オイシックス「肉汁つけうどん」はおいしい?国産小麦の生めんが主役の本音レビュー【調理師評価】

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Oisixの期間限定ミールキット「国産小麦100%の麺で!肉汁つけうどん」を調理師の視点でレビューします。現在は販売終了していますが、Oisixは毎シーズン“限定麺シリーズ”を出しており、再販・類似商品の購入を検討する人には十分参考になる内容です。

結論から言うと、家で専門店のつけ麺に近い味が再現でき、国産小麦の生麺が思った以上にレベルが高い。準備は水と鍋だけでOK、工程もシンプルで、料理が苦手な人でも失敗しにくいキットでした。本記事では、実際に作って感じた

  • 麺のクオリティ
  • つゆの味
  • 作りやすさ
  • 良かった点 / イマイチな点

を“期間限定レビュー”として正直にまとめています。再販された場合の検討材料として、また他の限定麺シリーズを選ぶ際の参考として役立ててください。

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結論|このキットはこんな人におすすめ

一言でまとめると——
「家で専門店っぽいつけ麺を手軽に食べたい人」には十分アリ。ただし、再販されたとしても“万人向けではない”ミールキットです。

✔ 特におすすめできるのはこんな人

  • 麺の食感にこだわる人(国産小麦×生麺はレベルが高い)
  • つけ麺の濃い味が好きな人
  • 鍋でゆでるだけのシンプル調理を求める人
  • 季節の限定麺シリーズが好きな人

✔ 逆におすすめしない理由

  • つゆは濃いめなので、あっさり派には向かない
  • 量は“1人前としてはやや軽め”

✔ 総評
期間限定キットとしては完成度は高く、Oisixの「限定麺シリーズはレベルが高い」という印象を強める内容でした。再販された場合や、類似の麺キットを選ぶ際の参考には十分なります。


Oisix肉汁つけうどんの評価ポイント

Oisixの「国産小麦100%の麺で!肉汁つけうどん」は、販売当時の期間限定キットという位置づけでした。人気の有無や再販時期は不明ですが、調理師の視点で見て“評価できたポイント”をまとめると次の3つに絞られます。


国産小麦100%の“生麺”のクオリティが高い
一般的なミールキットの麺は冷凍麺や半生麺が多い中、このキットはしっかりした生麺仕様。「麺が主役」のキットとして十分満足できる品質でした。
✔麺の香りが強い
✔コシが強い
✔家では再現しづらい弾力感


濃いめの肉汁つけだれが麺に合う
醤油ベースの濃いめのつけだれに、豚肉の脂の旨味が乗り、麺との相性が非常に良い “ザ・つけ麺” の構成。家庭の鍋ひとつで完結するのに、外食のつけ麺に寄った味が出せる点はOisixらしい強み。


調理が極めてシンプル
必要なのは水と鍋だけ。麺をゆでる→つゆを温める→盛り付けるという3工程だけで完結するため、Oisixの中でもトップクラスに“作業ハードルが低い”キットのひとつでした。


届いた内容レビュー|セット内容と下処理の丁寧さ

国産小麦100%の麺で!肉汁つけうどん
  • 国産小麦100% 生麺(1玉)
    → 香りが良い。コシの出方が家庭用の麺より明らかに強い。
  • 肉汁つけだれ
    → 豚肉の旨味と醤油のコクがしっかり。
  • きのこミックス水煮
    → 榎、しめじ、なめたけなどの水煮。
  • 国産大豆油揚げ
    → 出汁を吸った油揚げは格別
  • 国産豚小間肉
    → つけだれに旨味を足す構成。脂が少し出るので、麺に絡む。
  • しいたけ
    → 香り付け&食感のアクセント。
  • 長ネギ
    → つけだれに入れるだけで彩りが出る。

作りやすさレビュー|鍋ひとつで迷わず作れる

このキットは Oisixの麺系ミールキットの中でも、作業量が最も少ない部類。必要なのは“鍋ひとつ”だけで、調理工程の迷いがほぼありません。


作り方は実質3ステップ

  1. 具材を切る
     → 油揚げ、豚肉、椎茸をカット
  2. 麺を茹でる
     → 生麺なのでゆで時間が短く、失敗しにくい。
  3. 漬け汁を温める
     → カット済みの豚肉・ねぎ・椎茸、油揚げを温めたつけだれに入れるだけ。

初心者でも失敗しにくい理由

  • つけだれは味が完成しているので“味付け不要”
  • 火が通りにくい野菜がない
  • 盛り付けも麺+つけだれの構成で迷わない

調理の判断が少ないので、料理経験が浅い人でも安定した味が出せます。


実際にかかった時間

  • 目安:約10〜12分
    麺の茹で時間が8分と長めだが、その間につけだれが完成する

電子レンジを使わないぶん、手順はシンプルで“初見で迷わない”のが強み。

味の本音レビュー|生麺の存在感が主役

国産小麦100%の麺で!肉汁つけうどん

「肉汁つけうどん」は、家庭用ミールキットとしては珍しい “生麺の強さ” が明確に味の核になっています。


麺:国産小麦の香りとコシがしっかり主張
生麺ならではの弾力があり、家庭の鍋でゆでるだけとは思えない仕上がり。麺の完成度が高いため、食べていて「麺がメイン」と感じられる構成でした。

  • 香りがよい
  • コシが強い
  • 食べごたえがある

つけだれ:濃厚で“つけ麺好き向け”の味

醤油のキレ+豚肉の脂の旨味で、外食のつけ麺寄りに仕上がっている濃いめの味。きのこやねぎが入ることで、重さが少し緩和され食べやすい。ただし、あっさり系が好きな人には少し重たく感じる可能性あり。


具材:具だくさん
具材はシンプルだが、麺とつけだれの相性を壊さない構成。

豚肉 → 旨味を追加
ねぎ → 香りとアクセント
油揚げ → 出汁を楽しむ
きのこ→食感と味

Oisixの特徴・料金・向いている人を調理師の視点で整理した初心者ガイドも作っています。👉 Oisix(オイシックス)初心者ガイド|特徴・料金・レビューを調理師がわかりやすく整理

イマイチな点

このキットは完成度は高いものの、実際に作ってみて「ここは少し気になる」と感じた点もあります。


麺のゆで時間が長め(約8分)
生麺のクオリティが高いぶん、ゆで時間が約8分と長め。Oisixの他ミールキットが“5〜6分で完成”することを考えると、時短目的で購入する場合はややストレスになる可能性があります。


つけ麺はどうしても冷めやすい
つけ麺全般に言えることですが、麺が冷めやすく、最後の方は温度が落ちやすい。電子レンジで温め直す構成でもないため、“食べ始めの熱さをずっとキープしたい人”には不向きに感じました。

→ 逆に言うと 「最後まで熱々で食べたい」タイプの人より、麺の食感を楽しみたい人向け


向いてる人・向いていない人

向いている人

  • つけ麺の濃い味が好きな人
    → 肉の旨味×濃口つけだれが刺さるタイプ。
  • 麺の食感にこだわりがある人
    → 国産小麦の生麺は家庭用としてはレベルが高い。
  • シンプル調理で満足度を得たい人
    → 鍋ひとつで10分前後で完成。
  • Oisixの期間限定麺シリーズを試したい人
    → 限定麺シリーズの“傾向”を知るには最適。

向いていない人

  • 具材のボリュームを重視する人
    → 麺が主役で、具材は必要最低限。
  • あっさり系のうどんが好きな人
    → つけだれは濃いめなのでミスマッチ。
  • 調理時間5〜6分以内で済ませたい人
    → 生麺ゆで時間8分がネック。
  • 最後まで熱々で食べたいタイプの人
    → つけ麺特有の“冷めやすさ”が気になる可能性あり。

Oisixを始めるならまず読むべきページ

期間限定のミールキットは、再販のタイミングや内容が変わることがあります。Oisixをこれから始める人は、まず全体像を押さえておくほうが失敗しません。

そこで、Oisixのメリット・デメリット・料金・向いている人を調理師の視点で総合評価した“本音レビュー” をまとめています。

この1ページを読むだけで、
・どのミールキットが自分に合うか
・続けるべきか・やめるべきか
・最初に選ぶべきおすすめ商品
がすべて理解できます。Oisix選びを間違えたくない人は、ここからスタートしてください。

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)
和食の世界で25年以上。旬の食材や家庭でできる調理のコツを、やさしく、わかりやすくお届けしています。料理がもっと楽しく、おいしくなるきっかけになれば嬉しいです。
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