甘蕉(バナナ)とは?漢字の読み方・旬・栄養・保存方法まで解説|banana

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バナナの英語・漢字表記と読み方

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バナナは漢字で 「甘蕉(かんしょう/または ばなな)」 と書きます。
読み方としては「かんしょう」が正式な音読みですが、一般的には「ばなな」と読まれることが多く、辞書などでも両方の読みが紹介されています。


漢字「甘蕉」の由来

  • 「甘」=甘い果実
  • 「蕉」=バショウ科(バナナの仲間)の植物を表す漢字
    →つまり「甘蕉」は「甘いバショウの実」という意味を持ちます。

この表記は古風であり、植物図鑑や食品成分表など専門資料で見かける程度ですが、読み方を知っているとちょっとした雑学として楽しめます。

バナナの旬 ~おいしい時期~

バナナの旬カレンダー 国産バナナは7月から9月が旬 輸入バナナは通年 シュガースポットが食べ頃のサイン
国産バナナ(島バナナ)の旬は7月から9月。輸入バナナは通年入手可能です。甘いバナナは皮にシュガースポット(黒い斑点)が出た頃が食べ頃のサインです。

輸入バナナは通年入手可能

日本で販売されているバナナの約99%以上は輸入品です。フィリピン産やエクアドル産のバナナは、一年中温暖な赤道直下の気候で栽培されているため、季節に関係なく安定した品質で入手できます。そのため、スーパーで見かける一般的なバナナには明確な旬はなく、いつ買っても同じ美味しさを楽しめます。

主な輸入先はフィリピン(日本の輸入量の約77%)、エクアドル(約12%)、メキシコ(約5%)

輸入バナナは青いうちに収穫し、日本に到着後にエチレンガスで追熟させて黄色くしてから出荷されます。これにより、長期輸送でも鮮度を保つことができるのです。

国産バナナの旬は7月~9月

国産バナナの旬:5月下旬~10月頃 最盛期:7月~9月(この時期が最も美味しい)

一方、沖縄県や奄美大島、石垣島などで栽培される国産バナナ(島バナナ)には明確な旬があります。国産バナナは輸入バナナに比べて小ぶりですが、濃厚な甘みともっちりとした食感が特徴です。完熟してから収穫するため、輸入品とは一味違う深い味わいを楽しめます。

品種別の旬の時期

国産バナナにはいくつかの品種があり、それぞれ旬の時期が少しずつ異なります:

島バナナ:7月~10月が旬

  • 沖縄で最もポピュラーな品種
  • 小ぶりで濃厚な甘みと独特の酸味
  • もっちりとした食感が特徴
  • 7月~9月が収穫のピーク

三尺バナナ(ドワーフ・キャベンディッシュ):6月~9月が旬

  • 世界中の熱帯地域で栽培される品種
  • 沖縄では「一般的なバナナ」として流通
  • 年間約2,000トンの収穫量
  • 輸入バナナに近い味わい

銀バナナ:6月~9月が旬

  • 一般的なバナナより短く太い形
  • タイでも生産される品種
  • 沖縄県を中心に栽培
  • クリーミーな食感

国産と輸入品の違い

国産バナナ輸入バナナ
7月~9月通年
収穫方法完熟してから収穫青いうちに収穫し追熟
サイズ小ぶり(10~15cm程度)大きめ(18~20cm程度)
味わい濃厚な甘み、もっちり食感さっぱりした甘み、なめらか
価格高め(1本150円~)手頃(1本30~50円)
入手しやすさ限定的(旬の時期のみ)一年中どこでも

国産バナナは輸入品の3~5倍の価格ですが、その濃厚な味わいは一度食べたら忘れられないと評判です。7月の旬の食材一覧はこちら

シュガースポットが食べ頃のサイン

バナナは追熟する果物なので、買った後の保存方法で甘さが変わります。最も美味しいタイミングは、皮に「シュガースポット」と呼ばれる黒い斑点が現れた時です。

シュガースポットとは? 皮が黄色くなった後、表面に小さな黒い斑点が出てきます。これはバナナが十分に熟して糖度が増した証拠です。

食べ頃の見分け方:

  • 黒い斑点が全体の30%程度 → 最高の食べ頃!
  • 斑点なし(全体が黄色) → まだ少し固め、甘みも控えめ
  • 斑点が50%以上、全体が茶色 → 熟れすぎ、早めに食べるか冷凍保存を

輸入バナナでも「旬」がある?

実は、輸入バナナにも比較的多く出回る時期があります。東京都中央卸売市場のデータによると、3月、4月~6月、10月は他の月に比べて取引量が多い傾向にあります。

これは輸入先の気候や需要の波によるもので、この時期は価格も安定していることが多いです。

現役和食調理師のイラスト|25年以上の経験から料理のヒントを伝えます

現役和食調理師のヒント

夏のバナナはそのまま食べるのがおすすめ。
冬のバナナは炒め物や焼き菓子に使うと、加熱で甘みが引き出されておいしくなります。

バナナとは~特徴・種類・栄養の基本解説~

バナナ(banana) は、バショウ科バショウ属に属する果実で、世界中で広く食べられている人気のフルーツです。日本でも朝食やおやつとして親しまれており、手軽で栄養価が高い食品として知られています。


バナナの基本的な特徴

  • なめらかな果肉と、ほどよい甘さ
  • 皮をむくだけでそのまま食べられ、調理不要で便利
  • 腹持ちが良く、エネルギー補給にも向いている

世界と日本でのバナナの立ち位置

  • 世界的にはもっとも流通量が多い果物のひとつ
  • 日本ではほぼすべてが輸入品(主にフィリピン・エクアドルなど)
  • 食卓だけでなく、スムージー・焼き菓子・離乳食・スポーツ補給など幅広く使われる

日本のバナナは「追熟」がポイント

日本に届くバナナは、青く硬い状態で収穫・輸入され、国内で追熟(熟成)されてから出荷。この管理次第で、味や香りに大きな違いが出るため、保存や食べごろの見極めが重要です

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現役和食調理師のヒント

バナナはそのまま食べるだけでなく、てんぷら、バターソテー、カレーの甘み付け、味噌だれとの相性も抜群。冷凍してスイーツにも活用できますよ。

バナナと相性の良い食べ合わせ|甘さ・酸味・塩気とのバランスが決め手

🍫 甘い系との相性

  • チョコレート・ピーナッツバター・はちみつ:おやつや朝食にぴったり。バナナトーストやスムージーに。
  • シナモン・ヨーグルト:香りや酸味と調和し、食べやすさがアップ。

🧂 塩気との相性(甘じょっぱさが魅力)

  • チーズ(クリームチーズ・モッツァレラ):意外な組み合わせだが、塩気が甘みを引き立てて◎。
  • 生ハム・ベーコン:甘さと塩気のコントラストがクセになる。

🍚 和の食材との組み合わせ

  • 味噌だれ+バナナの田楽風:ねっとりした食感が合う意外な一品。
  • 焼きバナナ+しょうゆ+みりん:甘じょっぱく仕上げると、デザートにもおかずにも。
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個人的におすすめなのは、バナナ×ごま×豆乳。スムージーや和風プリンにすると、驚くほど相性が良いです。

バナナの保存方法|常温・冷蔵・冷凍の使い分け

バナナは保存の仕方によって味や風味が大きく変わる果物です。状態や季節に応じて保存法を使い分けるのが、おいしさを保つコツです。


基本は「常温保存」

  • バナナは寒さに弱く、10℃以下になると皮が黒くなったり、追熟が止まることもあります。
  • 風通しのよい室内(直射日光を避けて)で、房のまま吊るして保存すると、痛みにくく長持ちします。
  • 夏場など気温が高すぎる時は、早めに冷蔵・冷凍へ

冷蔵保存

  • 完熟したらラップで包み、野菜室へ。
  • 皮は黒くなりますが、中身の風味や食感はほとんど変わりません
  • カットした場合は、レモン汁を少しかけてからラップすると変色防止に。

冷凍保存

  • 皮をむいてラップで包み、冷凍保存用袋へ。
  • 完熟バナナを冷凍しておけば、スムージーや焼き菓子、バナナアイスにすぐ使える
  • 半解凍すればシャーベット状でおいしく食べられます。

おいしいバナナの選び方

色で見極める

  • やや緑が残る黄色(若いバナナ)
     → 日持ちしやすく、酸味がやや強め。数日かけて熟します。
  • 鮮やかな黄色(食べごろ)
     → 甘みが増して香りも立つ。すぐに食べたいときにおすすめ。
  • 茶色の斑点(シュガースポット)が出たもの(完熟)
     → もっとも甘く、やわらかい。お菓子やスムージー向き。

形・皮の状態

  • 丸みがあり太さが均一なもの:果肉が詰まっていて甘く、ジューシー。
  • 傷や押し跡がないもの:皮が傷んでいると、中身まで変色していることも。

香りもチェック

  • 香りがしっかり立っているものは、熟して甘くなっているサイン
  • 香りが弱い場合は、まだ追熟が進んでいない可能性あり。

旬のフルーツをもっと楽しむなら

国産バナナは希少で手に入りにくいですが、旬のフルーツを定期的に楽しみたい方には、フルーツサブスク(果物の定期便)がおすすめです。

その時期に最も美味しい旬のフルーツが産地直送で届くため、季節ごとの味わいを存分に楽しめます。市場価格より20~30%お得で、スーパーで選ぶ手間も省けます。→ フルーツサブスクおすすめ3選|旬の果物が届く”本当にお得な定期便”を調理師が比較

バナナの栄養素|食品成分表

ばなな
可食部100g当たり

栄養素単位
廃棄率40%
エネルギー93
水分75.4g
タンパク質1.1g
脂質0.2g
食物繊維(総量)1.1g
炭水化物22.5g
ナトリウム
カリウム360
カルシウム6
マグネシウム32
リン27
0.3
亜鉛0.2
0.09
マンガン0.26
ヨウ素
セレン1
クロム
モリブデン7
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)42
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)
ビタミンK
ビタミンB10.05
ビタミンB20.04
ナイアシン0.7
ビタミンB60.38
ビタミンB12
葉酸26
パントテン酸0.44
ビオチン1.4
ビタミンC16
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」
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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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