ビタミンKが多い食べ物ランキングTOP10|納豆・野菜の一覧(µg/100g)

ビタミンKを多く含む食品ランキング|野菜・海藻・発酵食品のトップ10
ビタミンKを多く含む食品ランキング|野菜・海藻・発酵食品のトップ10
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ビタミンKが多い食べ物は納豆・青菜(葉物野菜)・ハーブ類に多いのが特徴です。まずは「どの食品に多いのか」を一気に把握できるよう含有量(µg/100g)ランキングTOP10でまとめました。

ただしビタミンKはパセリや紫蘇(しそ)など“薬味”が上位に出やすい栄養素でもあります。
「数値は高いけど、100gは食べないよね…」となりやすい食品は本文で“参考”として扱いふだんの食事で取り入れやすい納豆・青菜(ゆで)など中心に解説します。

このページを読めば
①ビタミンKが多い食品②現実的に摂りやすい食品③薬味が上位に出る理由がまとめて分かります。

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結論|ビタミンKが多い食べ物ランキングTOP10

※本ランキングは「100gあたり(µg/100g)」の含有量です。パセリ・紫蘇・バジルなど少量で使う薬味類は数値が高く出やすいため参考扱いとし、普段の食事では納豆や青菜(ゆで)など“しっかり食べられる食品”が現実的です。

  1. ひきわり納豆 930㎍
  2. パセリ 850㎍
  3. 紫蘇 690㎍
  4. ほうれん草(油いため)510㎍
  5. ちぢじゆきな(茹で)500㎍
  6. 春菊(茹で)460㎍
  7. モロヘイヤ(茹で)450㎍
  8. バジル 440㎍
  9. あしたば(茹で)380㎍
  10. よもぎ(茹で)380㎍

種類別|ビタミンKの含有量|トップ10

ここからは、ビタミンKを多く含む食品を種類別にTOP10で見ていきます。
ビタミンKはパセリや紫蘇など薬味が“mg/100g換算で上位に出やすい”一方、実際に食べる量は少ないため、ここでは日常的に摂りやすい食品を優先してまとめました。同じ食材でも「生/ゆで」で含有量が変わるので、ランキングは一般的な食べ方に近い調理形態を採用しています。

野菜類|ビタミンK|含有量ランキング

ほうれん草ソテー(ビタミンKが多い野菜の代表例)
ビタミンKが多い野菜の代表例:ほうれん草(ソテー)

ビタミンKは野菜の中でも葉物野菜に多い栄養素です。特にほうれん草は炒めたり茹でたりするとかさが減って食べやすくなるので結果的にビタミンKを摂りやすい食材のひとつ。

このランキングではパセリなどの「少量しか食べない薬味」は参考扱いにし、主菜・副菜として現実的に食卓に出しやすい野菜を中心にまとめました。まずはビタミンKの多い野菜ランキングTOP10(mg/100g)を見て、「いつもの献立に足せそうな野菜」をチェックしてみてください。

食品ビタミンK(μg/100g)
ほうれん草(油いため)510
明日葉(生)500
ほうれん草(茹で)480
春菊(茹で)460
モロヘイヤ(茹で)450
バジル(生)440
ブロッコリー(焼き)380
よもぎ(茹で)380
かぶの葉(ゆで)370
おかひじき(ゆで)360

ビタミンKは青菜に多いですが毎日そろえるのが大変な日もあります。野菜を無理なく増やしたい人は、献立ごと届くミールキットも選択肢です。▶ 調理師が正直に解説:Oisixのデメリット・向かない人

藻類|ビタミンK|含有量ランキング

味付け海苔の写真|藻類のビタミンKランキング
ビタミンKを含む藻類の例:味付け海苔(乾燥品は数値が高く出やすい)

藻類(わかめ・のり・昆布など)はビタミンKを含む食品のひとつです。ただし、ビタミンKの数値は「乾燥」か「戻した状態」かで大きく変わりやすい点に注意が必要です。乾燥品は水分が少ないぶん、100gあたりの数値が高く出やすい一方、実際に食べる量は少なめになりがちです。

以下のビタミンKの多い藻類ランキングTOP10(mg/100g)では、普段の食事で取り入れやすい形(例:戻したわかめ、焼きのり等)を中心にまとめました。汁物・サラダ・副菜に足しやすいので、「野菜だけだと続かない」と感じる人は藻類も上手に使ってみてください。

食品ビタミンK(μg/100g)
味付け海苔650
焼きのり390
昆布の佃煮310
生わかめ140
乾燥わかめ(水戻し)110
塩蔵わかめ(塩抜き)110
刻み昆布91
塩昆布74
ひじき(油いため)43
めかぶわかめ(生)40

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

豆類|ビタミンK|含有量ランキング

納豆を混ぜて箸で持ち上げた様子(ビタミンKが多い豆類)
豆類でビタミンKを摂るなら、納豆は“続けやすくて強い”代表格。

豆類(大豆製品)はビタミンKを摂りたい人にとってかなり現実的な選択肢です。とくに発酵食品の納豆はビタミンK(主にK2)が多く、ランキングでも上位に入りやすい食品のひとつ。毎日の食事に取り入れやすく「野菜だけで摂るのは大変…」という人の助けになります。

このランキングでは豆類・大豆製品のビタミンK含有量を「µg/100g」でまとめました。まずは上位の食品を確認して、朝食(納豆・豆腐)や副菜(煮豆など)で続けやすいものから選んでみてください。

食品ビタミンK(μg/100g)
ひきわり納豆930
油揚げ(焼き)65
がんもどき43
そらまめ(フライビーンズ)38
炒り大豆38
炒り黒大豆32
グリンピース(揚げ豆)24
ひよこまめ(フライ)23
湯葉(生)22
青大豆(茹で)18

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

嗜好飲料|ビタミンK|含有量ランキング

玉露の茶葉(乾燥)|嗜好飲料類のビタミンK含有量ランキング
「玉露/茶」は飲み物ではなく“茶葉(乾燥)”のデータです(浸出液とは別)。

嗜好飲料類の中では、玉露や抹茶など“茶葉そのもの”がビタミンKの数値で上位に出やすいですここでの「玉露」は、飲むお茶(浸出液)ではなく、茶葉(乾燥)のデータとして扱われています。乾燥食品は水分が少ないぶん、µg/100gの数値が高く出やすいのが特徴です。

一方、普段飲むお茶は抽出液なので茶葉ほどの量を摂るわけではありません。このランキングは「嗜好飲料類の中で、成分表上どんな食品が上位になるか」を知るための参考として見てください。日常的にビタミンKを増やすなら、前半で紹介した納豆や青菜のほうが実用的です。

食品ビタミンK(μg/100g)
玉露(茶)4000
抹茶(茶)2900
紅茶1500
青汁1500
煎茶1400
昆布茶13

参考文献「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

成分表の上位はこうなる(乾燥物・茶葉などTOP5)

ここからは参考として、乾燥物を含めて「含有量(µg/100g)」だけで並べた場合に、上位に出やすい食品をTOP5で紹介します。
乾燥品や茶葉は水分が少ないぶん、100gあたりの数値が高く出やすい一方、実際に食べる量は少量になりがちです。そのため、このTOP5は「数値の傾向を知るための参考」として見ていただき、普段の食事で取り入れやすい食品は前半の実用ランキングを目安にしてください。

  1. 玉露/茶 4000
  2. 抹茶/茶 2900
  3. ほしのり 2600
  4. 乾燥わかめ1800
  5. いわのり/素干し 1700

ビタミンKとは?その特徴と働き

ビタミンKを多く含む食品ランキング|野菜・海藻・発酵食品のトップ10
ビタミンKを多く含む食品ランキング|野菜・海藻・発酵食品のトップ10

ビタミンKの特徴

ビタミンKは脂溶性ビタミン(脂に溶けやすいビタミン)の一つで、食品から摂取できるほか、腸内の細菌によって体内でも合成されます。ビタミンKにはいくつかの種類がありますが、栄養学的に特に重要とされているのは以下の2つです。

  • ビタミンK1(フィロキノン)
    主に植物性食品(葉物野菜、豆類、海藻など)に含まれます。
  • ビタミンK2(メナキノン類)
    発酵食品や動物性食品(納豆、チーズ、レバーなど)に多く含まれます。

新生児は腸内環境が整っていないため、ビタミンKの産生が十分ではないといわれています。そのため、医療現場では出生直後の赤ちゃんに対してビタミンKの摂取を行う場合もあります。

出典:厚生労働省「ビタミン(脂溶性ビタミン)」より


ビタミンKの主な働き

ビタミンKは以下のような働きに関与しています:

血管の健康維持に関与
一部の研究では、ビタミンKが血管の石灰化や健康維持に役立つ可能性が示されています。

血液の凝固に関与
出血したときに血を固めるために必要なタンパク質の生成をサポートします。

骨の健康をサポート
骨にカルシウムが沈着するのを助ける働きに関与しているとされています。

ビタミンKの食事摂取基準|年齢・性別別の必要量を解説!

ビタミンKは体内でも一部合成される栄養素ですが、健康的な食生活を送るためには食品からの摂取も大切です。厚生労働省の『日本人の食事摂取基準(2020年版)』では、「目安量(AI)」という形でビタミンKの摂取目安が設定されています。これは、現在の科学的根拠では「推奨量(RDA)」を算定するには不十分であるが、健康な人々の摂取量の実態などから適当と考えられる量を示したものです。

以下は、年齢・性別ごとの1日あたりのビタミンKの目安量(μg)です。

日本人の食事摂取基準(2025年版)ビタミンKの推奨摂取量一覧
2025年版ビタミンKの推奨摂取量(日本人の食事摂取基準)

この表を目安にビタミンKを多く含む食品をうまく食生活に取り入れることがポイントです。
ただし、個々の体調や医療的な判断が必要な場合は、専門家に相談するようにしましょう。

年齢別の食事摂取基準が知りたい方はこちらをご覧ください。▶【2025年度版】日本人の食事摂取基準一覧|年齢別

ビタミンKの英語表記

ビタミンKの英語表記
ビタミンKの英語表記

ビタミンKは英語で Vitamin K(ビタミン・ケイ) と表記されます。食品の栄養表示や海外の文献、サプリメントの成分表などでは以下のような表現が使われることがあります。

一般的な英語表記

  • Vitamin K(ビタミンK:総称)
  • Vitamin K1(ビタミンK1)=Phylloquinone(フィロキノン)
  • Vitamin K2(ビタミンK2)=Menaquinone(メナキノン)

略語表記

  • Vit. K
  • K1 / K2(それぞれの型の簡略表記)

表示例(パッケージや成分ラベルで見かける場合)

  • “Contains Vitamin K1 (Phylloquinone)”
  • “100μg of Vitamin K2 (Menaquinone-7)”

ビタミンKは脂溶性ビタミン(fat-soluble vitamin)に分類されます。英語圏の資料では、「blood clotting(血液凝固)」や「bone metabolism(骨代謝)」などの関連語と一緒に記載されることが多いのが特徴です。

英語での食品ラベルや成分表、レシピなどを知りたい方はコチラを参考にしてください▶栄養素の英語一覧|成分表・食品ラベル・英語レシピで役立つ英語表記&例文まとめ【保存版】

ビタミンKについてまとめ

  • ビタミンKは脂溶性ビタミンで、血液の凝固や骨の健康に関与している栄養素です。
  • 主に ビタミンK1(植物性)ビタミンK2(発酵食品・動物性) の2種類があります。
  • 葉物野菜、海藻類、納豆、抹茶などに多く含まれています。
  • 日本人の食生活では不足しにくいとされていますが、健康的な食生活を保つためには摂取源を意識することが大切です。
  • 英語では Vitamin K と表記され、K1(Phylloquinone)、K2(Menaquinone)などの名前で使われます。
  • 抹茶や納豆などの日本ならではの食品がビタミンKを豊富に含んでおり、日常の食事に取り入れやすいのが特徴です。

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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