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伊賀焼きとは
- 三重県伊賀市で製造されている焼き物
- 隣の町では信楽焼きが行われる
- 国が指定する「伝統工芸品」の一つ
- 江戸時代に土鍋や陶器を焼き始めたと言われる
- 400万年前は琵琶湖の湖底だったと言われ、生物や植物の遺骸が多く含まれる堆積層からできている
- 蓄熱力が高く、火から下ろしたあともトロ火で煮込むのと同じ温度帯を保つ
- 日本で採れる陶土で土鍋になるほどの耐火度を持つのは伊賀の粗土だけ
- 約1300年前には、古田織部などの指導で伊賀・丸柱で茶陶が焼かれる
伊賀焼きで作られているもの
- IH対応の土鍋
- レンジ調理器
- 土鍋各種
- マグカップ
- ビアジョッキ
- 器各種
- 花瓶
購入後の手入れ(目止め)
★目止めとは
初めて使う土鍋でお粥を炊く事。
お粥を炊くことで米のでんぷん質が土鍋の細かい気功を埋め、水漏れするのを防ぎます。
使い始めの面倒な作業ですが、長持ちさせるために必ず行いましょう
★お粥の炊き方
- 土鍋をよく洗い水気を拭きとる
(ヒビの原因になるので外側の水気はよく乾燥させる) - 乾燥した土鍋に茶碗一杯のご飯と水を8分目入れる
- 吹きこぼれに注意しながら、弱火で炊き込む
- 炊きあがったら、火を止めゆっくりと冷ます
- 完全に冷めたら、お粥を取り出し土鍋をよく洗う
(お粥は温めなおして食べれます)
★注意点
- 米のとぎ汁ではなく、お粥を炊きましょう
- 火にかける前にはよく乾燥してから
- 8分目までの水でゆっくりと時間をかけて
土鍋でご飯を炊く
- 米を洗い、ザルに上げて水気を切る
- 米を土鍋に移し、規定の水を入れる
- (米2合で水400~450ml、米3合で水600~650m)
*土鍋の種類や米の状態で炊き上がりが変わるので2回目以降は調整する - 中火で火にかける
- 沸騰して蒸気が上がってきたら、弱火で約15分
- 火から下ろして約10分蒸らす
★注意点
- 米に水分をしっかりと含ませておく
(無洗米は水に浸す) - 土鍋に米、水を入れたら速やかに火にかける
- 沸騰したら弱火で15分、蒸らし10分
(微妙な火加減、米の状態、土鍋の種類で多少変わる)
伊賀焼き「かまどさん」
- ご飯を炊くための土鍋
- 火加減の調整いらずで炊ける
- 1合炊き~5合炊きまでのラインナップ
- 「かまどさん電気」という電気で土鍋の味を再現できる商品がある
レビュー
★いい点
「かまどさん」料理好きな人にはかなりおすすめです。白飯も炊けますが、炊き込みご飯をする時に重宝します。ちょっと凝った料理をする時にこれの出番です。
ご飯の炊き方の説明書が入っていて、誰でも失敗なく炊けるようになっているのがうれしい。万が一紛失しても、販売元のホームページで細かく書いてくれています。
★悪い点
少しお高いです。料理好きな人なら使うかもしれませんが、そうでない方には少々厳しいかもしれません。
IHには対応していません。