苺 いちご(strawberry)

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苺の旬

ハウス栽培

露地栽培

季節ごとの旬の食材をもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。▶ 旬の野菜・魚介【年間カレンダー】

苺とは~解説~

いちご
  • 冬から春にかけて出回る代表的な果物(旬は12月~4月頃)
  • 赤くて艶のある果皮と、甘酸っぱい果汁が特徴
  • 種は果皮の表面にあり、果実の外側にある珍しい構造をもつ
  • 生食のほか、ケーキ・ジャム・スムージーなど幅広く利用されている
  • 品種が豊富で、甘味・酸味・大きさ・香りに個性がある
  • 水分量が多く、みずみずしい食感
  • ビタミンC、葉酸、食物繊維などを含む果物の一つ
  • 傷みやすく日持ちしにくいため、購入後は早めの消費が推奨される
  • 冷凍や加工品(コンポート、ソース)としても活用されている

栄養

果物の中でもエネルギー量が低く、100gあたり34kcalとされている
水分を多く含み、みずみずしくさっぱりとした食感が特徴
ビタミンCを比較的多く含む果物の一つで、日常の食事から摂取される機会が多い
葉酸を含んでおり、栄養バランスを意識した食生活の中で活用されることがある
食物繊維も含まれており、水溶性と不溶性の両方が含まれている
カリウムを含む果物の一つで、ミネラルを摂取できる食品として親しまれている

目利き

  • ヘタの近くまで赤いものが完熟の証
  • ヘタは緑が濃く乾いていないものを選ぶ
  • ヘタは完熟になると反り返る
  • ツブツブがくっきりしているものを選ぶ

保存方法

  • ラップにくるんで野菜室
  • 水気を嫌うので保存するときは洗わない
  • 砂糖をまぶして冷凍可能(シュガーリング)

主な品種群

  • とちおとめ
  • あまおう
  • さちのか
  • 紅ほっぺ
    全部で250種類ほどあるといわれている

苺を使った料理

  • イチゴジャム
  • スムージー
  • いちご酢
  • ケーキ

苺の栄養素(食品成分表)

いちご(生)
可食部100g当たり

栄養素乾燥単位
廃棄率02%
エネルギー32931
水分15.490.0g
タンパク質0.50.9g
脂質0.20.1g
食物繊維(総量)3.01.4g
炭水化物82.88.5g
ナトリウム260
カリウム15170
カルシウム14017
マグネシウム513
リン931
0.40.3
亜鉛0.10.2
0.070.05
マンガン0.220.20
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン9
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)2417
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.70.4
ビタミンK
ビタミンB10.03
ビタミンB20.02
ナイアシン0.10.4
ビタミンB60.010.04
ビタミンB12
葉酸490
パントテン酸0.020.33
ビオチン0.8
ビタミンC062
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

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現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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