ナトリウムとは?多い食品ランキングTOP10|摂取目標量・不足もまとめて

ナトリウム含有量ランキング|食品カテゴリー別トップ10
ナトリウム含有量ランキング|食品カテゴリー別トップ10
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ナトリウムは“塩分(食塩)”と深く関わる成分です。
このページでは、まず ナトリウムが多い食品をランキング(食品カテゴリー別TOP10)で整理し、次に「摂りすぎを減らすコツ」や「ナトリウム不足が気になるときの考え方」も短くまとめます。

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結論|ナトリウム=“塩分(食塩)”の中心

ナトリウムは“塩分(食塩)”のもと。まずは「どの食品に多いか」を知るのがいちばん早いです。塩分を減らすコツは、がんばって我慢するより “多いものを把握して、当たりを付ける” こと。ここでは食品カテゴリー別に「多い順」をまとめます。

  • 目標量(日本)
    食塩相当量は 成人男性 7.5g未満/女性 6.5g未満が目安。
  • 目標(WHO)
    成人は ナトリウム2000mg/日未満(=食塩5g/日未満)が目安。
  • 換算(覚え方)
    食塩相当量(g)=ナトリウム(mg)×2.54÷1000(例:2000mg→約5g)。

※このページでは、食品カテゴリー別TOP10で「どれに多いか」を一気に確認できます。

ナトリウムとは?その特徴と働き

ナトリウム含有量ランキング|食品カテゴリー別トップ10
ナトリウム含有量ランキング|食品カテゴリー別トップ10

ナトリウム=塩分?その理解、間違っていませんか?

ナトリウムは、いわゆる「塩分」の成分のひとつですが、すべての塩分がナトリウムというわけではありません。体内の水分バランスや神経の働きに関わるなど、ナトリウムには大切な役割もあります。しかしながら、現代人はナトリウムを摂りすぎてしまう傾向にあるため、意識的なコントロールが必要です。

ナトリウムは、私たちの体に欠かせない必須ミネラルのひとつです。
多くの人が「塩分=ナトリウム」と思いがちですが、正確には食塩(塩化ナトリウム)の中にナトリウムが含まれているという関係です。

ナトリウムは、体内で以下のような働きを担っています。

ナトリウムの主な働き

  • 体内の水分バランスを調整する
     細胞の内外の水分量を一定に保つ役割があります。
  • 筋肉や神経の正常なはたらきをサポート
     神経伝達や筋肉の収縮に関わっており、動作や反応をスムーズに保ちます。
  • 血圧の維持に関与
     ナトリウムの量が多すぎると、血圧が上がりやすくなる傾向があります。

ナトリウムと塩分の違いは?

ナトリウムと塩分(塩化ナトリウム)は混同されがちですが、栄養成分表示では「ナトリウム量」または「食塩相当量」として記載されることが多いです。
ちなみに、ナトリウム(mg)から食塩相当量(g)を求めるには、ナトリウム量 × 2.54 ÷ 1000 の計算が目安になります。


摂りすぎには注意を

ナトリウムは、適量であれば健康維持に必要な成分ですが、加工食品や外食の利用が多いと、知らず知らずのうちに摂取量が増えてしまいます。
とくに日本人は塩分の摂りすぎが指摘されているため、日々の食生活で意識して摂取量を調整することが大切です。

以下にナトリウムが多い食品ランキングを調味料・魚介類・野菜などに分けてまとめました。

種類別|ナトリウムの含有量|トップ10

調味料及び香辛料|ナトリウム|含有量ランキング

調味料及び香辛料|ナトリウム|含有量ランキング

ふだん料理に欠かせない調味料や香辛料には、ナトリウムが多く含まれているものがたくさんあります。
ここでは、家庭でよく使う調味料の中から、実際に摂取する機会の多いものを厳選して、ナトリウム量が多い順にランキングにしました。
「つい使いすぎてしまう…」なんて調味料も入っているかも?

食品100g当たりの含有量
精製塩39000
並塩38000
おでんの素22000
顆粒中華だし19000
即席すまし汁18000
固形ブイヨン17000
顆粒和風だし16000
柚子胡椒9900
しょっつる9600
ナンプラー9000
うすくちしょうゆ6300
こいくちしょうゆ5700

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

魚介類|ナトリウム|含有量ランキング

魚介類|ナトリウム|含有量ランキング
めんたいこ

魚や貝類などの魚介類にも、ナトリウムを多く含むものがあります。
この食品ランキングを見ると、加工食品に多いことがわかります

食品100g当たりの含有量
あみ(塩辛)7800
アンチョビ(缶詰)5200
あゆ うるか5100
かつおの塩辛5000
粒ウニ3300
あさりの佃煮2900
いかの塩辛2700
しらす干し(半乾燥)2600
からしめんたいこ2200
たらこ(焼き)2100

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

野菜類|ナトリウム|含有量ランキング

野菜類|ナトリウム|含有量ランキング
漬物盛り合わせ

野菜は主に漬物が多い。ご飯のお供に食べる漬物ですが、加減して食べることを心がけましょう。

食品100g当たりの含有量
大根の味噌漬け2800
蕪の糠漬け2700
ナスの麴漬け2600
しょうが酢漬け2200
胡瓜のぬかづけ2100
福神漬け2000
奈良漬け1900
高菜漬け1600
しば漬け1600
守口漬け1400

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

乳類|ナトリウム|含有量ランキング

乳類|ナトリウム|含有量ランキング
チーズ盛り合わせ

乳製品の上位は「チーズ」です。
以外にも漬物類よりはナトリウム含有量は低めですが、食べすぎには注意しましょう。

食品100g当たりの含有量
ナチュラルチーズ1500
ブルーチーズ1500
プロセスチーズ1100
チーズスプレッド1000
ゴーダチーズ800
チェダーチーズ800
カマンベールチーズ800
エダムチーズ780
コーヒーホワイトナー160
クリーム140

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

たまご類|ナトリウム|含有量ランキング

目玉焼き

たまごそのものはナトリウムが少なめですが、加工された「たまご製品」にはナトリウムが多く含まれることも。
ここでは、ゆで卵や味付きのたまごなど、**実際に食卓に登場しやすい「たまごのかたち」**に注目してランキングを作成しました。
ちょっとした味付けの差が、ナトリウム量に大きく関わっているのがわかりますよ。

食品100g当たりの含有量
ピータン780
だし巻き卵470
厚焼き玉子450
卵豆腐390
鶏卵 水煮缶310
うずら卵 水煮缶210
目玉焼き180
鶏卵 卵白(生)180
鶏卵 卵白(茹で)170
いりたまご160

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

ナトリウムの食事摂取基準|年齢・性別別の必要量を解説!

ナトリウムは体にとって大切なミネラルですが、摂りすぎると健康リスクが高まるため、「どれくらいまでに抑えるべきか?という目安が示されています。

日本では、厚生労働省が「日本人の食事摂取基準(2025年版)」として、ナトリウムの1日の「目標量(食塩相当量)」を年齢・性別ごとに定めています。

日本人の食事摂取基準(2025年版)ナトリウムの推奨摂取量一覧
2025年版ナトリウムの推奨摂取量(日本人の食事摂取基準)

ポイント

  • この基準は「できるだけこの量以下にしましょう」という“目標”です。
  • 一日単位での厳密な制限ではなく、長期的に見て平均して守れるよう意識することが大切です。
  • 外食や加工食品はナトリウム量が多めなので、調味料の使い方や食品の選び方で工夫しましょう。

まとめ|ナトリウムは「量とバランス」が大切

ナトリウムは、体内の水分バランスや神経・筋肉の働きに関わる、なくてはならないミネラルです。
ただし、摂りすぎると高血圧などのリスクを高める可能性があるため、日常的に「摂りすぎない意識」が重要になります。

このページでは、以下のようなポイントをお伝えしました。


✅ ナトリウムのまとめポイント

  • ナトリウムは「塩分」の主な成分で、調味料や加工食品に多く含まれる
  • 食事摂取基準では「食塩相当量」で目安が示されている(成人男性は7.5g未満、女性は6.5g未満)
  • 食品別のナトリウム量を知ることで、バランスの取れた食事に役立てられる
  • 「Sodium」という英語表記は海外製品やパッケージでもよく使われる

毎日の食事でちょっとだけ意識するだけでも、ナトリウムの摂りすぎは防げます。
特に調味料の量や、外食・加工食品との付き合い方を見直すことが第一歩です。

調理師が教える栄養の基礎知識

五大栄養素からファイトニュートリエントまで、調理師の視点でまとめた35種類の栄養素一覧表もぜひ参考にしてください
35種類の栄養素一覧表|五大栄養素&ファイトニュートリエントを解説

余分なナトリウムの排出を促すために、調理師が隠し味以上に重要視するのがカリウムです。 [カリウムの多い食品ランキング]

水分バランスを整えるために、ナトリウムと共にマグネシウムも摂取することで体がすっきり整います。 [マグネシウムの多い食品ランキング]

本ランキングの数値は、文部科学省の『日本食品標準成分表』に基づき、調理師の視点で日常的に取り入れやすい食材を厳選して作成しています。
文部科学省:食品成分データベース

厚生労働省:日本人の食事摂取基準

厚生労働省:生活習慣病などの情報(e-ヘルスネット)

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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