【2025年7月レビュー】ポストコーヒーの届いた豆3種を本音評価|味の違い・焙煎度・香りの特徴

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2025年7月のポストコーヒーは、夏にぴったりのセレクション!
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7月のポストコーヒーも、3つの個性あふれる豆がポストに届きました。
私は現在「Medium-Lover」。
今回届いた豆は「中煎り中心」で、夏のアイスコーヒーにぴったりなラインナップ。
3種類の豆を実際に飲んだ感想を、わかりやすくまとめます。

この記事では、届いた豆の味の感想、診断とのズレによる楽しみ方、さらに購入を迷っている方に向けた本音レビューをお届けします。ポストコーヒーをやめなかった理由はこちら

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今月届いた豆のラインナップ

ポストコーヒーの箱の中に入った3種のコーヒー豆と説明カード
コーヒー3種とストーリーカードが丁寧に梱包されています

7月は「浅煎り〜中煎りのバランス型」。
強い苦味は控えめで、果実味・軽い甘さ・スパイス感 の3つがテーマのような組み合わせでした。
アイスでもホットでも楽しめる“夏向け設計”になっており、香りの抜け方や温度変化の違いも分かりやすいラインアップです。

  • ケニア キアンジルファクトリー(浅煎り)
  • エルサルバドル アコパカ パカス ミディアム(中煎り)
  • ポストコーヒーブレンド(中煎り)

それぞれ風味がまったく違うので、飲み比べが最も楽しい月でした。


今月のコーヒーレビュー

ケニア キアンジルファクトリー

ケニア キアンジルファクトリーのコーヒー豆と外袋
グレープフルーツのような果実味が印象的な1杯

焙煎度浅煎り
産地ケニア

フレーバー&香り
カシスやグレープフルーツを思わせる、きゅっと甘酸っぱくジューシーな果実味。香りはフローラル系で、カップに顔を近づけた瞬間に“華やかさ”が分かります。
淹れたては特にシトラス系の爽やかさが前に出て、冷めるとベリーのような甘みが追いかけてくる。浅煎りらしい軽さはありながら、薄いわけではなく芯のある酸味がしっかり残るタイプ。

味の方向性
夏にぴったりな爽やかなコーヒー。果実感たっぷりでアイスコーヒーにするのがおすすめ。

この豆が合う人
夏にぴったりの爽やかなコーヒー。
果実感たっぷりで、アイスコーヒーにしても個性が崩れない。むしろアイスにすると酸の輪郭がくっきりするので、浅煎り好きには“当たり豆”だと思います。
酸味が苦手な人には少し強めに感じる可能性はあります。

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現役和食調理師のヒント

酸味のキレが心地よく、口に含んだ瞬間に柑橘を思わせる爽やかさが広がります。
苦味は控えめで、余韻はすっきり。飲み疲れしないので、昼食後のリフレッシュにぴったりな一杯だと感じました。

エルサルバドル アコパカ パカス ミディアム

エルサルバドル産アコパカ パカスのコーヒー豆とパッケージ
ナッツのような香ばしさとやさしい甘みが楽しめる

焙煎度中煎り
産地エルサルバドル

フレーバー&香り:クラフトチョコを思わせる軽やかな甘み。後味にはシナモンのようなスパイス感と、ほんのりハーバル(ハーブ系)の香りも出てくる。

最初の一口は「甘み → ほのかな酸味 → スパイス → ハーバル」という流れで、中煎りとしては非常に“整った味の階段”を持っている。

味の方向性:酸味・苦味・甘みのバランスが良く、どの温度帯でも破綻しない。
浅煎りほど尖っていないが、深煎りほど重くない“万人受けタイプ”。ミルクとの相性がよく、カフェオレにするとチョコの甘さがより前へ出る

この豆が合う人
甘みやコクのある中煎りが好き
カフェオレでも飲みたい
苦味一辺倒より、複合的な味が好き
バランス型のコーヒーを探している人


ポストコーヒーブレンド

ポストコーヒーオリジナルブレンドの豆とパッケージ
毎月楽しみにしている、安定感のあるバランスブレンド

焙煎度中煎り
産地タンザニア、その他

フレーバー&香り:プラムやアプリコットのような果実感。香りは柑橘の爽やかな風味で、鼻に抜けるときの軽さが心地いい。後味にはシナモンやクローブを思わせるスパイス感があり、どの温度帯でも表情が変わる“優等生ブレンド”

味の方向性:中煎りらしい丸みがあって、酸味・甘味・苦味がバランス良くまとまっている。
浅煎りのような派手さはないが、毎日飲んでも飽きないタイプ。スパイスの余韻が長く、軽い食事と合わせると相性がいい。

この豆が合う人
少しの酸味を許容できる人
スパイス感のある余韻が好き
中煎りの“安定したライン”を探している人
はじめてポストコーヒーを試す人にもおすすめ


今月のまとめ

7月は「浅煎りのキレ × 中煎りの甘み × ブレンドの安定感」が揃った、バランスの良い月でした。特にケニアの浅煎りは、夏場に強い“爽快系のキャラクター”。一方で、中煎り2種は食後や休憩時間に合わせやすく、どちらも落ち着いた味わい。

  • フレッシュで果実感が欲しい人にはケニア
  • 甘みとコクを両立した中煎りが欲しい人はエルサルバドル
  • 飲みやすさ重視ならポストコーヒーブレンド

という住み分けが分かりやすい。
タイプ別に見ても、浅煎り派・中煎り派どちらにも“当たり月” と言える内容でした。

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)
和食の世界で25年以上。旬の食材や家庭でできる調理のコツを、やさしく、わかりやすくお届けしています。料理がもっと楽しく、おいしくなるきっかけになれば嬉しいです。
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