毛蟹 けがに(Hair crab)

※本記事には広告が表示されます。

TOP » ページ 9
毛蟹
 

毛蟹の英語表記

hair crab
hairy crab
Horsehair Crab

魚介類の英語表記をまとめた記事→魚介類の漢字と英語表記一覧表

 

毛蟹の旬

日高地方

網走・雄武・宗谷 

胆振

登別・白老

十勝・釧路

*各数字で歳時記を表示
旬の食材一覧表→【月別】 旬の食材一覧表 【食の歳時記】

 

毛蟹とは ~解説~

  • エビ目カニ下目クリガニ科に分類される
  • カニは品種が多く、日本だけでも1000種類の蟹がいると言われている
    (世界では4500種)
  • オスの甲長120mm程度で、メスは12センチ程度でオスの方が大きい
  • 楚蟹やタラバガニに比べて小さく可食部が少ない
  • 鍋や熱燗と相性が良く、厳冬に好まれる
  • 北海道を中心に一年中獲れている
  • 産地は大きく分けて4つ(オホーツク、釧路&根室、日高&十勝、噴火湾)
  • 基本的に脱皮直前が旬
  • 流通量が少なくズワイガニよりも高価
  • 一年中おいしく食べれるが、あえて旬と言えば「秋~冬」
  • 「若ガニ」は春先、「堅ガニ」じは冬場に獲れる

味わい
身には甘みがあり、カニミソの量が多い
甲羅の下にたくさん身が詰まっている
メスの足は細く食べ応えがないが、内子(卵巣)が身以上においしい
「若ガニ」=脱皮直後。身がやせているが、甘みがある
「堅ガニ」=脱皮直前。栄養を十分蓄えた状態で最上級でミソの風味が格別
「老ガニ」=甲長が10cmを超えたもの。味が落ちる


 

地方名

  • オオクリガニ
  • クリガニ
  • モズクガニ
 

茹で方

  1. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を入れる(塩は多めの2%~3%)
  2. 甲羅を下にして蟹を入れる
  3. 吹きこぼれないように注意しながら約15~20分ほど茹でる
  4. 茹で上がったら甲羅を上にしてザルにあげる(おか上げ)
    保存するときはこのまま氷水につけ、冷めたらざるにあげる
  5. 茹で上がってすぐに食べるとみずみずしくおいしい
 

目利き

  • 生で購入する時は生きているものが良く、なるべく元気なものを選ぶ
  • 死んだ物は死後劣化が早いので避ける
  • 関節などが黒ずんでいるものは鮮度が落ちているので避ける
  • 重さ400g~600gで甲羅が10cm前後の物がおいしい
  • 外子(外側にでている成熟した卵)の多い物は避ける
  • ずっしりと大きなものが良い
 

毛蟹を使った料理

  • 味噌汁
  • 寿司
  • 塩ゆで
  • 焼き物
  • 缶詰
  • グラタン
  • パスタ
  • サラダ
 

毛蟹の栄養素(食品成分表)

可食部100g当たり

けがに(ゆで)

廃棄率60 %
エネルギー78 ㎉
水分79.2 g
タンパク質18.4 g
脂質0.5 g
炭水化物0.2 g
ナトリウム240 ㎎
カリウム280 ㎎
カルシウム66 ㎎
マグネシウム39 ㎎
リン200 ㎎
0.6 ㎎
亜鉛3.8 ㎎
0.46 ㎎
マンガン0.02 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)3.7 ㎎
ビタミンK
ビタミンB10.07 ㎎
ビタミンB20.23 ㎎
ナイアシン2.4 ㎎
ビタミンB60.13 ㎎
ビタミンB122.5 ㎎
葉酸10 ㎍
パントテン酸0.4 ㎎
ビオチン
ビタミンC
食物繊維(総量)

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表

 

関連記事

鱈場蟹 たらばがに (King crab)
蝤蛑 ガザミ (Swimming crab)
毛蟹 けがに (Hair crab)
花咲蟹 はなさきがに(Hanasaki-crab)
楚蟹 ずわいがに (Snow crab)

蕗の毒素(ピロリジジンアルカノイド)

TOP » ページ 9

※本記事には広告が表示されます。

 

蕗(ふきのとう)とは

蕗(ふきのとう)は日本では昔から食べられてきた和食には欠かせない食材
ほろ苦さと香りが特徴で春を感じさせる食材
基本的にアク抜きして食べられている食材
日本各地の山野に自生している
若芽は「ふきのとう」として食される
ふきのとうは育成中の花茎なので栄養が豊富

蕗についてはコチラ
蕗の薹についてはコチラ

 

ピロリジジンアルカノイド類とは

  1. 国内では食品によるピロリジジンアルカノイド類の健康被害の発生はありません
  2. 植物が作る窒素(N)を含む天然物質の総称
  3. 地球上の被子植物約6000種の植物に含まれていると言われる
  4. 植物が身を守るため、天然毒素を自ら作り出す
  5. 一部の昆虫はピロリジジンアルカノイド類を含む植物を食べたり、蜜を吸ったりして体内に取り込み身を守ることも知られている
  6. 毒素(ピロリジジンアルカノイド)は水に溶ける

ふきのとう(蕗)に含まれるピロリジジンアルカロイド類は以下の3つ
①ペタシテニン
②ネオペタシテニン
③センキルキン

もっと詳しく知りたい方は農林水産省HPへ

 

蕗&ふきのとうのアク抜き手順

 

蕗の場合

  1. 湯をたっぷりと沸かしておく
  2. 蕗に葉がついている時は切り離す
  3. 蕗に塩をまぶし、板ずりする
  4. 素早く(5分以内)に沸騰したお湯にいれ、約3分間茹でこぼす
    (途中上下を入れ替えるように混ぜる)
  5. 茹で上がったら、氷水に取り急冷する
  6. 一本づつ皮を(スジ)を綺麗に取る
  7. 常温で約2時間水にさらしておく

    **上記の方法で毒素(ピロリジジンアルカノイド)は約1/3まで減少する
 

ふきのとうの場合

  1. 湯をたっぷりと沸かしておく
  2. ふきのとうをよく洗い、黒ずんでいる葉は取り除く
  3. お湯に塩を入れる(水8ℓに対して50g程度)
  4. 沸騰したお湯にいれ、約3分間茹でこぼす
    (途中上下を入れ替えるように混ぜる)
  5. 茹で上がったら、氷水に取り急冷する
  6. 茹で上がったふきのとうを常温で約2時間水にさらしておく

    *上記の方法で毒素(ピロリジジンアルカノイド)は約1/3まで減少する
 

さらにピロリジジンアルカノイドを減少させるには

  1. 2時間さらした後、水気をよく切る
  2. 新しい水に変え、冷蔵庫で20時間保存する

もっと知りたい方は農林水産省HP

 

ピロリジジンアルカノイドが含まれるその他の食材

  • はちみつ
    ピロリジジンアルカノイドが含まれる植物を蜜源とするはちみつなどを対象に調査した結果、ほとんどのはちみつのピロリジジンアルカロイド類の濃度は低いことが分かっています
  • 緑茶
    欧州でグリーンティーの中にピロリジジンアルカロイド類が検出される場合があることが報告されています。国内で流通している国産緑茶を調査。
    結果、緑茶のピロリジジンアルカロイド類はすべて定量限界未満で健康への懸念は低いと考えられます。
 

まとめ

  • 蕗(蕗の薹)には天然毒ピロリジジンアルカノイドが含まれている
  • 日本でのピロリジジンアルカノイドによる健康被害は報告されていない
  • ピロリジジンアルカノイド は水に溶ける
  • 蕗(蕗の薹)はアク抜きして食べる
  • アク抜き後、約2時間水にさらすことで毒素は1/3になる
  • さらに20時間水にさらすことで1/10になる
  • 大量に食べたり、食べ続けない限りは健康被害はないと考えられる

海苔 のり(Dried seaweed)

TOP » ページ 9

※本記事には広告が表示されます。

海苔 のり(Dried seaweed)

おいしい時期

のり

*各数字で歳時記を表示

◆月別◆旬の食材一覧表 ~食材カレンダーまとめ~
thumbnail
旬の野菜&果物&魚介類を月別に一覧表にしました。各月の主な行事や草木茶花、季語、古称も掲載しました。献立作りなどに活用してください。
https://japanese-food.net/seasonal-ingredients-table-2/

魚介類の解説

  • 一年中出回るが、11月に摘み取りが行われる(新海苔)
  • 一番最初に摘み採られた海苔は「新海苔」と呼ばれ、やわらかく、香り高い風味が特徴
  • 新海苔は柔らかく、香りが高い
  • 旬の時期に収穫された物は焼くと綺麗な緑色になる
  • グルタミン酸、グアニル酸、イノシン酸を多く含む
  • 生海苔、乾海苔、焼海苔、味付海苔の4種類に分かれる
  • 海苔の基本サイズは縦21cm×横19cm。1枚の平均重量は約3g
  • 10枚束ねたものを1帖と数える
  • 密封して冷蔵庫で保存するとよい(冷凍庫でも可)
  • 4つの状態で売られている
    生海苔=海から刈り取り直後のモノ
    乾海苔=生海苔を洗浄、熟成、成形、乾燥させたモノ
    焼海苔=乾海苔をもっと乾燥させ焼き上げたモノ
    味付海苔=焼海苔に味付けをしたモノ

目利き

  • 色が濃く、光沢があるものが良い
  • 穴が開いているものや透けているようなものは避ける

レシピ

  • 佃煮
  • 揚げ物
  • スープ
  • 和え物
  • サラダ

食品成分表

可食部100g当たり

あまのり(やきのり)

廃棄率0%
エネルギー188㎉
水分2.3g
タンパク質41.4g
脂質3.7g
炭水化物44.3g
ナトリウム530㎎
カリウム2400㎎
カルシウム280㎎
マグネシウム300㎎
リン700㎎
11.4㎎
亜鉛3.6㎎
0.55㎎
マンガン3.72㎎
ヨウ素2100㎍
セレン9㎍
クロム6㎍
モリブデン220㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)25000㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)4.6㎎
ビタミンK390㎍
ビタミンB10.69㎎
ビタミンB22.33㎎
ナイアシン11.7㎎
ビタミンB60.59㎎
ビタミンB1257.6㎎
葉酸1900㎍
パントテン酸1.18㎎
ビオチン46.9㎍
ビタミンC210㎎
食物繊維(総量)36.0g

日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用

小豆 あずき(Red beans)

TOP » ページ 9

※本記事には広告が表示されます。

小豆 あずき(Red beans)
 

小豆の

あずき

*各数字で歳時記を表示

◆月別◆旬の食材一覧表 ~食材カレンダーまとめ~
thumbnail
旬の野菜&果物&魚介類を月別に一覧表にしました。各月の主な行事や草木茶花、季語、古称も掲載しました。献立作りなどに活用してください。
https://japanese-food.net/seasonal-ingredients-table-2/
 

小豆とは(小豆の解説

  • マメ科ササゲ属アズキ亜属
  • 和菓子にはなくてはならない「あんこ」の原料
  • 日本の産地は北海道・丹波・備中が有名
    (北海道は国内の小豆の生産量80%~90%を占める)
  • 鉄、カリウム、ビタミンB1を多く含む
  • 水溶性の食物繊維が多く、便秘や肌荒れ解消に良い
  • 粒の大きさが揃っていて、光沢のあるものが良い
  • 色が均一で濃い紅色の物が良い
  • 市販のあんこは砂糖が多くはいってるので注意が必要
  • むくみ解消(カリウム&サポニン)効果
  • 疲労回復(ビタミンB群)に効果がある
  • 便秘解消(食物繊維)に効果がある
品種用途登頂
大納言赤飯
甘納豆
小倉あん
大きくて色つやがよく、煮崩れしづらい
北海道産、京都産、兵庫県丹波産が有名
中納言
(少納言)
こしあん
つぶあん
大納言よりも粒が小さい
大納言よりもポリフェノールが多く、抗酸化活性が高い
白小豆こしあん
つぶあん
さっぱりとした品のある味
抗酸化活性がほとんどない
希少なため高価
 

小豆のおいしい茹で方

詳しいレシピは→【よくわかるレシピ】あんこの作り方

  1. サッと水洗いする
  2. 鍋にたっぷりの水を入れ火にかけ渋抜きをする
  3. 2回渋抜きをした後に下茹でする
  4. 水が沸騰したら弱火にして、アクを取る
  5. 小豆が水から出ないように差し水をする
  6. 好みの固さになったら蓋をして蒸らす
  7. 好みで味付けする

*小豆は他の乾燥豆と違い、種皮が硬く水で戻りにくい(戻しムラができる)
 結果、煮えムラができるので戻さず炊き上げる

 

小豆の保存方法

  • 虫がつきやすいので風通しの良い場所で保管する
  • 乾燥した唐辛子を入れると虫よけになる
  • 密封する
  • 長く保存するときは冷蔵庫で保存する
 

小豆を使った料理

  • こしあん
  • つぶあん
  • 小豆粥
  • 赤飯
  • 煮物
  • 羊羹
  • サラダ
  • 小豆粥
 

小豆の栄養素(食品成分表

可食部100g当たり

あずき(ゆで)全粒

茹で
廃棄率0 %
エネルギー124 ㎉
水分63.9 g
タンパク質8.6 g
脂質0.8 g
炭水化物25.6 g
ナトリウム1 ㎎
カリウム430 ㎎
カルシウム27 ㎎
マグネシウム43 ㎎
リン95 ㎎
1.6 ㎎
亜鉛0.9 ㎎
0.3 ㎎
マンガン0.44 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム1 ㎍
モリブデン90 ㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)4 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.1 ㎎
ビタミンK3 ㎍
ビタミンB10.15 ㎎
ビタミンB20.04 ㎎
ナイアシン0.5 ㎎
ビタミンB60.11 ㎎
ビタミンB12
葉酸23 ㎍
パントテン酸0.43 ㎎
ビオチン3.3 ㎍
ビタミンC
食物繊維(総量)8.7 g
「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」から引用
 

関連記事

【よくわかるレシピ】あんこの作り方 Red bean paste

TOP » ページ 9

※本記事には広告が表示されます。

 

あんこの英語表記

Red bean paste

 

材料(食材・調味料)

食材

小豆250g
  
  
調味料

※最終的な水の量で調味料の分量は変わる

調味料分量 割合
  
砂糖190g 
2g 

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

小豆の炊き方

①下ごしらえ

小豆①水で洗い、表面についたゴミなどを取り除く
(浮いてきた小豆は取り除く)
※事前に水に浸しておく必要はない

②渋抜き

  1. 小豆をたっぷりの水に入れ、火にかける
  2. 沸騰してきたら、水を全部捨てる
  3. もう一度、たっぷりの水に入れ火にかける
  4. 沸騰してきたら、水を捨てる

③下茹で

  1. 渋抜きが終わった小豆にたっぷりの水を入れ、火にかける
  2. 最初は強火、沸騰してきたら弱火にする
  3. 途中、アクが出るので取り除く
  4. 水が蒸発してくるので、差し水をする
    ※火の通りにムラが出るので小豆が水から出ないように気を付ける
  5. 小豆が柔らかくなるまで煮る
  6. 蓋をしてしばらく蒸らす(30分程度)

④味付け

  1. 小豆が柔らかくなったら砂糖を2~3回に分けて入れる
  2. 最後に塩を入れる
    ※水の量によって、調味料の分量は変わるので加減する
 

小豆について

  • 小豆の状態(古い新しい)によって茹で時間が大幅に変わる
  • なるべく新しい物を購入するとよい
  • 味付け前に止めると色々な料理に使える
  • 圧力鍋を使うと下茹で時間が短くなるが渋抜きは必要

参照→井村屋「あずきはあんになる」

 

よくある失敗と原因

茹でムラがある下茹で時に水から出てる
蒸らしが足りない
硬い下茹で不足
甘い砂糖の入れすぎ
塩辛い塩の入れすぎ
焦げた火が強すぎる
水分が少なすぎる
 

関連記事

小豆 あずき(Red beans)
1月 | 食の歳時記 | 睦月 | JANUARY
2月|食の歳時記|如月|FEBRUARY
大さじ・小さじの重さ一覧表(グラム)

蝤蛑 ガザミ(Swimming crab)

※本記事には広告が表示されます。

TOP » ページ 9
がざみ
 

がざみの英語表記

Swimming crab
Japanese blue crab

 

がざみの旬

がざみ

*各数字で歳時記を表示

 

蝤蛑とは ~解説~

  • エビ目・カニ下目・ワタリガニ科に分類されるカニ
  • 蟹の種類は世界では4500種類、日本では1000種も存在する
  • 渡り蟹と呼ばれることが多い
  • 甲羅の形から「菱ガニ」とも呼ばれる
  • 昔、がざみは東京湾の名物だったが少なくなった
  • 15㎝を超える大型の蟹でオスの方が大きい
  • 国産の活き蟹は産地を問わず高価で取引される
  • 後ろ足が平たく、オールの働きをして泳ぐことができる
  • 産卵期は初夏~秋にかけて
  • 夏は外子を抱え、秋からは内子を抱える
  • 夏に脱皮して、秋には身が入る
  • 漁獲量は夏が多いが冬には少なくなる
  • 漁獲量が少ない秋~冬が美味しい時期
  • 生きた蝤蛑を熱湯に入れると、苦しさのあまり自切して脚がバラバラになる

味わい
非常に淡泊な味わいで甘みがある
秋から冬にかけてのメスは格段においしいとされる
殻は比較的薄くて食べやすく美味である
毛蟹やズワイガニにはない絹のような上品な身質と甘みがある
ミソ、内子もおいしい

 

地方名

  • ワタリガニ
  • ガンチン
  • カゼガニ
  • オドリガニ
  • ガンツ
  • ガネ
  • 豊前本ガニ
 

目利き

  • 出来れば生きているものが良い
  • 手にもって、ずっしりと重い物が良い
  • 甲羅の真ん中を押してみて柔らかくない物(柔らかい物は脱皮したてでおいしくない)
  • ひっくり返して口の周辺が黒ずんでいるものは古いので避ける
 

仲間

  • タイワンガザミ
  • ジャノメガザミ
  • イボガザミ
  • イシガニ
  • ノコギリガザミ
 

蝤蛑を使った料理

  • 蒸し物
  • 焼き物
  • 汁物
  • 鍋物
  • 揚げ物
  • パスタ
 

がざみの栄養素(食品成分表)

可食部100g当たり

がざみ(生)

廃棄率65 %
エネルギー61 ㎉
水分83.1 g
タンパク質14.4 g
脂質0.3 g
炭水化物0.3 g
ナトリウム360 ㎎
カリウム300 ㎎
カルシウム110 ㎎
マグネシウム60 ㎎
リン200 ㎎
0.3 ㎎
亜鉛3.7 ㎎
1.10 ㎎
マンガン0.06 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)7 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)1.8 ㎎
ビタミンK
ビタミンB10.02 ㎎
ビタミンB20.15 ㎎
ナイアシン4.2 ㎎
ビタミンB60.18 ㎎
ビタミンB124.7 ㎍
葉酸22 ㎍
パントテン酸0.78 ㎎
ビオチン
ビタミンC
食物繊維(総量)
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表

 

関連記事

鱈場蟹 たらばがに (King crab)
蝤蛑 ガザミ (Swimming crab)
毛蟹 けがに (Hair crab)
花咲蟹 はなさきがに(Hanasaki-crab)
楚蟹 ずわいがに (Snow crab)

鱪 しいら(dolphinfish)

TOP » ページ 9

※本記事には広告が表示されます。

おいしい時期

しいら

◆月別◆旬の食材一覧表 ~食材カレンダーまとめ~
thumbnail
旬の野菜&果物&魚介類を月別に一覧表にしました。各月の主な行事や草木茶花、季語、古称も掲載。
https://japanese-food.net/seasonal-ingredients-table-2/

魚介類の解説

  • 魚へんに「暑」と書く
  • ハワイではマヒマヒと呼ばれ高級魚として知られる
  • 引きが強く、釣りの対象として人気が高い
  • 暖海を泳ぐので、腸炎ビブリオなどに注意して調理する
  • 産卵期は6月~8月で味が極端に落ちるが漁獲量が多いのは夏
  • 皮が硬く、身が薄い
  • 関東ではあまり食べられていない
  • 新潟や山形では刺身などにして珍重される
  • 鮮度保持が難しい魚

地方名

  • シラ
  • マビキ
  • トウヒャク
  • マヒマヒ
  • マンサク

目利き

  • 身がしっかりしているものが良い

レシピ

  • 刺身・寿司
  • 塩焼き
  • 揚げ物
  • 練り製品

食品成分表

可食部100g当たり

しいら(生)

廃棄率0 %
エネルギー100 ㎉
水分75.5 g
タンパク質21.3 g
脂質1.9 g
炭水化物
ナトリウム50 ㎎
カリウム480 ㎎
カルシウム13 ㎎
マグネシウム31 ㎎
リン250 ㎎
0.7 ㎎
亜鉛0.5 ㎎
0.05 ㎎
マンガン0.01 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)8 ㎍
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD5.0 ㎍
ビタミンE(トコフェロールα)0.5 ㎎
ビタミンK
ビタミンB10.2 ㎎
ビタミンB20.15 ㎎
ナイアシン9.0 ㎎
ビタミンB60.46 ㎎
ビタミンB122.6 ㎍
葉酸3 ㎍
パントテン酸0.36 ㎎
ビオチン
ビタミンC1 ㎎
食物繊維(総量)
「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」から引用

水菜 みずな(Potherb mustard)

TOP » ページ 9

※本記事には広告が表示されます。

水菜 みずな(Potherb mustard)
 

水菜の旬

みずな

3月|旬の野菜・果物 一覧表 おいしい野菜・果物
thumbnail
気温が上がり春の兆しを見せる3月。食材でも春らしい野菜が出てきます。旬の野菜は春キャベツ、土筆、青梗菜、パクチーなど。果物は柑橘系が多く、金柑やグレープフルーツ、はっさくなどがあります。
https://japanese-food.net/march-vegetables-and-fruits/

 

水菜とは~解説~

  • 日本特有の野菜
  • 「京野菜」として有名だが、生産量一位は茨城県
  • 関西では「水菜」、関東では「京菜」と呼ばれる
  • 別名「柊菜(ひいらぎな)」「千筋菜(せんすじな)」「千本菜(せんぼんな)」「糸菜(いとな)」「千筋京菜(せんすじきょうな)」
  • 京都で採れる壬生菜はこの一種
  • 独特の辛味と香りが魅力
    (辛みと香りが肉や魚の臭みを消す働きがある)
  • 肉や魚の臭みを消してくれるので鍋物に最適
  • 歯触りを損なわないように、火を通しすぎないようにするとよい
  • ポリフェノール群が豊富で美肌効果あり
  • 昔は大株の物が売られていたが、近年小株の物が多い
  • 葉先がピンとしていて、みずみずしいものが良品
  • 葉の緑と茎の白い部分がはっきりと分かれているものが良い
 

水菜と相性の良い食べ合わせ

 

水菜の保存方法

  • 乾燥に弱く、葉先から乾燥してくる
  • 新聞紙にくるみビニール袋に入れて野菜室で立てて保存する
  • 乾燥防止のため新聞紙などを蒸らしておくとよい
  • サッと茹で、カットして小分けに冷凍するとよい
 

水菜の主な品種

  • 晩生種京菜
  • 壬生菜
  • 京菜
  • サラダ水菜
  • 千筋京菜
  • 京すだれ
  • 京みぞれ
  • 京のれん
  • 赤水菜
  • 紫水菜
  • 紅法師
 

水菜を使った料理

  • ハリハリ鍋
  • サラダ
  • お浸し
  • 鍋物
  • 漬物
  • 炒め物
  • スープ
  • パスタ
 

水菜の栄養素(食品成分表)

可食部100g当たり

みずな(生)

廃棄率15 %
エネルギー23 ㎉
水分91.4 g
タンパク質2.2 g
脂質0.1 g
炭水化物4.8 g
ナトリウム36 ㎎
カリウム480 ㎎
カルシウム210 ㎎
マグネシウム31 ㎎
リン64 ㎎
2.1 ㎎
亜鉛0.5 ㎎
0.07 ㎎
マンガン0.41 ㎎
ヨウ素7 ㎍
セレン2 ㎍
クロム3 ㎍
モリブデン20 ㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)1300 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)1.8 ㎎
ビタミンK120 ㎍
ビタミンB10.08 ㎎
ビタミンB20.15 ㎎
ナイアシン0.7 ㎎
ビタミンB60.18 ㎎
ビタミンB12
葉酸140 ㎍
パントテン酸0.50 ㎎
ビオチン3.1 ㎍
ビタミンC55 ㎎
食物繊維(総量)3.0 g
「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」から引用
 

関連記事

壬生菜 みぶな(variety of wild mustard)

TOP » ページ 9

※本記事には広告が表示されます。

壬生菜 みぶな(variety of wild mustard)
 

壬生菜の旬

みぶな

1月の旬の野菜と果物: 日本の冬の味を楽しむ – Japanese-Food.net
thumbnail
1月を英語で書くと「January」和風月名は「睦月」(むつき)1月の初めは正月があり、正月の食材が店に並びます。
https://japanese-food.net/january-vegetables-and-fruits/

 

壬生菜とは~解説~

  • 壬生菜は水菜と共に「京菜」と呼ばれ、京野菜のひとつ
  • 水菜の一変種と考えられている
  • 水菜の自然交雑から生まれた品種で水菜の仲間
  • 水菜と違い、葉のふちに切れ込みがなくスプーン状になった葉が特徴
  • 壬生菜はクセのある香りとピリッとした辛味が特徴
  • 壬生菜は露地栽培が中心で12~3月が旬
  • 「丸葉水菜」とも呼ばれる
  • 壬生菜は葉が柔らかく、長期保存には向かない
  • 葉先がピンとしていてみずみずしい物を選ぶ
  • 葉が綺麗な緑色で株がしっかりしているものが良い
 

壬生菜の保存方法

  • 乾燥に弱い
  • 湿らせた新聞紙に包みビニール袋に入れ冷蔵庫で保存する
  • 可能な限り立てて保存する
  • 葉が柔らかく、長期保存には向かない
 

壬生菜の品種

  • 京びいき
  • 京なじみ
  • 京錦
  • 京風味
  • 京奏曲
  • 暁生丸葉壬生菜
  • サラダ壬生菜
 

壬生菜を使った料理

  • 壬生菜の辛し和え
  • 漬物
  • 鍋物
  • 炒め物
  • サラダ
  • お浸し
 

壬生菜の栄養素(食品成分表)

可食部100g当たり

みぶな(生)

廃棄率10 %
エネルギー14 ㎉
水分93.9 g
タンパク質1.1 g
脂質0.3g
炭水化物2.9 g
ナトリウム32 ㎎
カリウム490 ㎎
カルシウム110 ㎎
マグネシウム30 ㎎
リン34 ㎎
0.5 ㎎
亜鉛0.2 ㎎
0.03 ㎎
マンガン0.22 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)1800 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.9 ㎎
ビタミンK160 ㎍
ビタミンB10.04 ㎎
ビタミンB20.07 ㎎
ナイアシン0.7 ㎎
ビタミンB60.11 ㎎
ビタミンB12
葉酸110 ㎍
パントテン酸0.12 ㎎
ビオチン
ビタミンC38 ㎎
食物繊維(総量)1.8 g
「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」から引用
 

関連記事

杏仁霜 きょうにんそう(Almond powder)

TOP » ページ 9

※本記事には広告が表示されます。

杏仁霜
 

杏仁霜とは

  • 読み方は「きょうにんそう」(杏仁霜)
  • 原料は杏(あんず)の種
  • 杏の種の中には「仁(さね)」があり、「仁」を取り出したものを「杏仁(きょうにん)」と呼ぶ
  • 「杏仁」をすり潰したものが「杏仁霜」である
  • 杏仁には苦みの強い「苦杏仁」、甘みのある「甜杏仁」がある
 

杏仁霜の特徴

  • 中国では古くから漢方薬として使われていた
  • 喘息や咳止め便秘を解消する働きもあるといわれている
  • 杏仁霜は非常に高価(一個の杏からわずかしか取れない)
  • 香りが似ているアーモンドパウダーが代用されることが多い
  • アーモンドパウダーとは別物。しかし、英語表記は「Almond powder」となっている
  • 中国ではアーモンドと杏仁の区別がされていないのが「Almond powder」になってることが原因だと言われる
 

重量

小さじ7g
大さじ21g
1カップ280g
調味料別一覧表 / 大さじ&小さじ&カップの重さ(g)
thumbnail
【一覧表】調味料の大さじ・小さじの重さを調べる
https://japanese-food.net/top-page/weight-table/
 

杏仁霜の歴史

  • 中国では古くから漢方薬として使われていた
  • 杏仁は3世紀ごろに編纂された漢方薬書「傷寒論(しょうかんろん)」に登場する
  • 古くから「毒のある薬味」とされており、処方する際は分量を慎重に決めるものだった

調味料別の重量表はコチラ

 

杏仁霜の保存方法

  • 未開封の場合は常温保存
  • 開封後は冷蔵庫保存で早く使い切るのが好ましい
 

杏仁霜の栄養素含有量

可食部100g当たり

杏仁霜

廃棄率0%
エネルギー391㎉
水分
タンパク質3.2g
脂質3.6 g
炭水化物86.4g
ナトリウム
カリウム
カルシウム
マグネシウム
リン
亜鉛
マンガン
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)
ビタミンK
ビタミンB1
ビタミンB2
ナイアシン
ビタミンB6
ビタミンB12
葉酸
パントテン酸
ビオチン
ビタミンC
食物繊維(総量)0.1g

yuuki食品HP から引用

 

関連記事