | 120 ㎍ |
| トビウオ(煮干し) | 120 ㎍ |
| 鯖の開き干し | 110 ㎍ |
| くろまぐろ(生) | 110 ㎍ |
| 戻りガツオ(生) | 100 ㎍ |
| ズワイガニ(生) | 97 ㎍ |
| 真ガレイ(焼き) | 97 ㎍ |
| 真鯵(焼き) | 78 ㎍ |
セレンが多い肉類ランキング

肉類も、セレンを摂る上で頼もしい食材のひとつ。
とくにレバーや鶏肉、豚肉など、部位によって含有量に差があるのも特徴です。
主菜として食べやすく、たんぱく質も一緒に補えるのが魅力ですね。
| 食品 | 100g当たりの含有量 |
|---|---|
| 豚 腎臓(生) | 240 ㎍ |
| 牛 腎臓(生) | 210 ㎍ |
| 豚レバー(生) | 67 ㎍ |
| 鶏レバー(生) | 60 ㎍ |
| 牛レバー(生) | 50 ㎍ |
| 豚ヒレ(焼き) | 40 ㎍ |
| 豚もも(茹で) | 34 ㎍ |
| ささみソテー | 33 ㎍ |
| くじら(生) | 32 ㎍ |
| 豚もも(焼き) | 31 ㎍ |
セレンが多い穀類ランキング

主食として毎日食べているお米やパン、穀類にも、実はセレンが含まれています。
「日々のベース」でセレンを少しずつ補える、頼れる存在です。
| 食品 | 100g当たりの含有量 |
|---|---|
| マカロニ(乾) | 63 ㎍ |
| 強力粉(全粒粉) | 47 ㎍ |
| パン粉(乾) | 46 ㎍ |
| 油ふ | 38 ㎍ |
| 半生中華麺 | 35 ㎍ |
| 中華麺(生) | 33 ㎍ |
| マカロニ(ゆで) | 32 ㎍ |
| フランスパン | 29 ㎍ |
| 蕎麦(半生) | 27 ㎍ |
| 食パン(焼き) | 25 ㎍ |
セレンが多いたまご類ランキング

たまごは栄養の宝庫ですが、実はセレンも意外と多く含まれているんです。
ゆで卵、目玉焼き、卵焼きなど、調理のバリエーションも豊富で、日々の食事に取り入れやすいのが魅力。忙しいときの栄養補給にもぴったりですよ。
| 食品 | 100g当たりの含有量 |
|---|---|
| 鶏卵 卵黄(生) | 47 ㎍ |
| うずら卵 全卵(生) | 46 ㎍ |
| うずら卵(水煮缶) | 42 ㎍ |
| 鶏卵 卵黄(茹で) | 36 ㎍ |
| 目玉焼き | 35 ㎍ |
| 炒り卵 | 31 ㎍ |
| ピータン | 29 ㎍ |
| 鶏卵 全卵(茹で) | 25 ㎍ |
| 鶏卵 全卵(生) | 24 ㎍ |
| だし巻き卵 | 23 ㎍ |
セレンが多いまめ類ランキング

植物性たんぱく源としておなじみの豆類にも、セレンは含まれています。
大豆製品(納豆・豆腐・きな粉など)は、和食でもよく使われるので、日本人にはなじみ深いですね。ヘルシーで栄養価も高いので、積極的に取り入れていきたい食材です。
| 食品 | 100g当たりの含有量 |
|---|---|
| 糸挽き納豆 | 16 ㎍ |
| 寺納豆 | 14 ㎍ |
| とうふちくわ(蒸) | 14 ㎍ |
| 油揚げ(焼き) | 8 ㎍ |
| きなこ | 7 ㎍ |
| 赤えんどう(茹で) | 5 ㎍ |
| 凍り豆腐(水煮) | 5 ㎍ |
| いり大豆 | 5 ㎍ |
| 豆腐よう | 4 ㎍ |
| がんもどき | 4 ㎍ |
セレンの食事摂取基準|年齢・性別別の必要量を解説!
「セレンって、どれくらい摂ればいいの?」
…そんな疑問にお答えするのが、この「食事摂取基準」です。
セレンは、少量でもしっかり働いてくれる“微量ミネラル”ですが、不足しても摂りすぎても体に良くありません。だからこそ、年齢や性別ごとに「ちょうどいい量(推奨量や目安量)」が定められています。
下の表では、日本人の食事摂取基準(2020年版)に基づき、年齢・性別別の必要量をわかりやすくまとめています。
ふだんの食事と照らし合わせながら、過不足がないかチェックしてみてくださいね。

セレンについてまとめ
- セレンは、体内で抗酸化作用を持つ「微量ミネラル」のひとつです
- 免疫機能の維持や、甲状腺ホルモンの働きにも関与しています
- 摂りすぎに注意が必要な栄養素なので、適量を心がけましょう
- 魚介類・肉類・卵・穀類・豆類など、身近な食品に多く含まれています
- 食事摂取基準(年齢・性別別)を参考に、過不足のない摂取を意識することが大切です
- 英語では「Selenium(セレニウム)」と表記され、海外でも注目されている栄養素です
毎日の食事の中で、無理なくセレンを取り入れて、体の内側から健康をサポートしていきましょう。
調理師が教える栄養の基礎知識
五大栄養素からファイトニュートリエントまで、調理師の視点でまとめた35種類の栄養素一覧表もぜひ参考にしてください
▶ 35種類の栄養素一覧表|五大栄養素&ファイトニュートリエントを解説
「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEの働きを、セレンは強力にバックアップしてくれます。 ▶ [ビタミンEの多い食品ランキング]
同じく体を守る力の強いビタミンCと一緒に摂るのが、調理師おすすめの組み合わせです。 ▶ [ビタミンCの多い食品ランキング]
本ランキングの数値は、文部科学省の『日本食品標準成分表』に基づき、調理師の視点で日常的に取り入れやすい食材を厳選して作成しています。
文部科学省:食品成分データベース
厚生労働省:日本人の食事摂取基準
厚生労働省:生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット)

