伊予柑 いよかん(Iyokan)

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伊予柑の旬

いよかん

伊予柑とは ~解説

伊予柑
  • 冬から春(1月〜3月頃)にかけて旬を迎える柑橘類
  • 甘さの中にほんのりと酸味がある、バランスのよい味わいが特徴
  • 果汁が豊富でジューシーな食感
  • 果皮はやや厚めで手でむくことができる
  • 袋(じょうのう膜)はやや厚めで、苦味が気になる場合は果肉だけを取り出して食べる
  • 主に愛媛県を中心に栽培されており、「伊予」の名が由来
  • 生食だけでなく、ゼリーやジュース、マーマレードにも活用されている
  • 品種改良によってさまざまな系統(宮内いよかんなど)が生まれている

栄養

  • 果物の中でも比較的エネルギーが低く、100gあたり約46kcal
  • 水分を多く含み、みずみずしさが特徴的
  • ビタミンCを含む柑橘類の一つ
  • クエン酸を含んでおり、さっぱりとした味わいのもとになっている
  • 食物繊維を含み、果肉や袋部分に多く含まれている
  • カリウムを含む果物の一つで、ミネラルを日常的に摂取する手段としても用いられている

良い伊予柑の見分け方

  • ヘタが小さい物が良い
  • 皮に張りと艶があるものが良い
  • 濃いオレンジ色の物が良い
  • 持った時に重く感じるものが良い

保存方法

  • 風通しの良い常温で保存する
  • 暖房など暖かい場所を避ける
  • 冷蔵庫で保存するときは乾燥しないように袋に入れる

主な品種群

  • 弥生紅(やよいべに)
  • 宮内いよかん

伊予柑を使った料理

  • サラダ
  • ジャム
  • ピール
  • ジュース
  • マリネ
  • ソース
  • ドレッシング

伊予柑の栄養素(食品成分表)

いよかん(生)砂じょう
可食部100g当たり

栄養素単位
廃棄率40%
エネルギー50
水分86.7g
タンパク質0.9g
脂質0.1g
食物繊維(総量)1.1g
炭水化物11.8g
ナトリウム2
カリウム190
カルシウム17
マグネシウム14
リン18
0.2
亜鉛0.1
0.04
マンガン
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)21
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.1
ビタミンK
ビタミンB10.06
ビタミンB20.03
ナイアシン0.3
ビタミンB60.07
ビタミンB12
葉酸19
パントテン酸0.36
ビオチン
ビタミンC35
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

▶ 栄養の全体像を知りたい方はこちら
五大栄養素・ビタミン・ミネラルをまとめたページへ
→ たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなど、健康に必要な栄養素35種類を、分類ごとにわかりやすく解説しています。

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現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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