おいしい時期
さわら
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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*各数字で歳時記を表示
魚介類の解説
- 出世魚 サゴシ(サゴチ)→ヤナギ(ナギ)→サワラ
- 40~50cm→サゴシ(サゴチ)・50~60cm→ヤナギ(ナギ)・60cm以上→サワラ
- 昔はあまり獲れず、高級魚→今は漁獲量が増え安定
- 冠婚葬祭、懐石料理によく使われる魚
- 名前の漢字のごとく「春の魚」
- 岡山県では非常に好まれ、「鰆の値段は岡山で決まる」とまで言われる
- 産卵を終えたばかりの物はおいしくない(産卵は初夏)
- サゴシ(サゴチ)は年間を通して入荷が多い
- 鰆は大きくなるほど値段は高くなり大型のものは高級魚
- 5-6月に産卵のため瀬戸内海に押し寄せる
- 関西は春(2-4月頃)が旬とされ、真子や白子と共に楽しむ
- 関東は冬(12-2月頃)が旬とされ、脂ののった白身を楽しむ
- 皮が柔らかく、旨味もあるので皮目を炙った「焼き霜造り」がおすすめ
- 肉質は柔らかく、味は大きさによってかなりの差がある
- 大きい物は脂がのり、冬に獲れるものは「寒鰆」と呼ばれる
- 小さい物は脂が少なく、淡白
地方名
- カマチ
- トオサアラ
- サゴチ
- グッテリ
- サーラ
- サゴセ
目利き
- 目が澄んで体色(銀色)に光っているもの
- 身がしっかりしていて硬いもの
仲間
- シイラ
- マヒマヒ
レシピ
- 鰆の木の芽焼き
- 鰆の幽庵焼き
- 鰆のたたき
- 鰆のすし
- 鰆の煮物
食品成分表
可食部100g当たり
さわら(生)
廃棄率 | 0% |
エネルギー | 177㎉ |
水分 | 68.6g |
タンパク質 | 20.1g |
脂質 | 9.7g |
炭水化物 | 0.1g |
ナトリウム | 65㎎ |
カリウム | 490㎎ |
カルシウム | 13㎎ |
マグネシウム | 32㎎ |
リン | 220㎎ |
鉄 | 0.8㎎ |
亜鉛 | 1.0㎎ |
銅 | 0.03㎎ |
マンガン | 0.01㎎ |
ヨウ素 | – |
セレン | – |
クロム | – |
モリブデン | – |
ビタミンA(レチノール) | 12㎍ |
ビタミンA(β-カロテン) | – |
ビタミンD | 7.0㎍ |
ビタミンE(トコフェロールα) | 0.3㎎ |
ビタミンK | – |
ビタミンB1 | 0.09㎎ |
ビタミンB2 | 0.35㎎ |
ナイアシン | 9.5㎎ |
ビタミンB6 | 0.4㎎ |
ビタミンB12 | 5.3㎎ |
葉酸 | 8㎍ |
パントテン酸 | 1.16㎎ |
ビオチン | – |
ビタミンC | – |
食物繊維(総量) | – |
日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用