【調理師が厳選】BBQ肉セット通販おすすめ|人数・予算別に外さない選び方

BBQグリルで肉を焼いている様子(牛肉中心のバーベキュー) TOP
BBQの肉選びは「部位・量・段取り」でほぼ決まります。
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BBQ(バーベキュー)の肉選びって意外と難しいですよね。

  • 何を買えば外さない?(部位・量・バランス)
  • 足りないのが怖い。でも余らせたくない
  • 当日バタついて焼きすぎて硬くなる…

このページではBBQでありがちな失敗(硬い・足りない・焦げる)を避けるために、「人数別・予算別」に“外さない肉セット”を選べる形で整理しました。商品は「BBQ向きに組まれているか」「量と人数目安が明確か」「焼きやすい構成か」を基準に厳選しています。

迷ったら、上から順に 人数 → 予算 の順で選べばOKです。焼く前の準備や段取りまで含めて、BBQ全体の成功率を上げたい方は、こちらもあわせてどうぞ。
BBQで失敗しない肉の選び方(部位・量・下ごしらえ)

※本記事には広告が表示されます。

結論

BBQの王道(塩コショウ)とラク派(たれ漬け肉)の焼き方イメージ
迷ったら「王道バランス」か「たれ込みでラク」の2択でOK

迷ったらこの2択でOK(BBQ初心者ほど失敗しない)
BBQで外さないコツは、「バランス型」か「味付けラク型」のどちらかに寄せるだけです。

王道バランスで外したくない人(迷ったらコレ)

和牛国産牛専門店「おろちょく」
 三種の焼肉セッション 1kg(カルビ400g+ロース/モモ各300g)

  • 向いてる人:家族BBQ/“脂も赤身も欲しい”/途中で飽きたくない
  • 失敗しにくい理由:脂×赤身の比率が最初から整って、焼き役がラク
  • おすすめの使い方:まず赤身→後半に脂で盛り上げる(胃が疲れにくい)

※売り切れ・販売終了の場合は ▶BBQ・キャンプ向け一覧へ


焼くだけで盛り上げたい人(たれ込みでラク)

▼やまなかや:プロ品質!BBQセット1kg【元祖本だれ付】

  • 向いてる人:大人数/買い出しを減らしたい/味付けで迷いたくない
  • 失敗しにくい理由:味が決まりやすく、“とりあえず焼けば成立”する
  • 注意点:タレは焦げやすいので、強火に置きっぱなしにしない


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人数で選ぶ(2/4/6/10人)

BBQの人数別に必要な肉の量の目安(2人・4人・6人・10人)
足りない・余るを防ぐには、まず人数で量を決めるのが最短です。

2人なら「希少部位」

2人でまったりバーベキューをするなら量を増やすより希少部位を少しずつ食べ比べるほうが満足度が上がります。三角バラ・カイノミ・フランクなど、“焼くたびに味が変わる”セットが向いています。
量の目安:大人2人で600〜700g(よく食べる人がいるなら+100〜200g)
※どの部位が食べたい?その感覚だけで選ぶと楽しみが増えます
おろちょく希少部位一覧

4人なら「王道バランス1kg」

4人でバーベキューは焼き役が1人いても他の3人が会話を回せるちょうどいい人数です。肉も「脂がうまい部位」と「さっぱり赤身」を混ぜるだけで、“次はどっち焼く?”が自然に盛り上がるようになります。

量の目安:大人4人で1.0〜1.2kg(サイド多めなら1.0kg/肉メインなら+200g)
「焼肉」「1kg」「盛り合わせ」ものを選ぶ満足度が上がります。
おろちょくのセット&詰め合わせ商品を見て決める

6人なら「ラクに回る段取り」

6人でのバーベキューは盛り上がる一方で焼き役が忙しくなって“待ち時間”が出やすい人数です。ここは味付け済みのセットを軸にすると、焼き台の前で「次これ焼こう」「これもう食べ頃」が回りやすく場のテンポが落ちません。※タレは焦げやすいので、強火に置きっぱなしにせず「焼き色→弱火で火入れ」が鉄板です。

量の目安:大人6人で1.5〜1.8kg(よく食べる人が多いなら2.0kg寄り)。
※秘伝の熟成タレ焼きのハラミとカルビがおすすめ。タレは全量の半分にすると満足度が上がります。▶ やまなかや秘伝の熟成タレ肉を見る

10人なら「大容量+回転重視」

10人以上になると好みも食べる量もバラバラで、バーベキューは“肉を選ぶ”より“回す”イベントになります。ここは大容量セットを軸にして焼き台の前で「焼けたら取り分ける→次をのせる」を回すと誰かがずっと待つ状況を作らずに済みます

量の目安:大人10人で2.5〜3.5kg(子ども多めなら下限/肉メインなら上限)
※タレ焼きは味変で強いけど、全部タレにしない(焦げやすい&後半きつい)
やまなかや秘伝の熟成タレ肉から選ぶ
おろちょくのセット&詰め合わせ商品を見る

ここで出てきた「カルビ・ハラミ・希少部位」は、実は“向き不向き”がはっきりあります。焼きやすさや硬くなりにくさまで含めて、部位ごとの違いを図でサクッと確認できます。▶ 牛肉の部位一覧|特徴・おすすめ料理を調理師が解説【保存版】


予算別

予算別(〜5,000円/〜10,000円/〜20,000円)のBBQ肉の買い方イメージ
予算は「牛の主役感+足し算(ウインナー等)」で満足度が変わります。

この買い方なら外さない(牛で主役、あとは満足度を足す)
予算で迷うときは牛をどれだけ主役にするかで決まります。この章では「牛で満足感を作りつつ、残りで失敗を防ぐ」買い方を 5,000/10,000/20,000円で整理しました。

〜5,000円前後:とにかく安価

この予算は通販で牛だけを揃えようとすると無理が出ます。牛は主役分だけ確保して、あとは豚・鶏・ウインナーなどで“満足度の底上げ”をするのが一番失敗しません。

  • 牛(主役):300〜400g
  • 豚 or 鶏:400〜600g(焼きやすい部位でOK)
  • ウインナー:1袋

やまなかやの熟成タレの肉を見る
※ハラミ、カルビのたれ焼きがおすすめ

〜10,000円:迷ったらココ

牛を“ちゃんと主役”にできるライン(4人目安)
10,000円があるとバーベキューは一気に楽になります。牛を1kg前後で主役にしてあとはウインナーを足すだけで成立します。

  • 牛(主役):800g〜1.2kg
  • ウインナー:1袋(箸休めに強い)
  • 余裕があれば 鶏もも を少し(串にすると焼きやすい)

10,000円までの商品をおろちょくで見る
※600g~800g程度の牛肉を選ぶとベスト

    〜20,000円:「特別感」を出す

    イベント・来客は「特別感」を混ぜると勝てる
    20,000円あるならここは「種類を増やす」より 足りない不安を消すのが正解です。牛を2kg前後で土台にして、牛たん/希少部位を少し混ぜると一気にイベント感が出ます。

    • 牛(主役):1.8〜2.5kg(人数で調整)
    • 盛り上げ枠:牛たん or 希少部位 300〜500g
    • つなぎ枠:ウインナー(必須)

    牛タンと希少部位で「特別感」を出すことで満足度が上がる
    詰め合わせセットを見る(おろちょく)
    盛り上げ枠の熟成牛タンを見る(やまなか家)

    予算に余裕があるなら、量を増やすより「一口で分かる特別感」を足すのが満足度が上がります。ご当地のブランド牛を選びたい人は、都道府県別の一覧から探すのが早いです。▶全国ブランド牛一覧|47都道府県の銘柄牛を調理師が解説【保存版】


    【比較表】人数別・予算別の比較表

    人数別の比較表|足りない肉を解消

    人数肉の量の目安満足のいく買い方
    2人600〜700g希少部位の食べ比べ
    量より「違い」を楽しむと満足度が上がる
    4人1.0〜1.2kg王道バランス(脂×赤身)
    焼き待ちが減ってテンポ良く進む
    6人2.0kg前後牛だけ2本立て(カルビ1kg+ハラミ1kg)で迷わず回る
    10人3.5〜4.5kg1kgパックを積む
    カルビ2kg+ハラミ2kgが基準。足りない事故を潰す

    予算別の比較表|この買い方なら外さない

    予算想定人数の目安満足のいく買い方
    〜5,000円2〜3人牛は主役分だけ+ウインナー等で底上げ(無理に全部牛にしない)
    〜10,000円4人牛を1kg前後で主役に。あとは味変・保険(ウインナー)で完成
    〜20,000円6〜8人量で安心+ごちそう枠を少し(イベント感は“少量の特別”で作る)

    詰め合わせセットを見る(おろちょく)
    熟成牛タンを見る(やまなか家)

    「牛ばかりだと重いかも」「豚・鶏も少し入れたい」など、全体の組み立てに迷ったら一度ここに戻るのが近道です。肉の種類ごとの特徴と、BBQで外しにくい使い分けをまとめました。▶【調理師が解説】肉の種類と特徴まとめ|料理別のおすすめ部位も紹介


    注文〜当日までの流れ

    クーラーボックスで肉を保冷して持ち運ぶイメージ(BBQ当日の温度管理)
    当日の失敗は“焼き方”より「温度管理と段取り」で防げます。

    BBQ当日の失敗は、肉の質より 「準備の遅れ→焼きすぎ」で起きがちです。ここだけ押さえれば、硬い・焦げる・間に合わないをまとめて防げます。

    注文後にまず確認すること

    □ 商品到着予定日
    □ バーベキュー開催の時間帯
    □ 肉の冷凍冷蔵の状態を確認
    □ 人数と肉の量の確認

    前日:冷凍は「冷蔵庫へ移す」が基本(解凍で味が決まる)

    1. 冷凍品は前日の夜に 冷蔵庫へ移してゆっくり解凍がいちばん効率的。
    2. 夏は全部を解凍しきらないのもアリ。
      → 数パックは“半解凍〜冷凍寄り”で持っていくと、保冷剤代わりになって安心です。
      ※常温解凍はドリップが出やすく、食感も落ちやすいので避けたいです。
    3. クーラーボックスの状態、保冷材の確保

    当日朝:持ち運びは「温度管理」だけ意識すればOK

    • 肉は クーラーボックスの底(冷える場所)に置く
      保冷剤や保冷剤代わりにした冷凍品は底へ
    • 開け閉めが多いなら 小分け(出す回数を減らすと温度が上がりにくい)
    • タレ焼きは焦げやすく、最初から焼かないので底のほうへ

    焼く直前:出す順番を決める(焼きすぎ防止)

    当日バタつくと強火に置きっぱなしになって硬くなります。段取り良く、食べるペースなどの状況を見て焼き進めるのがコツ。

    • 最初に出す:赤身/ハラミ系(焼きすぎ注意)
    • 中盤:カルビ系(盛り上げ枠)
    • 終盤:タレ系(焦げやすいので弱火運用)

    ついでに1つだけ(肉のための段取り)

    野菜のカットや串は肉とは別だけど “焼き役が手を取られて肉を放置する原因”になります。前日か当日朝に終わらせておくと、食中毒のリスクを下げることができます。


    まとめ

    BBQの準備が整ったテーブルのイメージ(肉と食材が揃った状態)
    あとは在庫のある中から選ぶだけ。気持ちよくBBQを楽しみましょう。

    ここまで読めば、べーべキューの肉選びはもう難しくありません。失敗の原因は「いい肉を買えないこと」ではなく、部位・量・下ごしらえのズレで起きます。
    迷ったら、やることは3つだけです。

    • 人数に合わせて量を決める(足りない・余るを防ぐ)
    • 牛は「カルビ+ハラミ」で軸を作る(満足感と食べやすさが両立)
    • 当日は温度管理と焼き順だけ意識する(硬い・焦げるを防ぐ)

    あとは、あなたの人数に合う形で「在庫のある商品」から選べばOK。BBQ当日に慌てないために、先に肉だけ決めておきましょう。ここまで読んだあなたなら、BBQの肉選びはもう迷いません。失敗を防ぐポイントは「部位・量・段取り」の3つだけ。あとは“在庫のある商品”から選べばOKです。

    目的別に選ぶなら

    当日は「温度管理」と「焼き順」だけ意識すれば、硬い・焦げる・足りないの失敗はかなり減ります。楽しいBBQになりますように。

    調理師プロフィール画像
    この記事を書いた人
    現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)
    和食の世界で25年以上。旬の食材や家庭でできる調理のコツを、やさしく、わかりやすくお届けしています。料理がもっと楽しく、おいしくなるきっかけになれば嬉しいです。
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