蕗の薹 ふきのとう(Butterbur scape)

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蕗の薹
 

ふきのとうの旬

ふきのとう

1月の旬の野菜と果物: 日本の冬の味を楽しむ – Japanese-Food.net
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慈姑、黒豆、蓮根、大根、金時人参など。なべの野菜も旬を迎えます。白菜や水菜、にらなど鍋によく合う食材が揃っているのも1月の野菜の特徴と言えます
https://japanese-food.net/january-vegetables-and-fruits/
 

ふきのとうとは~解説~

  • 春を告げる爽やかな苦みが特徴
  • ほろ苦い風味でアクが強い
  • 地面から顔を出す姿から春を感じさせる
  • 鮮度が重要で収穫してからの時間と共にあくが強くなり苦みやえぐみが増える
  • 育成中の花茎なので栄養が豊富
  • 苦み成分には新陳代謝を活発にする働きがある
  • 香りには食欲増進効果がある
  • アクが強い山菜でアク抜きが必要
    (塩ゆでして冷水にさらすとアクが抜ける)
蕗の毒素(ピロリジジンアルカノイド)とは [蕗のアク抜き方法]
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ピロリジジンアルカノイドとは植物が身を守るために出す天然毒素の事を言います。国内では食品によるピロリジジンアルカノイド類の健康被害の発生はありません。蕗に毒素(ピロリジジンアルカノイド)が含まれています。正しいアク抜きで除去できます
https://japanese-food.net/pyrrolidinidine-alkaloids/
 

選び方

  • 鮮度がとても重要
  • 葉が開いてなくてつぼみが硬いものが良い
  • 鮮やかな緑色で黒ずんでないものを選ぶ
  • 傷のないものが良い
 

保存方法

  • 蕗の薹は乾燥に弱い
  • 新聞紙にくるみビニール袋に入れて野菜室で保存する
  • 塩ゆで(アク抜き)して冷凍保存可能(ラップなどで包み香りが抜けないように)
    冷凍物を使う時は解凍せずに、凍ったまま使うとよい
  • 蕗味噌などにして保存する
 

ふきのとうを使った料理

  • 蕗味噌
  • 天ぷら
  • サラダ
  • 炒め物
  • お浸し
  • 和え物
 

ふきのとうの栄養素(食品成分表)

可食部100g当たり

ふきのとう(ゆで)

廃棄率0 %
エネルギー31 ㎉
水分89.2 g
タンパク質2.5 g
脂質0.1 g
炭水化物7.0 g
ナトリウム3 ㎎
カリウム440 ㎎
カルシウム46 ㎎
マグネシウム33 ㎎
リン54 ㎎
0.7 ㎎
亜鉛0.5 ㎎
0.20 ㎎
マンガン0.17 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)260 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)2.4 ㎎
ビタミンK69 ㎍
ビタミンB10.06 ㎎
ビタミンB20.08 ㎎
ナイアシン0.5 ㎎
ビタミンB60.07 ㎎
ビタミンB12
葉酸83 ㎍
パントテン酸0.24 ㎎
ビオチン
ビタミンC3 ㎎
食物繊維(総量)4.2 g
「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」から引用
 

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