【2026年版】6月の旬の魚介類一覧|プロが選ぶ今食べるべき魚を整理

6月旬の魚介類
6月旬の魚介類
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梅雨で気分が沈みがちな6月ですが、和食の世界では「魚は雨を飲んで旨くなる」と言われるほど、海の幸が充実する特別な季節です。

この記事では、25年以上魚と向き合ってきた調理師の視点で、今食べるべき旬の魚介類10選を厳選。以下の4つのポイントで詳しく解説します。

  • 旬・栄養: 最も美味しく、体に嬉しい時期
  • 選び方・調理法: プロが教える「当たり」の見極めとコツ

衛生面や生ゴミが気になるこの時期だからこそ知っておきたい、「手間をかけずに料亭品質の味を楽しむ方法」までお伝えします。今夜の献立やギフト選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください。


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6月|旬の魚介類|一覧表

甲殻類
川海老かわえび桜海老さくらえび牛海老ブラックタイガー
蝦蛄 しゃこ車海老くるまえび蝤蛑がざみ
毛蟹けがに花咲蟹はなさきがに手長蝦てながえび
頭足類
障泥烏賊あおりいか剣先烏賊けんさきいか鰑烏賊するめいか
赤烏賊あかいか真蛸まだこ
海水魚類
南鮪みなみまぐろ黄肌鮪きはだまぐろ鬢長鮪びんながまぐろ
かつお血鯛ちだいまながつお
疣鯛いぼだい時鮭ときしらず間八かんぱち
平政ひらまさ縞鯵しまあじあじ
きすはもすずき
伊佐木いさき鮎並あいなめさけ
飛魚とびうおいわし白愚痴しろぐち
女鯒めごち真鯒まごち穴子あなご
舌平目したびらめ目板鰈めいたがれいえい
はまちひいらぎ大和魳やまとかます
淡水魚類
ます虹鱒にじます桜鱒さくらます
天魚あなご岩魚いわな山女魚やまめ
あゆうなぎ泥鰌どじょう
貝類
青柳 あおやぎ海鞘 ほや栄螺さざえ
鳥貝とりがいばい常節 とこぶし
帆立貝ほたてがい貽貝いがい岩牡蠣いわがき
あわび板屋貝いたやがいしじみ
エッチュウバイ
その他
雲丹うに鶏冠菜とさかのり
6月の魚介類|一覧表

調理師が教える!6月に絶対食べるべき絶品の「高級魚・お刺身」3選

ジメジメとした梅雨を迎える6月は、さっぱりとした清涼感のあるお刺身が恋しくなる季節です。同時に、この時期は料亭で扱われるような「高級食材」が旬を迎えるタイミングでもあります。

25年、魚と向き合ってきた私が、ご家庭の食卓を高級日本料理店に変える「6月に絶対食べるべき3つの魚」と、お刺身を劇的に美味しくするプロの切り方をご紹介します。

夏を告げる清涼な高級魚!「鱸(スズキ)」

出世魚であるスズキは、6月から夏にかけて「スズキの旬は初夏」と言われるほど脂が乗り、身が白濁して極上の旨味を持ちます。料亭では「洗い(冷水で身を引き締める調理法)」で出されることが多い高級食材です。

調理師
調理師

スズキの刺身をご家庭で切る時は、包丁を寝かせて薄く切る「そぎ切り」が基本です。身がしっかりしているため、薄く切ることで心地よい弾力と上品な甘みが口いっぱいに広がります。

濃厚な脂とコリコリ食感!「間八(カンパチ)」

ブリの仲間であるカンパチですが、ブリが冬に旬を迎えるのに対し、カンパチは夏が旬です。6月のカンパチは脂のノリが最高潮に達し、青魚特有の臭みもなく、お刺身として抜群の人気と高級感を誇ります。

調理師
調理師

カンパチは脂が強いため、少し厚めに切る「平造り」がおすすめです。また、赤い「血合い」の部分は鮮度落ちが早いため、お刺身で食べる際は血合いを少し削ぎ落とすだけで、驚くほど料亭の味に近づきますよ。

初夏のルビー!極上の赤身「南鮪(ミナミマグロ)」

別名「インドマグロ」とも呼ばれ、本マグロと双璧をなす高級食材です。本マグロに比べて酸味が少なく、ねっとりとした甘みが強いのが特徴。6月頃に旬を迎え、お刺身や手巻き寿司の主役として食卓を圧倒的に華やかにしてくれます。

調理師
調理師

スーパーで買ったサク(塊)を切る際、赤いドリップ(水分)が出ていたら要注意!切る前に必ずキッチンペーパーでドリップを優しく、かつ徹底的に拭き取ってください。これだけで生臭さが消え、ねっとりした極上の旨味だけを味わえます。

6月の海が育む「旬の魚」が、ジメジメした食卓を救う理由

6月が旬の魚介類をご紹介する前に、なぜこの時期の魚が梅雨時の食卓にぴったりなのかをお話しします。

先ほど「梅雨の雨を飲んで美味しくなる」とお伝えしましたが、まさにその代表格が「鱸(スズキ)」や「鱧(ハモ)」です。これらは初夏の水をたっぷりと吸い込んだ活きりの良い白身が特徴で、氷水でキュッと締めた「洗い」や「湯引き」にして梅肉を添えて食べると、口の中に清涼感が広がり、梅雨のジメジメとした鬱陶しさを一瞬で吹き飛ばしてくれます。

また、真蛸(マダコ)や泥鰌(ドジョウ)など、疲労回復に効くタウリンやミネラルを豊富に含んだ魚介類が旬を迎えるのも6月の特徴です。気圧の変化や湿度の高さで体調を崩しやすいこの時期、初夏の魚は「美味しくて、しかも体が元気になる」という最高の薬膳にもなります。

憂鬱な雨の季節こそ、食卓には爽やかな海の幸を。それぞれの魚の持ち味を最大限に引き出すプロのコツを知って、美味しく健康に梅雨を乗り切りましょう。


「ジメジメした6月、さっぱりしたお刺身を食べたいけれど…」 「魚をさばいた後の『生ゴミの強烈なニオイ』がキッチンにこもるのが本当に嫌だ…」

もし、そんな梅雨時期の最大のストレスを完全にゼロにして、「切るだけ・解凍するだけ」でプロが目利きした高級魚を楽しめる裏技があるとしたらどうでしょう?

悪臭の原因となる内臓処理はすべてプロにお任せ。生ゴミゼロで食卓を料亭に変える地魚サブスクを、調理師の私が忖度なしでレビューしました。

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6月の魚介類10選

南鮪(ミナミマグロ)

ミナミマグロの刺身(深い赤色の赤身)
赤色が濃く、バランス型の味わいが魅力のミナミマグロ

旬の時期
南鮪(ミナミマグロ/インドマグロ)は南半球に生息するため、日本では季節が逆。一般に日本の春〜初秋にあたる4〜9月が“旬”とされ、水揚げは6〜11月前後という説明もあります。赤身の色が濃く甘みが強いと言われ、近年は冷凍流通が主なので、旬でも結局は「鮮度・解凍・保存」で味が決まります。

主な栄養素
赤身(生)100gで88kcal、たんぱく質21.6g・脂質0.4g。カリウム400mg、リン240mg、鉄1.8mgに加え、セレン73µg。ビタミンはD4.0µg、B6 1.08mg、B12 2.2µg、ナイアシン当量15.0mgなど。食塩相当量0.1g、コレステロール52mgで、低脂質でも満足感が出やすい魚です。

選び方のコツ
刺身用は、濃い赤で透明感があり、表面にみずみずしいツヤがある柵。ドリップ(赤い水分)が少なく、切り口が乾いていないものを選びます。色が黒ずむ/白っぽくパサつく、酸っぱいような臭いは避けたいサイン。冷凍は霜付き・変色・“冷凍焼け”が少なく、解凍手順や「生食用」表示が明確な店だと安心です。

おすすめの調理法
王道は刺身・寿司。赤身は漬け(醤油+みりん等)でコクが増し、たたき(表面だけサッと焼く)にすると香りが立ちます。レアステーキやカルパッチョも合うタイプ。加熱しすぎるとパサつくので短時間がコツ。中トロ・大トロは薄切りで、食べる直前に少し室温に戻すと脂の甘みが出やすいです(温めすぎ注意)。

価格帯
豊洲の冷凍インドマグロ卸は、例として高値4,320円/kg・中値2,056円/kg・安値972円/kg(2026/1/24)。通販例では中トロ100g 1,400円、切り落とし約250g×3で4,890円など。赤身<中トロ<大トロの順に上がり、店頭でも100gで千円前後〜数千円台と幅があります。天然・部位・グレードで大きく変動します。

▶ミナミマグロの詳しい情報はコチラ


鱸(スズキ)

鱸 すずき
鱸 すずき

旬の時期
6月〜8月が旬で「冬のヒラメ、春のマダイ、夏のスズキ」と称される夏の白身魚の代表です。産卵に向けてエサを食べて脂が乗り、淡白な旨味と独特の風味が楽しめます。出世魚で、60cm以上のものをスズキと呼びます。

主な栄養素
タンパク質、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、鉄分が含まれています。低脂肪・高タンパクで消化吸収が良く、各種ビタミンがバランス良く含まれています。

選び方のコツ
目が澄んでいて、体表にツヤがあるものを選びましょう。身に弾力があり、エラが鮮やかな赤色のものが新鮮です。皮がツヤツヤとしていて張りがあるものを選びましょう。

おすすめの調理法
刺身、洗い(刺身を氷水で締める)、ムニエル、ポワレ、ソテー、塩焼きがおすすめです。皮に旨味があるので、皮を炙った炙り刺身も絶品。バターで焼くとスズキ特有の香りが引き立ちます。島根県の郷土料理には「スズキの奉書焼」があります→奉書焼

価格帯
★★☆(中級)比較的手頃な価格で手に入ります。

▶スズキの詳しい情報はコチラ


赤烏賊(アカイカ)

赤烏賊 あかいか(neon flying squid)

旬の時期
赤烏賊(赤いか)は売場ではケンサキイカを指すことが多く、山陰では「白イカ」と呼ばれることも。目安は5〜9月で入荷が増え、最盛期は6〜8月(梅雨〜お盆あたり)。刺身なら甘みがのる7〜9月、子持ちを煮付けにするなら5〜6月が向き。秋口は身が締まり、鮮度の良い釣り物も増えます。産地や漁法で前後します。

主な栄養素
可食部100gで77kcal、たんぱく質17.5g・脂質1.0gと低脂質高たんぱく。カリウム330mg、リン260mg、亜鉛1.3mg、ビタミンB12 2.5µg、E 1.6mgが目立ちます。うま味に関わるアミノ酸(グルタミン酸など)も含有。コレステロール350mg、食塩相当量0.5gは目安です。

選び方のコツ
丸のままは、身が透き通りツヤがあり、触ると強い弾力があるもの。目が澄み、エラが鮮やかで、生臭さが弱い個体が良品です。表面が乾く・身が白く濁る・身割れがあるものは避けます。パックはドリップが少ないか確認。刺身用は“生食可”や下処理済み表示だと安心。買ったら氷で冷やし、冷蔵で当日〜翌日までに。

おすすめの調理法
甘みと歯切れを生かすなら刺身・寿司が王道。火を入れる場合は、皮をむいて短冊にし、天ぷら・フライ・バター醤油焼き・炒め物に。身に細かく切れ目を入れると縮みと反りを防げます。煮付けや炊き込みご飯、アヒージョも合います。加熱しすぎると硬いので、表面が白くなったら早めに。ワタ(肝)は加熱して和え物や塩辛も。

価格帯
相場は旬・産地・サイズで大きく変動。豊洲の卸値は1kgあたり約979円(2025年12月の月報例)。一方、釣り物など上物のケンサキは業務用でkg6,000〜7,000円台の掲載も。産直通販では1kg前後3,800円程度の例も見られます。スーパーの“赤いか”には冷凍の大型種が混ざることがあり、こちらは比較的手頃です。

▶赤烏賊の詳しい情報はコチラ


泥鰌(ドジョウ)

旬の食材|どじょう
旬の食材|どじょう

旬の時期
旬は産卵期前の6〜7月が「いちばん美味しい」とされ、身がやわらかく脂も感じやすい時期。市場でもこの頃が旬として扱われます。江戸では精のつく食材として主に夏に食べられてきました。養殖が多く通年流通しますが、季節感を出すなら初夏〜夏(6〜8月)が目安。ゴボウやねぎと合わせる柳川鍋が定番です。

主な栄養素
可食部100gで72kcal、たんぱく質16.1g・脂質1.2gと高たんぱく低脂質。カルシウム1100mg、リン690mg、カリウム290mg、鉄5.6mg、亜鉛2.9mgも含みます。ビタミンD4.0μg、B2 1.09mg、B12 8.5μgも。コレステロールは210mgなので食べ過ぎはほどほどに。

選び方のコツ
活どじょうは「元気に泳ぐ/動く」「皮膚にヌメリと光沢がある」「腹がふっくら」が目安。逆に、ぐったりして横たわる・体表が乾く・傷や変色が目立つものは避けます。容器の水が強く濁っていたり、ツンとした臭いがする場合も要注意。通販なら“発送方法・到着日”を確認し、届いたら早めに泥抜き→酒通し→塩もみで下処理すると臭みが出にくいです。

おすすめの調理法
定番は江戸の“どぜう鍋”(丸鍋/ぬき鍋)や柳川鍋。泥抜き後、丸鍋は酒で酔わせて臭みを落とし、塩もみでヌメリ取り→割下で煮ます。柳川鍋はゴボウと煮て卵でとじるのが王道。仕上げは刻みねぎ+山椒が最高。ほかに土用のどじょう汁、唐揚げ、蒲焼き、佃煮もおすすめで、小ぶりは丸ごとが食べやすいです。福岡県「柳川鍋」のレシピはコチラ

価格帯
価格はサイズ・活/加工・産地でブレます。参考までに、豊洲市場の平均卸は1kgあたり約2,500円前後の月があり、季節で上下(冬に高く、夏に安い傾向)。通販の活どじょうは1kgで約3,300〜3,700円程度の例も見られます。少量なら200〜500g前後のパックもあり、まずは“試し買い”しやすいです。

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鱧(ハモ)

はも

旬の時期
5月〜6月は「梅雨の鱧」として初夏の旬を迎えます。この時期の鱧は皮が薄く骨も細いため、もっちりとした食感が楽しめます。関西では夏の風物詩として欠かせない高級魚です。

主な栄養素
タンパク質、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、カルシウム、DHAが含まれています。低脂肪・高タンパクで、コンドロイチンも含まれています。

選び方のコツ
皮に光沢があり、身に弾力があるものを選びましょう。切り身は身が透き通っていて、ツヤがあるものが新鮮です。大型のものほど脂が乗って美味しいとされています。

おすすめの調理法
湯引き(骨切りして熱湯にくぐらせる)、鱧ちり鍋、天ぷら、焼き物、鱧すきがおすすめです。梅肉や酢味噌との相性が良く、京料理には欠かせません。骨切りが必要な魚です。

価格帯
★★★(高級)関西の夏の高級魚として高値で取引されます。▶鱧の詳しい情報はコチラ

初夏から夏にかけては
「鱧(はも)しゃぶ」が旬を迎えます
失敗しない選び方はこちら


真蛸(マダコ)

旬の食材|真蛸
まだこ

旬の時期
6月〜9月が旬で、特に6月〜7月は「麦わらダコ」と呼ばれ最高の時期です。産卵に備えて活発にエサを食べるため、身が引き締まり濃厚な旨味が楽しめます。瀬戸内海の明石ダコは特に有名です。

主な栄養素
タンパク質、タウリン、亜鉛、ビタミンB群、ベタイン、グリシンが含まれています。高タンパク・低カロリーのヘルシー食材で、噛み応えのある食感が特徴です。

選び方のコツ
活きているものは元気に動くものを選びましょう。茹でたものは身が張って硬く、足が太く短いものが良品です。明石ダコなど産地ブランドは品質が高く評価されています。

おすすめの調理法
刺身、塩茹で、酢の物、たこ焼き、天ぷら、唐揚げ、煮物がおすすめです。関西では半夏生(7月初旬)にタコを食べる風習があります。さっと火を通すと旨味が増します。

価格帯
★★☆〜★★★(中級〜高級)明石ダコなどブランド品は高級です。

▶マダコの詳しい情報はらコチラ


岩牡蠣(イワガキ)

旬の食材|いわがき
旬の食材|いわがき

旬の時期
6月〜8月が旬で「夏牡蠣」と呼ばれます。真牡蠣と異なり、数ヶ月かけて少しずつ産卵するため、夏場でも身が痩せず濃厚な味わいが楽しめます。天然物が多く、真牡蠣より大ぶりです。

主な栄養素
タンパク質、亜鉛、鉄分、タウリン、グリコーゲン、ビタミンB群、カルシウムが含まれています。「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価が高く、岩牡蠣は「海のチーズ」とも称されます。

選び方のコツ
殻付きは殻が厚く、持ったときにずっしりと重いものを選びましょう。剥き身は身がふっくらとしていて、乳白色のものが新鮮です。変色していないものを選びましょう。

おすすめの調理法
生食(レモンを添えて)、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、フライ、酒蒸し、オイル漬けがおすすめです。火を通しても身が縮みにくく、プリプリとした食感が楽しめます。ワインや日本酒との相性も抜群です。

価格帯
★★★(高級)夏の高級食材として高値で取引されます。

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黒鮑(クロアワビ)

本州以南は10月からが旬
実は巻貝の一種

旬の時期
クロアワビは海藻が豊富な時期に身入りがよく、初夏〜夏〜初秋に“旨味がのる”と言われます。三重では9/15〜12/31が産卵保護で禁漁で、漁は主に1〜9月(地域で解禁は多少前後)。特に5月以降は旨味が増すという案内も。マダカは深場に多く、産卵は秋〜冬、食べごろは春〜秋。刺身向きはクロ寄りです。

主な栄養素
主な栄養は、良質なたんぱく質とミネラル。成分表(クロアワビ生)では100gあたり エネルギー76kcal、たんぱく質14.3g、脂質0.8gと低脂質。鉄2.2mg、ヨウ素200µg、マグネシウム69mg、B1/B2に加え、ナトリウム430mg・カリウム160mgなども含みます(数値はクロ参考)。マダカも同じアワビ類で傾向は近いです。

選び方のコツ
鮮度は“活け”が最優先。殻が欠けておらずツヤがあり、持つとずっしり重いものが◎。身(足)が厚くふっくら、触ると強く吸い付く/身がキュッと縮む個体は元気なサイン。表面が乾いている・身が黒ずんでいる・臭いが出るものは避けます。貝殻の縁が欠けていないかも確認。マダカは殻が丸く高く盛り上がりやすいので、厚みと重量感を特に確認。

おすすめの調理法
クロアワビは刺身でコリッと、火を通すならバター焼き・網焼き・ステーキが鉄板。下処理で表面をたわしで洗い、薄切りにすると食べやすいです。加熱しすぎると硬くなるので短時間がコツ。肝は別にしてソースにしても◎。マダカは生より加熱向きで、酒蒸し(酒+水)→そのまま冷ましてしっとり。煮貝・蒸し物にも合います。

価格帯
相場はサイズ・天然/養殖・産地で激変。例として、アワビの全国平均卸売価格が5,306円/kg(2025年12月)というデータもあります。一方、天然クロアワビは1kgで約29,000円の販売例も。小ぶりの活アワビは50g前後で2,550円の例。マダカ(ビワガイ)も希少で、300〜350gで約1万円、1kg弱で約1.5万円など高級帯が目安です。

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間八(カンパチ)

天然物は6~10月頃が旬のかんぱちの刺身
かんぱち

旬の時期
6月〜9月が旬で、「ブリ御三家」の一つです。冬の寒ブリと夏のヒラマサの間を埋めるように旬を迎えます。天然物は身が引き締まって味が良く、養殖物は通年安定した味わいです。

主な栄養素
タンパク質、DHA、EPA、カリウム、ビタミンB群、ビタミンD、ナイアシンが含まれています。コリコリとした食感と適度な脂が特徴で、温度変化による身の変色が少ない魚です。

選び方のコツ
目が澄んでいて、体表に光沢があるものを選びましょう。身に弾力があり、血合いが鮮やかな赤色のものが新鮮です。切り身は身が透明感のあるピンク色のものを選びましょう。

おすすめの調理法
刺身、カルパッチョ、しゃぶしゃぶ、照り焼き、塩焼き、煮付けがおすすめです。天然物は活け締めして2〜3日寝かせると旨味が増します。さっぱりとした味わいで、夏に食べやすい魚です。

価格帯
★★☆〜★★★(中級〜高級)天然物は高級魚として扱われます。

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海鞘(ホヤ・マボヤ)

旬の魚介類|ほや
旬の魚介類|ほや

旬の時期
6月〜8月が旬です。宮城県が収穫量日本一で、気仙沼が発祥の地です。「海のパイナップル」とも呼ばれますが、実際は脊索動物門に属する海産動物です。旬の時期の独特の甘みが絶品です。

主な栄養素
タンパク質、タウリン、亜鉛、鉄分、グリコーゲン、ビタミンB群、ビタミンE、EPA が含まれています。海のミネラルが豊富で、独特の風味が特徴です。

選び方のコツ
殻付きは表面が鮮やかなオレンジ色で、触ったときに弾力があるものを選びましょう。剥き身は身が透明感のあるオレンジ色で、ツヤがあるものが新鮮です。独特の磯の香りが強すぎないものを選びましょう。

おすすめの調理法
刺身が定番です。酢の物、塩辛、蒸し焼き、炙り、天ぷらもおすすめ。レモンや酢橘を搾ると爽やかに食べられます。独特の風味があるため、好き嫌いが分かれますが、ファンも多い珍味です。

価格帯
★★☆(中級)産地では比較的手頃な価格で手に入ります。

▶海鞘の詳しい情報はこちら 

6月|旬の魚介類まとめ

11月 旬の魚介類
6月が旬のあまえび

6月は梅雨の時期に入り、魚介類も旬を迎えるものが多くなります。
この季節にはアジイサキ、旨味の詰まった岩ガキ、そして柔らかい身が特徴のハモが美味しくなります。特にアジは脂が乗り始め、刺身やなめろう、塩焼きなどさまざまな料理で楽しめます。

岩ガキは濃厚でクリーミーな味わいが特徴で、レモンを絞って生食するのが人気です。ハモは関西を中心に愛される魚で、湯引きや天ぷらにするとふわふわの食感を楽しめます。

これらの旬の魚介類を取り入れることで、季節を感じる食卓を演出できます。

ご家庭で「一番美味しい旬の魚」を手軽に味わうなら

ここまで6月の旬の魚介類をご紹介してきました。スズキやハモなど、梅雨時の魚はさっぱりとした清涼感があり、鬱陶しい気分を晴らしてくれる最高の「高級食材」です。

しかし、気温と湿度が急激に上がるこの時期、ご家庭の台所で魚を一からさばくのには大きなリスクが伴います。

ハモの骨切りや岩牡蠣の殻剥きなど、素人では手が出せない技術が必要なだけでなく、少しの温度管理のミスが食中毒に繋がりかねません。何より、切り落とした内臓などの生ゴミが、ゴミ箱の中で強烈な悪臭を放つのは、この時期最大のストレスですよね。

生ゴミの悪臭や衛生面のリスクを一切抱えることなく、最高の状態で初夏の魚(お刺身や極上の焼き魚)を味わうなら、プロが完璧な衛生環境で下処理を済ませた「地魚の定期便」を活用するのが最も賢く確実な方法です。


💡 調理師からの本音とご提案

専門の調理師による目利きと完璧な下処理。そして細胞を壊さない「プロトン凍結」で届くため、危険な生ゴミは一滴も出ません。

25年魚と向き合ってきた私が、「自分でさばく楽しみが奪われた」と嫉妬したほどの圧倒的な鮮度と手軽さです。

包丁いらず・生ゴミゼロで、梅雨のジメジメした食卓を「高級料亭」に変える裏技を、プロの視点で忖度なしにレビューしました。

>>【実体験】梅雨の生ゴミ臭とおさらば!料亭の味が届く「サカナDIY」の口コミはこちら

・全国の初夏の美味しい旬魚について:全国漁業協同組合連合会 プライドフィッシュ
・梅雨時期の細菌性食中毒の予防について:厚生労働省 食中毒予防の原則
・魚介類の寄生虫(アニサキス等)の注意喚起について:厚生労働省 アニサキスによる食中毒を予防しましょう

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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