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ビタミンEの英語表記
Vitamin E
栄養素の英語表記一覧表はコチラ→栄養素の英語表記一覧表
ビタミンEの特徴
- 熱に強く、脂溶性ビタミンで油との相性抜群
- 若返りのビタミンと呼ばれる(過酸化脂質の増加を防ぐ)
- 老化防止効果がある(細胞の酸化を防ぐ)
- ビタミンCと一緒に取ると、ビタミンEの抗酸化作用を高めてくれる
- 抗酸化作用が強い(生体膜の機能を正常に保つ、赤血球の溶血の防止、生殖を正常に保つ)
- トコフェロール(α、β、γ、δ)トコトリエール(α、β、γ、δ)に分けられる
- トコフェロール=持続性のある作用。トコトリエール=即効性のある作用
- αトコフェロールは体内で一番多く、生理作用が強い
- 血中のLDLコレステロールの酸化を抑制する
- 赤血球の破壊を防ぐ作用がある
- 2005年はビタミンE(αトコフェロール)と記載されていた
- 食品の酸化防止目的で食品添加物としても使われる
働き
- 抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぐ
- 生活習慣病の予防になると言われる(脳卒中、心筋梗塞)
- 血行を促進する
- 自律神経を安定させる効果がある
- 肌荒れを予防する効果がある(美肌効果)
欠乏症
- 通常の食生活で不足することはない
- ビタミンE欠乏症の発生は稀で、明白な欠乏症状が出ることはない
- ごくまれに神経障害、肩こり、冷え性、ホルモン分泌障害
過剰症
- 一般的な食事内容でビタミンEを過剰摂取することはほとんど考えられない
- サプリメントによる過剰摂取に注意する
ビタミンE(α-トコフェロール)食べ物ランキング
油脂類
食材 | 100ℊ当たりの成分(㎎) |
---|---|
ひまわり油 | 38.7㎎ |
綿実油 | 28.3㎎ |
ぶどう油 | 27.5㎎ |
サフラワー | 27.1㎎ |
米ぬか油 | 25.5㎎ |
種実類
食品 | 100ℊ当たりの成分(㎎) |
---|---|
アーモンド 炒り 無塩 | 28.8㎎ |
ヘーゼルナッツ フライ | 22.2㎎ |
まつ 炒り | 12.3㎎ |
落花生 炒り | 10.6㎎ |
ピーナッツバター | 4.8㎎ |
野菜類
食材 | 100ℊ当たりの成分(㎎) |
---|---|
とうがらし 乾燥 | 29.8㎎ |
ドライトマト | 18.4㎎ |
西洋かぼちゃ 焼き | 6.9㎎ |
モロヘイヤ 生 | 6.5㎎ |
ブロッコリー 焼き | 6.0㎎ |
魚介類
食材 | 100ℊ当たりの成分(㎎) |
---|---|
鮎 内臓 焼き | 23.5㎎ |
すじこ 白鮭 | 10.6㎎ |
からすみ ぼら | 9.7㎎ |
牡蠣 燻製缶詰 | 9.5㎎ |
キャビア 塩蔵品 | 9.3㎎ |
調味料及び香辛料類
食品 | 100ℊ当たりの成分(㎎) |
---|---|
マヨネーズ 全卵型 | 13.1㎎ |
マヨネーズ 卵黄型 | 10.7㎎ |
パセリ 乾燥 | 7.2㎎ |
トマトペースト | 6.2㎎ |
バジル 乾燥 | 4.7㎎ |
引用→「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
ビタミンEの食事摂取基準
ビタミンEについてまとめ
- 脂溶性ビタミン
- ビタミンCと同時摂取で吸収率が上がる
- 老化を防ぐ
- 生活習慣病の予防
- 血行をよくする
- 通常の食生活では過剰症、欠乏症の心配はない