ホームベーカリー(パナソニックSD-BH104)を使い、香ばしい白胡麻(ごま)を贅沢に配合した食パンの検証記録です。今回は、すり胡麻を限界まで大量投入した「白胡麻20%」レシピと、前回の反省を活かしてまろやかさを追求した「すり胡麻8%+練り胡麻8%(計16%)」レシピの2パターンに挑戦しました。胡麻の形態による味の深みや香りの立ち方の違いを調理師の視点でレポートします。
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レシピ1:胡麻の香ばしさが爆発する「すり胡麻20%(50g)」の食パン

強力粉250gに対して50g(20%)という、一見すると無謀にも思える大量のすり胡麻を投入し、三温糖でコクのある甘みをプラスした検証レシピです。
当日の環境
| 日付 | 2021年1月12日(真冬) |
| 室温 | 12℃ |
| 湿度 | 62% |
| 天気 | くもり・雨 |
| 投入時間 | 23:30 |
| 焼き上がり時間 | 7:10 |
| ホームベーカリーの設定 | ソフトモード 焼き上がり「淡」 |
すり胡麻20%(50g)|レシピ

| 材料 | 割合(%) | 分量 | 原価 |
|---|---|---|---|
| 強力粉 | 100 % | 250g | 95 円 |
| ドライイースト | 1.2 % | 3g | 16.8 円 |
| 水 | 64 % | 160 cc | 8 円 |
| スキムミルク | 2 % | 5 g | 10.9 円 |
| 生クリーム | 16 % | 40 g | 34 円 |
| 三温糖 | 8 % | 20 g | 4.4 円 |
| 塩 | 2 % | 5 g | 1 円 |
| バター | 6 % | 15 g | 30 円 |
| すり胡麻 | 20 % | 50 g | 100 円 |
| ▼原価合計 | ー | ー | 300.1円 |
今回のホームベーカリー奮闘記ポイント

- 強力粉は、もっちりふわふわとおいしく仕上がる国産小麦「ソメイヨシノ」を使用
- すり胡麻を20%(50g)贅沢に投入
- 胡麻の風味に負けないよう、砂糖は「三温糖」を使い少し甘めの設計にする
- コクを出すためにスキムミルクを2%(5g)投入
奮闘結果とコメント

- 驚きの香ばしさ:焼き上がり時はもちろん、カットする瞬間、そしてトースト時と、全ての工程で胡麻の香ばしい香りがこれでもかと強烈に漂います!表面にもしっかりと胡麻が出てきており、見た目にも粒感が楽しめます。
- 焼き上がりの状態:すり胡麻50gは油分も多く上手に焼けない懸念がありましたが、案外崩れることなく綺麗に焼き上がりました。ただ、食べてみると美味しいものの「何か物足りない気がする(何が物足りないかは不明)」という贅沢な悩みも。

今回の配合だと、三温糖による甘みはここまで必要なかったかもしれません。すり胡麻だけでなく「練り胡麻」を組み合わせると、さらに一体感が出て上手に作れる予感がします。また、残ったパンをラスクにアレンジすると、胡麻の香ばしさがより引き立って最高でした。
レシピ2:まろやかさと深いコク「すり胡麻8%+練り胡麻8%(計16%)」の食パン

前回の「練り胡麻を使えばより美味しくなるのでは」という考察を形にするため、すり胡麻(8%・20g)と練り胡麻(8%・20g)を同割でブレンド!砂糖を控えて胡麻本来の旨味をダイレクトに引き出したリベンジレシピです。
当日の環境
| 日付 | 2021年1月15日(真冬) |
| 室温 | 14℃ |
| 湿度 | 71% |
| 天気 | 晴 |
| 投入時間 | 22:50 |
| 焼き上がり時間 | 7:10 |
| ホームベーカリーの設定 | ソフトモード 焼き上がり「淡」 |
すり胡麻8%+練り胡麻8%(計16%)|レシピ

| 材料 | 割合(%) | 分量 | 原価 |
|---|---|---|---|
| 強力粉 | 100 % | 250g | 95 円 |
| ドライイースト | 1.2 % | 3g | 16.8 円 |
| 水 | 64 % | 160 cc | 8 円 |
| 生クリーム | 16 % | 40 g | 34 円 |
| 砂糖 | 4 % | 10 g | 2 円 |
| 塩 | 2 % | 5 g | 1 円 |
| バター | 6 % | 15 g | 30 円 |
| すり胡麻 | 8 % | 20 g | 40 円 |
| 練り胡麻 | 8 % | 20 g | 58 円 |
| ▼原価合計 | ー | ー | 284.8円 |
今回のホームベーカリー奮闘ポイント

- 強力粉は変わらず「ソメイヨシノ」を愛用
- すり胡麻と練り胡麻をそれぞれ8%ずつ(各20g)バランスよく投入
- 前回の反省から、甘さは4%とかなり控えめに設定
- 胡麻の油分などの影響を見るため、他の材料の分量は一切減らさず、単純に2種類の胡麻を足し算しただけの強気な配合で実験
奮闘結果とポイント


- まろやかな味わい:焼き上がりの形は少しだけいびつになりましたが、パンの膨らみ自体に支障はありませんでした。ペースト状の練り胡麻が入ったおかげで、すり胡麻単体のときよりも味が劇的に「まろやか」に仕上がっています!
- 色と食感:クラム(内側)は全体的に綺麗な茶色に染まりました。すり胡麻の総量が減った分、プチプチとした粒の食感は少なくなりましたが、ややキメが粗めながらも非常に香りが立ち美味しく食べられます。
- 【今後の展望】:さらに贅沢を言うなら、ここからもう少しだけクリーミーさを足せるような配合を模索したいです。また、このアプローチを「黒胡麻」で応用してみても面白いパンが焼ける気がします。(制作原価:284.8円)

甘さ控えめにしたことで、胡麻本来の味と香りがグッと前に出て大成功。すり胡麻の「食感と香り」、練り胡麻の「まろやかさと深い味わい」の両方が活きたクオリティの高いパンになりました。
今回の食パンの参考資料
使用ホームベーカリー
ホームベーカリー Panasonic SD-BH104

ホームベーカリー Panasonic SD-BH104の消耗品一覧表
材料の原価計算表
| 掲載レシピの材料 | 容量 | 価格 | 単価 |
|---|---|---|---|
| 強力粉 | 1 kg | 380 円 | 95 円 / 250 g |
| ドライイースト | 50g | 280 円 | 16.8 円 / 3 g |
| 水 | 2000 cc | 100 円 | 5 円 / 100 cc |
| 塩 | 500g | 100 円 | 1 円 / 5 g |
| 砂糖 | 1 ㎏ | 200 円 | 2 円 / 10 g |
| バター | 150g | 300 円 | 20 円 / 10 g |
| 生クリーム (植物脂肪40%) | 200 cc | 170 円 | 42.5 円 / 50g |
| すり胡麻 | 100 g | 200 円 | 20円 / 10g |
| ねり胡麻 | 120 g | 350 円 | 29円 / 10g |
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「自分もこんな面白いパンを自宅で焼いてみたい。でも、いきなり何万円もする高級機を買い揃えて、もし飽きてしまったら大損するかも……」と不安な方にこそ、初期費用のリスクを完璧にゼロにして最新の最高峰モデルを自宅に導入できる「公式サブスク」は、これ以上ないほど賢い選択肢になります。
ただし、ネットの比較サイトを真に受け、サブスクだからと「あれもこれも作れる多機能な機種」をそのまま選んでしまうのは、初心者が最もハマりやすい大きな罠です。25年の調理師としての検証データをもとに、カタログスペックの裏に隠された罠の正体と、アレンジパン生活をノーリスクで100%楽しむための『正しい機種選びの真実』をこちらの記事で詳しく暴露しています。次の材料を買い出す前に、一度チェックしておいてください。
ホームベーカリー奮闘記まとめ
柚子4.8%の食パン
みりんの食パン
餅の食パン
赤味噌12%の食パン
