葉酸どれが多い?野菜・魚・肉の神ランキングTOP10!【保存版】

葉酸って聞いたことあるけど、どの食べ物に多いの?
実は妊娠中はもちろん、日ごろの健康にも大切な栄養素なんです✨
野菜・魚・肉・卵・乳製品の中で、葉酸が多い食品をランキング形式でまとめました!
「どれ食べたらいいの?」って迷ってる人、ぜひチェックしてね

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葉酸とは?その特徴と働き

葉酸(ようさん)は、水に溶けるビタミンB群のひとつで、英語では「Folic acid」といいます。体の中では、細胞をつくる・増やすはたらきをサポートしていて、特にDNAや赤血球の合成に関わっています。

葉酸の主な特徴と働きはこちら

  • 細胞の生成や増殖をサポートする
  • DNAの合成や修復に関わる
  • 赤血球の形成を助ける
  • 妊娠初期の胎児の正常な発育に重要
  • 水溶性で体内にとどまりにくいため、毎日の摂取が大切

また、妊娠初期には赤ちゃんの健康な成長のためにも欠かせない栄養素として知られており、妊活中や妊娠中の女性が意識して摂ることが多いビタミンです。

でも実は、それだけじゃないんです!
葉酸は年齢・性別を問わず、健康的な生活を支えるために日々の食事から摂っておきたい栄養素。体内に長くとどまりにくいので、毎日の食事でこまめに補うのがポイントです✨

 

種類別|葉酸の含有量|トップ10

 

野菜類|葉酸|含有量ランキング

葉酸といえばまずは野菜!
とくに緑の濃い野菜(葉物野菜)には豊富に含まれています。ブロッコリーやほうれん草、枝豆など、身近な食材が上位にランクイン。
加熱で栄養が流れやすいので、調理法にもひと工夫が必要です。

食品100g当たりの含有量
ブロッコリー(焼き)450
ブロッコリー(油いため)340
枝豆(茹で)260
モロヘイヤ(生)250
アスパラガス(油いため)220
芽キャベツ(茹で)220
ほうれん草(生)210
しゅんぎく(生)190
あさつき(ゆで)200
菜花(茹で)190

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

 

魚介類|葉酸|含有量ランキング

旬の食材|うに
うに

魚介類にも意外と葉酸が含まれています。
特に、うにやいくら、ホタテなどが高め!
魚介類ならではのうまみと一緒に、葉酸も効率よく摂れるのがポイントです。

食品100g当たりの含有量
生ウニ360
たたみいわし300
カタクチイワシ(田作り)230
いくら100
粒ウニ98
ほたてがい(生)87
ほたてがい(水煮)83
からすみ62
たらこ(焼き)50
北寄貝(生)45

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

 

肉類|葉酸|含有量ランキング

ビタミンAの含有量ランキング|卵・野菜・魚介のベスト10
鶏のから揚げ

葉酸が多い食材といえば「レバー」が代表格。
レバーが苦手な人は赤身の肉などから少しずつ取り入れるのも◎

食品100g当たりの含有量
スモークレバー(豚)310
フォアグラ(茹で)220
レバーペースト(豚)140
牛かた(焼き)50
はちのこ(缶詰)28
とりもも(唐揚げ)23
ささみソテー19
とりむね(焼き)18
牛もも(焼き)15
牛リブロース(焼き)14

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

 

果実類|葉酸|含有量ランキング

旬の野菜ーいちご

果物に含まれる葉酸は野菜やレバーほどではありませんが、毎日の食事に取り入れやすいのがメリット。
特にアボカド・いちご・マンゴーなどに注目です。
スムージーやデザートに取り入れてみて!

食品100g当たりの含有量
ドライマンゴー260
ドリアン(生)150
ライチ100
いちご90
マンゴー84
アボカド83
まくわうり50
ドラゴンフルーツ44
パパイヤ44
サクランボ42

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

 

嗜好飲料類|葉酸|含有量ランキング

実は飲み物からも葉酸がとれるって知ってた?☕
抹茶・日本茶・紅茶などの茶葉には意外と含まれているんです。
ただし、抽出後は含有量が減るので「おまけ程度に摂れる」と考えて◎

食品100g当たりの含有量
青汁(ケール)820
玉露(抽出液)150
ピュアココア31
かま炒り茶(抽出液)18
煎茶(抽出液)16
ほうじ茶(抽出液)13
ミルクココア12
昆布茶11
ビール(黒)9
インスタントコーヒー8

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

 

葉酸の食事摂取基準|年齢・性別別の必要量を解説!

葉酸は、年齢やライフステージによって必要な量が変わる栄養素です。
ここでは、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2020年版)」をもとに、
年齢別・性別別の1日の推奨量(推奨量=健康な人が十分な栄養を得るための目安)を紹介します。

日本人の食事摂取基準(2025年版)葉酸の推奨摂取量一覧
2025年版|葉酸の推奨摂取量(日本人の食事摂取基準)

葉酸は体内に長く蓄積されない「水溶性ビタミン」なので、毎日の食事でこまめに補うことが大切です。
ただし、過剰摂取にならないようサプリメント使用時は*上限量(1日あたり1,000µg)にも注意しましょう。

 

葉酸の英語表記

葉酸は英語で 「Folic acid(フォリック・アシッド)」 と表記されます。
これは、サプリメントや栄養強化食品などに使われる「合成された葉酸」の名前です。

一方で、食品中に自然に含まれる葉酸は、
「Folate(フォレート)」 とも呼ばれています。


🍀 それぞれの違いを簡単に整理すると…

英語表記説明
Folic acid合成された葉酸(サプリや栄養強化食品に使用)
Folate天然の葉酸(野菜やレバーなどの食品に含まれる)

海外の食品ラベルや論文、栄養学の書籍ではどちらの用語も登場するので、覚えておくと便利です📚✨
また、「葉酸が多い食品」は英語で
“foods high in folate”“folate-rich foods” と表現されることが多いです。

 

葉酸を自然に摂取したい方に

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まとめ|葉酸について覚えておきたいこと

  • 葉酸はビタミンB群の一種で、細胞の生成や赤血球の形成をサポートする栄養素
  • 妊娠中の女性だけでなく、すべての世代に必要な栄養素
  • 葉酸は水溶性のため、毎日の食事でこまめに摂ることが大切
  • 野菜(特に葉物)・レバー・魚卵などに多く含まれる
  • 日本人の推奨摂取量は、成人で240µg/日(妊娠初期は+400µg推奨)
  • 英語では「Folic acid(合成)」「Folate(天然)」と使い分けされることがある
  • 葉酸が不足しないように、いろいろな食品をバランスよく食べよう!
 

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