1月の行事・食べ物・季語・草木茶花まとめ|食の歳時記

1月の食の歳時記
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1月行事食まとめ|正月から大寒まで、行事ごとの食べ物と由来をサッと一覧で確認できます。おせち・お屠蘇・お雑煮・七草粥・鏡開きなどの意味を知れば、同じ料理でも家族の会話が増え、季節感のある献立が作りやすくなります。保育園献立のポイントや、旬食材で手軽に整えるコツも紹介します。迷った日はこのページで完結。

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1月ってどんな時期?

1月といえば何?新年の暮らしと食の特徴

結論、1月は「祝い」と「整える」を同時にやる月。
年始はおせちやお雑煮など“ハレ”の料理で始まり、仕事や学校が再開すると、今度は体調を崩さない“ケ”の食事に切り替わります。

  • 食べ過ぎ・塩分多めになりやすい(おせち・餅・加工品)
  • 冷えや乾燥で体調を崩しやすい(温かい汁物・たんぱく質が助けに)
  • 買い物や家事の負担が重い(時短・まとめ買いが効く)

「行事食=特別な料理」と思うと大変ですが、主役は一品でOK。あとは味噌汁や鍋で整えると、無理なく続きます。

1月歳時記で見る季節感の楽しみ方

結論、1月の季節感は「寒さ」と「新しい始まり」を料理で表現すると出やすいです。たとえば、鍋・煮物・汁物など湯気が立つ料理は見た目だけで“冬”を感じさせます。

  • 香りで季節感:柚子、七草、生姜、みかんの皮など
  • 食感で季節感:もち、根菜のほくほく、あんこのとろみ
  • 色で季節感:白(餅・大根)+緑(菜)+赤(人参・小豆)

「今日は小寒だから鍋」「鏡開きだからおしるこ」みたいに、行事を“献立の理由”にすると、献立決めがラクになります。

主婦と保育園献立で押さえるポイント

結論、家庭も保育園も「安全に・食べやすく・意味が伝わる」が軸です。やることは難しくありません。

  • 家庭:行事の“主役だけ”は外さない(七草粥/おしるこ等)
  • 保育園:誤嚥・アレルギー・味付けに配慮し、伝え方もセットにする
    • 餅は団子・白玉・麩などで代替しやすい
    • 七草は刻む/青菜で置き換えるなど、食べやすさ優先でOK

行事食は「食育のネタ」でもあります。由来を一言添えるだけで、子どもの記憶に残りやすくなります。

1月行事食まとめ|主な行事と行事食一覧

元旦(1月1日)おせち料理

おせち料理の意味と定番
おせちは「新年に火を使う手間を減らし、家族で無事を祝う」ための“保存食+縁起物”です。代表的な意味は次の通りです。

  • 黒豆:まめに働く・健康
  • 数の子:子孫繁栄
  • 田作り:五穀豊穣
  • 紅白かまぼこ:祝い▶色
  • 昆布巻き:よろこぶ
  • 栗きんとん:金運

全部そろえなくてOKです。迷ったら「黒豆+紅白+一品(昆布巻き等)」だけでも正月感は出ます。もっと詳しくおせちの意味を知りたい方は▶おせち料理の意味とは?祝い肴から煮物まで一覧表でわかりやすく解説


屠蘇とその由来と子ども向けの考え方
屠蘇とそは「邪気を払い、一年の健康を願う」薬草酒がルーツです。
家庭ではアルコールが気になるので、子どもには無理に飲ませなくて大丈夫。

  • 大人:お屠蘇(少量でOK)
  • 子ども:屠蘇気分として、梅湯・ゆず湯・甘酒(ノンアル)などに置き換える
  • 保育園:飲み物より「今日は無病息災を願う日」と言葉で伝えるのが安全

お雑煮の地域差と具材の選び方
お雑煮は「家庭のルールが正解」です。地域差は主に3つ。

  • :角餅/丸餅、焼く/煮る
  • :すまし/味噌
  • :鶏・かまぼこ・小松菜・里芋など

献立で迷ったら、具は「鶏+葉物+根菜」でまとまりやすいです。餅が続いて胃が重い日は、餅を減らして“野菜多め雑煮”にすると整います。


三日とろろ(1月3日)

とろろ汁の食べ方
三日とろろは「正月の疲れを整える」寄りの行事食です。山芋(長芋・大和芋)をすって、とろろ汁や麦ごはんにします。

  • 食べ方:麦ごはん+とろろ+ねぎ/海苔
  • 胃が弱い人:だしを効かせて塩分控えめ、温かい汁に
  • かゆい人:体質によっては刺激が出るので無理しない(加熱や量で調整)

人日の節句・七草の日(1月7日)

七草粥の由来と献立例
結論、七草粥は「無病息災」と「正月の食べ疲れリセット」が目的です。
七草がそろわない日は、青菜で置き換えても“行事の意味”は守れます。

  • 献立例:七草粥+焼き魚(少量)+具だくさん味噌汁
  • 子ども向け:七草は細かく刻む/青菜+大根で食べやすく
  • 忙しい日:フリーズドライ七草や、スーパーの七草セットで時短もOK

鏡開き(1月11日)

おしるこ・ぜんざい・あられ
結論、鏡開きは「年神様に供えた鏡餅をいただき、一年の無事を願う」行事です。
刃物で切るのは縁起が悪いとされ、“割る・砕く”表現になります。

  • 定番:おしるこ/ぜんざい
  • 甘いのが苦手:揚げ餅(あられ)+塩、またはお雑煮に戻す
  • 餅が固い:小さく割ってから煮る、または一度水に浸してから加熱(やけど注意)

成人の日(1月第2月曜日)

祝い膳の献立
成人の日は「主役が食べたいもの+縁起の良い一品」で十分お祝いになります。

  • おすすめ献立:赤飯/鯛/茶碗蒸し/汁物
  • 家族で外食っぽく:手巻き寿司、ちらし寿司も手軽で盛り上がる
  • 主婦目線のコツ:前日仕込みできる料理(煮物・茶碗蒸し)を入れると当日がラク

小正月(1月15日)小豆粥

小豆粥とどんど焼き団子
小正月は「正月の締め」として、小豆で厄払い・健康祈願をする流れです。小豆粥は甘くしない“塩粥”が基本で、素朴な味が胃にやさしいです。

  • 小豆粥:小豆+米(塩で調える)
  • どんど焼き団子:地域行事に合わせて(無理に用意しなくてOK)
  • 家庭で簡単に:小豆缶でも“行事を味わう”目的は満たせます

受験シーズンの願掛けメニューと胃にやさしい食事
受験期は「験担ぎ」よりも“体調を崩さない設計”が最優先です。ただ、願掛けは気持ちのスイッチになるので、軽く取り入れるのはアリです。

  • 願掛け例:とんかつ(勝つ)/うどん(太く長く)/五角(合格)形の食材
  • 胃にやさしい軸:雑炊・うどん・湯豆腐・具だくさんスープ
  • 夜食のコツ:油ものを避けて、温かい汁物+消化の良い炭水化物に寄せる

二十四節気と雑節で献立を決める

小寒(1月5日頃)

寒さが増す時期の温かい料理
小寒は「冷え対策」と「体を温める食べ方」を意識すると献立が決まりやすいです。1月前半は正月料理が残りがちなので、無理に新しい料理を増やさず“温かく整える”方向が相性◎。

  • おすすめ:鍋、具だくさん味噌汁、根菜の煮物、湯豆腐
  • ひと工夫:生姜・ねぎ・胡椒など“香り”を足すと満足感が上がる
  • 主婦向け:残り物(煮物・かまぼこ等)を汁物に寄せると片付く

「寒い→汁物」が一番強いです。小寒はこれでOKです。


冬土用(1月17日頃〜2月3日頃)

土用の食べ物と注意点
冬土用は「季節の変わり目なので、無理をしない」が基本です。
土用というと夏の“うなぎ”が有名ですが、土用は年に複数回あり、考え方は共通です。

  • やること:体を冷やしすぎない、胃腸を休める
  • 食べ物の例:温かい汁物、消化のよい煮込み、たんぱく質(魚・豆腐・卵)
  • 注意点:行事を理由に食べ過ぎない(揚げ物・甘いものの連続に注意)

“土用=特別な料理を食べる日”ではなく、“整える期間”として扱うと、献立がラクになります。


大寒(1月20日頃)

大寒卵と寒の水で仕込む食べ物
大寒は「一年で最も寒い時期」。保存食や仕込み文化とつながりが深い季節です。

  • 大寒卵
    大寒の頃に産まれた卵を縁起物として扱う習わし
    食べ方はシンプルが映えます(卵かけごはん/だし巻き/茶碗蒸し)
  • 寒の水
    寒い時期の水を使って仕込むと、雑菌が増えにくく発酵が安定しやすい、という考え方で味噌・醤油・酒など、昔の仕込み文化の背景として語れます

家庭では「大寒=あったかい卵料理+汁物」だけで十分季節感が出ます。

1月の季語・古称|一月季語で季節を言葉でも味わう

1月季語の例|正月の季語と食べ物

季語を少し入れるだけで「ただの献立」が“歳時記っぽい文章”になります。1月は正月由来の季語が多く、食べ物と相性も良いです。

  • 初詣(はつもうで):新年の参拝
  • 初夢(はつゆめ):新年最初の夢
  • 書初(かきぞめ):新年の書
  • 鏡餅(かがみもち)/鏡開き:餅の行事
  • 七草(ななくさ)/七草粥(ななくさがゆ):1月7日
  • 小豆粥(あずきがゆ):小正月の食
  • 寒の入り(かんのいり):小寒~立春前
  • 大寒(だいかん):一年で最も寒いころ

料理名をそのまま季語として使えるものが多いので、難しく考えなくてOKです。


歳時記正月でよく出る言葉と意味

意味を一言で押さえると、由来説明が長くならず読みやすいです。

  • 松の内(まつのうち):門松を飾る正月期間(地域で終わりが違う)
  • 年神様(としがみさま):新年に来る神様。鏡餅やおせちの考え方につながる
  • 若水(わかみず):元旦にくむ水。清らかな水で一年の無事を願う
  • 歯固め(はがため):噛む力・健康を願う食の風習(地域差あり)

「この言葉は何のため?」を押さえると、記事がブレません。


保育園だよりに使える季語の言い換え例

保育園だよりは“やさしい言い換え+短い一文”が読みやすいです。季語は難しい言葉をそのまま使わず、意味が伝わる形にすると安心です。

  • 寒の入り →「寒さが本格的になってきました」
  • 小寒 →「冷え込む日が増えてきました」
  • 大寒 →「一年でいちばん寒いころです」
  • 七草 →「お正月の疲れを整えるごはんです」
  • 鏡開き →「お正月のおもちをいただく日です」

例文
「一年でいちばん寒いころになりました。温かい汁物で体を冷やさない献立を心がけたいですね。」

1月の英語表記と和風月名

英語ではJanuary

1月は英語で January(ジャニュアリー)です。省略形は Jan. がよく使われます。

  • 発音の目安:ジャニュアリー(“ジャ”を強めに)
  • よく使う書き方:January 7 / Jan. 7

短い例文

  • January is the coldest season in Japan.(1月は日本で最も寒い季節です)
  • We eat rice porridge with seven herbs on January 7.(1月7日に七草粥を食べます)

英語表記は、献立カレンダーや保育園の掲示にも使いやすいので、短文を1つ置くと便利です。


和風月名 睦月(むつき)

睦月(むつき)は「仲睦まじく過ごす月」というイメージで覚えると分かりやすいです。正月に親族や人が集まり、交流が深まる月であることから、この呼び名が使われてきました。

文章に入れるなら、短くこの形が読みやすいです。「1月の和風月名は睦月。新年に人が集まり、仲睦まじく過ごす月とされます。」


異名の一覧と使いどころ
異名は“全部覚える必要なし”。季節の雰囲気を出したいときだけ使えばOKです。

  • 初春(しょしゅん):暦の上での春の始まりを感じさせたいとき
  • 正月(しょうがつ):行事の説明に直結
  • 新春(しんしゅん):挨拶文・見出しに使いやすい
  • 元月(げんげつ):少し硬い表現。文章の雰囲気を引き締めたいとき

保育園だよりなら「新春」「正月」あたりが無難で、読み手にも伝わりやすいです。

1月の旬食材|1月の食材で行事食

1月の食材~野菜・果物

選び方と保存のヒント
1月は「根菜+葉物」で献立が安定します。煮る・汁にするだけで冬っぽさが出て、失敗もしにくいです。

  • 根菜:大根、にんじん、ごぼう、れんこん、里芋、長ねぎ
    • 選び方:ずっしり重い・乾いていない・切り口がみずみずしい
    • 保存:新聞紙やキッチンペーパーで包み、冷蔵庫の野菜室へ
  • 葉物:小松菜、ほうれん草、白菜
    • 保存:湿らせたペーパー+ポリ袋で乾燥を防ぐ
  • 果物:みかん、りんご
    • 使いどころ:食後の“季節感”、おやつ、風邪対策の気分づくりにも

正月料理で味が濃くなりがちな時期なので、根菜の煮物・白菜のスープを入れるだけで「整う献立」になります。


1月の食材~魚介類~

寒魚(寒ブリ・寒サバ・寒タラ)と貝類
1月の魚介は「脂がのる寒魚」が主役。焼く・鍋にするだけでごちそう感が出ます。

  • 寒ブリ:照り焼き/しゃぶしゃぶ/大根と一緒に
  • 寒サバ:塩焼き/味噌煮(生姜を効かせると食べやすい)
  • 寒タラ:鍋・湯豆腐に合わせやすい(淡白で家族向け)
  • 貝類(例:牡蠣・あさり等):加熱料理が冬向き。汁物で旨みが出る

忙しい日のコツは「魚は焼く・鍋に入れる」の2択に寄せること。ここを決めると、献立が一気にラクになります。

忙しい家庭向け|旬食材をムダなくそろえる方法

1月は行事が多いので、買い物の回数を減らすほど勝ちです。

  • 1週間の軸を決める:鍋の日/煮物の日/焼き魚の日
  • まとめ買い
    • 根菜セット(大根・にんじん・ごぼう)
    • 葉物1つ(白菜か小松菜)
    • たんぱく源(鶏もも or 魚 or 豆腐)
  • 冷凍で逃げる:カット野菜、冷凍ほうれん草、冷凍きのこで“あと一品”を自動化

「買い物がしんどい」「重い・時間がない」が強い家庭は、食材宅配(ミールキット含む)を選択肢に入れるのも現実的です。たとえばオイシックス系は、献立が決まって届くので「今日は何作る?」を減らせます。寒い日に買い物へ行く回数が減るだけでも、体力と時間が戻ります。▶Oisix(オイシックス)は本当に便利?料金・味・デメリットを調理師が徹底評価

下処理済みの魚が届くサービス(サカナDIY系)も相性がいいです。魚の献立が増えると、1月の季節感が一気に出ます。▶サカナDIYレビュー総まとめ|届いた魚・鮮度・メリット・デメリットを全解説

よくある質問

Q
1月の行事食は何から取り入れるのが簡単?
A

七草粥(1月7日)か鏡開き(1月11日)が一番簡単です。どちらも「一品で行事感が出る」うえに材料が少なくて済みます。

  • 七草粥:米+七草セット(なければ青菜)
  • 鏡開き:餅+あんこ(缶でもOK) or しょうゆ味のあられ

「おせちを全部やる」より、続けやすい行事から入るのが正解です。

Q
七草粥はいつ食べる?子どもが食べやすい工夫は?
A

七草粥は1月7日(七草の日)に食べます。子ども向けは“青っぽさ”と“食感”を消すと食べやすいです。

  • 七草は細かく刻む
  • だしを効かせる(昆布だし・かつおだし)
  • 青菜が苦手なら「大根+青菜少し」でもOK
  • 卵でとじるとまろやかになります(園ではアレルギー配慮)
Q
鏡開きのお餅が固いときはどうする?
A

小さく割ってから加熱すれば解決します。大きいままだと加熱ムラが出やすく、危ないです。

  • おしるこ・ぜんざい:餅を割ってから煮る
  • あられ:小さく割り、しっかり乾かしてから焼く/揚げる
  • 注意:加熱後はとても熱いので、やけどに気をつけてください
Q
1月の献立で体調管理を意識するなら何を足す?
A

1月は「温かい汁物+たんぱく質」を足すと安定します。正月で炭水化物(餅)に寄りやすいので、ここを意識すると整います。

  • 温かい汁物:味噌汁、豚汁、けんちん汁、鍋
  • たんぱく質:魚、鶏肉、豆腐、卵
  • 野菜:根菜+葉物でOK(大根・にんじん・白菜・小松菜など)
Q
保育園で行事食を出すときの注意点は?
A

誤嚥・アレルギー・味付けの3点が最優先です。

  • 餅は出さず、団子・白玉・麩などで代替
  • 七草は刻む/青菜で代替し、食べやすさ優先
  • 由来は長く語らず「今日は健康を願う日」など一言でOK
  • 食材の確認(アレルギー・個別対応)は事前に徹底

まとめ|1月行事食まとめで新年をおいしく楽しもう

1月の行事食は、由来を知ると献立が決めやすくなります。七草粥や鏡開きなど“1品で季節感が出る行事”から取り入れるのが続くコツです。寒い時期は汁物とたんぱく質で体を整え、旬の野菜・寒魚で冬らしさも足していきましょう。

調理師プロフィール画像
この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)
和食の世界で25年以上。旬の食材や家庭でできる調理のコツを、やさしく、わかりやすくお届けしています。料理がもっと楽しく、おいしくなるきっかけになれば嬉しいです。
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