虎魚 おこぜ(Devil stinger)

100gの栄養素含有量

おいしい時期

おこぜ

*各数字で歳時記を表示

 

魚介類の解説

  • 背びれに毒のあるトゲがあるので取り除いて調理する
  • 鱗がなく、皮は厚く、骨は柔らかい
  • 柔らかい白身でクセがない
  • 産地によって旬の時期がことなる
    (長崎県=冬、三重県=夏とされる)
  • 産卵期は7~8月
  • 一般的に産卵期前が栄養を蓄える時期なので旬
  • 市場には常に出回り、味も季節による差が少なくおいしい

地方名

  • ヤマノカミ
  • アカオコゼ
  • イオコゼ
  • オコジ
  • ツチオコゼ
  • オコウジン
  • ボウチョウカサゴ

目利き

  • 基本的に活〆された物がよい
  • 野締め(漁の時に死んだ物)は生食しない
  • 触って張りのある物をえらぶ

下処理

  1. 背びれの両側に包丁を入れ、背びれを取り除く(背びれは後からでも毒が効いているので注意する)
  2. 鱗がないので塩を振って、ぬめりを取る
  3. 骨、頭、ヒレは二度揚げして食べられる

レシピ

  • 刺身・寿司
  • 煮物
  • 唐揚げ
  • 鍋物
  • 汁物

食品成分表

可食部100g当たり

おこぜ(生)

廃棄率60%
エネルギー85㎉
水分78.8g
タンパク質19.6g
脂質0.2g
炭水化物0.2g
ナトリウム85㎎
カリウム360㎎
カルシウム31㎎
マグネシウム26㎎
リン200㎎
0.4㎎
亜鉛0.7㎎
0.03㎎
マンガン0.21㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)2㎍
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD1.0㎍
ビタミンE(トコフェロールα)0.4㎎
ビタミンK
ビタミンB10.01㎎
ビタミンB20.12㎎
ナイアシン2.4㎎
ビタミンB60.08㎎
ビタミンB120.6㎎
葉酸3㎍
パントテン酸0.51㎎
ビオチン
ビタミンC
食物繊維(総量)

日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用