「子供に魚を食べさせたいけど、喉に刺さるのが怖くてつい肉料理ばかり……」
実は、プロのコツさえ知れば、魚の小骨は誰でも簡単に取り除けます。この記事では、現役調理師が「家庭でできる骨抜き術」と「魚種別の対策」を徹底解説します。
ただ、もしあなたが
「毎日の骨抜きは面倒」
「絶対に失敗したくない」
と思うなら、最初からプロに頼るのが賢い正解です。
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魚の小骨を取る基本の方法
魚の小骨は、調理前の下処理か調理後の食卓で取り除く2つのタイミングがあります。それぞれの方法と便利な道具を紹介します。
調理前に骨を取る方法(下処理のコツ)

調理前に小骨を取っておけば、子どもや高齢者も安心して食べられます。
指で触って確認する方法
魚の身を指で優しくなぞり、骨の位置を確認します。中骨に沿って小骨が並んでいるので、頭から尾に向かって触るとわかりやすいです。
骨抜きで引き抜く
骨の位置がわかったら、骨抜きやピンセットで骨の根元をしっかりつかみます。魚の身と平行に引き抜くと、身が崩れにくくなります。垂直に引くと身がボロボロになるので注意してください。
包丁で切り込みを入れる
小骨が多い魚は、中骨に沿って浅く切り込みを入れると骨を取りやすくなります。サンマやイワシなどの青魚で効果的です。
調理後に骨を取る方法(食卓での取り方)

焼き魚や煮魚の場合、調理後に骨を取る方が簡単なこともあります。
箸で身をほぐしながら確認
魚の身を箸で優しくほぐし、小骨が見えたら取り除きます。身の中央部分に小骨が残りやすいので注意が必要です。
背骨を取り除く
まず中央の背骨を取り除きます。頭側から尾に向かって箸を入れ、骨に沿って身を外すとスムーズです。背骨が取れると、残った小骨も見つけやすくなります。
小さく切り分ける
子ども用には、身を小さく切り分けながら骨を確認すると安全です。一口サイズにすることで、万が一骨が残っていても見つけやすくなります。
骨取りに便利な道具(骨抜き・ピンセット等)

小骨を取るには専用の道具があると格段に作業が楽になります。
骨抜き(魚用ピンセット)
先端が太く、しっかり骨をつかめる専用の道具です。100円ショップでも購入できますが、ステンレス製の高品質なものは力を入れやすく、骨が折れにくいのでおすすめです。価格は500円〜2,000円程度です。
料理用ピンセット
細かい作業に向いており、小さな骨も正確につかめます。先端が細いので、身を傷つけにくいのが特徴です。骨抜きと併用すると、さまざまなサイズの骨に対応できます。
キッチンバサミ
骨を切る場合に便利です。特にヒレ周辺の硬い骨や、大きめの骨を処理するときに役立ちます。刃先が曲がっているタイプは魚の骨専用として使いやすいです。
道具を揃えるのが手間に感じる方や、「せっかく買っても使いこなせるか不安」という方は、道具不要でプロの味が楽しめる「下処理済みキット」から始めてみるのも一つの手です。▶道具いらずで本格魚料理。「サカナDIY」の詳細を見る
魚種別の小骨対策
魚の種類によって小骨の位置や数が異なります。よく食卓に並ぶ魚ごとに、効果的な骨の取り方を紹介します。
サバの小骨の取り方
サバは中骨周辺に小骨が集中していますが、比較的取りやすい魚です。
三枚おろしにする
サバは三枚おろしにすると、中骨と一緒に多くの小骨を取り除けます。スーパーで三枚おろしを購入すれば、自宅での処理が不要です。
腹骨を削ぐ
三枚おろしにした後、腹側に残る骨を包丁で削ぎ落とします。包丁を寝かせて骨に沿わせると、身を無駄にせず骨だけ取れます。
中骨周辺の小骨を抜く
中骨があった部分に沿って小骨が残っているので、指で確認しながら骨抜きで取り除きます。サバは骨が太めなので、初心者でも比較的見つけやすいです。
サンマの小骨の取り方
サンマは小骨が多く、細いため取りにくい魚ですが、コツを押さえれば安心です。
背開きにする
サンマは背中側から開くと、内臓と中骨を一緒に取り除けます。包丁を背骨に沿わせて切り込みを入れ、骨ごと引き抜く方法が簡単です。
中骨に沿って切り込みを入れる
焼く前に中骨の両側に浅く切り込みを入れると、焼いた後に骨が取りやすくなります。切り込みは5mm程度の深さで十分です。
圧力鍋で骨ごと食べられるようにする
圧力鍋で煮込むと、サンマの小骨が柔らかくなり食べられます。甘露煮にすれば、骨を気にせず丸ごと食べられるのでおすすめです。
……このように、サンマの小骨を完璧に取るには手間と慣れが必要です。「やっぱり面倒くさい!」と思った方は、無理をせず骨取り済みのサンマを活用しましょう。旬の時期には、骨がきれいに処理されたサンマが届くサービスもあります。
アジの小骨の取り方

アジは小骨が少なめで扱いやすい魚ですが、ゼイゴ(硬いウロコ)の処理が必要です。
ゼイゴを取る
アジの尾側の側面にある硬いウロコ状の部分をゼイゴといいます。包丁を尾から頭に向かって動かし、削ぎ落としてください。ゼイゴを取らないと食感が悪くなります。
三枚おろしで小骨を最小限に
アジは三枚おろしにすると、ほとんどの骨を取り除けます。腹骨を削いだ後、中骨周辺の小骨を骨抜きで取れば、ほぼ完璧です。
フライや唐揚げにする
高温で揚げると、残った小骨も香ばしくなり気にならなくなります。アジフライや南蛮漬けは、骨が気になる方におすすめの調理法です。
イワシの小骨の取り方

イワシは骨が柔らかく数が多いため、手開きが効果的です。
手開きで骨を取る
イワシは包丁を使わず、手で開けます。頭を落として内臓を取り出したら、中骨に沿って親指を入れ、骨ごと引き剥がします。慣れれば30秒程度でできます。
腹骨を指で取る
手開きした後、腹側に残る骨を指でなぞりながら取り除きます。イワシの骨は柔らかいので、指だけで処理できることもあります。
梅煮や煮付けで骨ごと食べる
イワシは煮込むと骨が柔らかくなるので、梅煮や生姜煮にすれば骨ごと食べられます。カルシウムも摂取できて栄養面でもおすすめです。
小骨が少ない魚の選び方
骨取りの手間を減らすには、最初から小骨が少ない魚を選ぶのが効果的です。魚の種類や切り身の選び方を工夫しましょう。
骨が少ない魚の種類

小骨が少なく、子どもでも食べやすい魚を紹介します。
白身魚(タイ・タラ・カレイなど)
白身魚は小骨が少なく、身も柔らかいので子ども向けです。特にタイやタラは骨が太くて見つけやすく、取り除きやすいのが特徴です。切り身で購入すれば、ほとんど骨の心配がありません。
サケ・サーモン
サケは小骨が少なめで、あっても大きく見つけやすいです。塩焼きやムニエルにすれば、骨が気になる場合も箸で簡単に取り除けます。刺身用のサーモンなら骨の処理が不要です。
マグロ・カツオ(刺身・切り身)
赤身魚のマグロやカツオは、刺身や切り身の状態で購入すれば骨がありません。ステーキやたたきにすれば、骨を気にせず魚を楽しめます。
ブリ・ハマチ
出世魚のブリやハマチも小骨が少ない魚です。照り焼きや塩焼きにしても骨が気になりにくく、子どもからお年寄りまで安心して食べられます。
スーパーで毎回「これは骨があるかな?」と裏返して確認するのは意外と疲れますよね。 「サカナDIY」なら、プロが目利きして骨を処理した「一番おいしい状態の魚」が毎月自宅に届きます。自分で選ぶよりも確実においしい魚に出会えますよ。
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切り身選びのコツ

スーパーで切り身を選ぶときのポイントを押さえておきましょう。
背側の切り身を選ぶ
魚の腹側より背側の方が小骨が少ない傾向にあります。パッケージに「背身」と書かれているものや、皮が背中側の色(濃いめ)の切り身を選ぶと良いでしょう。
厚めの切り身を選ぶ
厚めの切り身は骨が見つけやすく、取り除く作業も楽です。薄い切り身は骨が身に埋もれて見つけにくいことがあります。
骨取り済み表示を確認
最近のスーパーでは「骨取り済み」「小骨処理済み」と表示された切り身が増えています。少し値段は高めですが、時短と安全性を考えれば十分価値があります。
鮮魚コーナーで相談する
鮮魚コーナーのスタッフに「小骨が少ない魚はどれですか?」「骨を取ってもらえますか?」と聞いてみましょう。無料で骨取りサービスをしてくれる店舗もあります。
骨取り加工済み商品の活用法

骨取り加工された商品を活用すれば、魚料理のハードルが一気に下がります。
冷凍の骨取り魚
スーパーの冷凍コーナーには、骨を取り除いた状態の魚が豊富に揃っています。サバ、サンマ、アジなど、骨が多い魚も骨取り加工されているので安心です。解凍してそのまま調理できるため、忙しい日の夕食作りに便利です。
お弁当用の骨なし魚
子どものお弁当用に、一口サイズで骨を完全に取り除いた商品も販売されています。唐揚げや照り焼き風の味付けがされたものが多く、温めるだけで使えます。
缶詰・レトルト商品
サバ缶やサンマ缶は、骨まで柔らかく加工されているのでそのまま食べられます。カルシウムも豊富で栄養価が高く、常温保存できるので買い置きにも最適です。
ネット通販の骨取り魚
ネット通販では、骨取り加工した魚を専門に扱うショップもあります。新鮮な状態で骨を取り除き、冷凍で届くため、鮮度と安全性を両立できます。まとめ買いすれば、魚料理の頻度を無理なく増やせます。
子どもでも安全に食べられる工夫
小骨を完全に取り除くのが難しい場合でも、調理法や食べ方を工夫すれば子どもでも安心して魚を食べられます。
小骨を柔らかくする調理法(圧力鍋・煮込み等)

小骨を柔らかくすれば、骨ごと食べられるので安全です。
圧力鍋で煮込む
圧力鍋を使えば、サンマやイワシなどの小骨が多い魚も骨ごと食べられる柔らかさになります。煮込み時間は20〜30分程度が目安です。甘露煮や味噌煮にすれば、子どもも喜ぶ味付けになります。
長時間煮込む
圧力鍋がなくても、弱火で1時間以上煮込めば骨が柔らかくなります。梅干しや酢を加えると、骨が溶けやすくなる効果があります。落し蓋をして煮汁が減らないように注意してください。
揚げ物にする
高温で揚げると小骨が香ばしくなり、そのまま食べられます。アジやイワシの唐揚げは、骨まで丸ごと食べられる人気料理です。二度揚げするとさらにカリカリになります。
骨せんべいを作る
三枚おろしにしたときに出る中骨は、捨てずに素揚げすればカルシウムたっぷりの骨せんべいになります。塩を振るだけで美味しいおやつやおつまみになり、食品ロスも減らせます。
食べやすい形状にする工夫

魚の形状を変えることで、子どもが食べやすく、骨も確認しやすくなります。
ほぐし身にする
焼いた魚や煮た魚を細かくほぐし、骨を丁寧に取り除きます。ほぐし身にすれば、おにぎりの具やチャーハン、卵焼きに混ぜるなどアレンジも広がります。
つみれ・つくねにする
魚の身をフードプロセッサーでペースト状にし、つみれやつくねにすれば骨の心配がありません。野菜も混ぜられるので栄養バランスも良くなります。鍋や味噌汁に入れると子どもも喜びます。
ハンバーグやナゲットにする
魚のすり身を使ったハンバーグやナゲットは、子どもが大好きなメニューです。骨を完全に取り除いた状態で調理できるため、安心して食べさせられます。
一口サイズに切る
焼き魚や煮魚は、親が一口サイズに切り分けながら骨を確認してあげましょう。小さく切ることで、万が一骨が残っていても見つけやすくなります。
ここまで手をかければ確実に安全ですが、正直なところ「毎回すり身にするのは大変」「フードプロセッサーの後片付けが面倒」と感じる方も多いはずです。
もし、「形を変えずに、魚そのものの形でお子さんに食べさせたい」と思うなら、プロが完璧に下処理した魚を使うのが一番の近道です。
万が一喉に刺さった時の対処法

小骨が喉に刺さったときの正しい対処法を知っておくと安心です。
ご飯を丸呑みするのはNG
昔から「ご飯を丸呑みすれば骨が取れる」と言われますが、これは逆効果です。骨がさらに深く刺さる可能性があるため、絶対に避けてください。
無理に取ろうとしない
指や箸で無理に取ろうとすると、喉を傷つける危険があります。見える位置に骨がある場合でも、自分で取るのは避けましょう。
水を飲んでみる
軽く刺さっている程度なら、水をゆっくり飲むことで骨が流れることがあります。ただし、痛みが強い場合は無理に飲まないでください。
耳鼻咽喉科を受診する
骨が取れない、痛みが続く、違和感がある場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。専門の器具で安全に取り除いてもらえます。特に子どもの場合は、様子を見ずにすぐ病院に行くことをおすすめします。
予防が何より大切
喉に刺さらないようにするには、食べる前の骨チェックと、ゆっくりよく噛んで食べることが重要です。子どもには「骨があるかもしれないから、ゆっくり食べようね」と声をかけてあげてください。
骨取りが面倒な人へ:プロが勧める「最短の解決策」
プロが勧める「最短の解決策」
ここまで自分で骨を取る方法を解説しましたが、正直に言えば「仕事で疲れて帰ってきた後に、魚の骨と格闘するのはしんどい」というのが本音ではないでしょうか。
スーパーの骨取り魚も便利ですが、「解凍すると水っぽい」「魚の味が薄い」と感じたことはありませんか?
もしあなたが、「骨取りの手間は省きたいけれど、味には妥協したくない」と思っているなら、私の解決策は一つだけです。
地魚料理セット「サカナDIY」という選択
私が最もおすすめするのは、月替わりで旬の地魚が届く「サカナDIY」という定期便サービスです。「DIY」という名前ですが、面倒なことは全てプロがやってくれています。これをおすすめする理由は、単にラクだからではありません。現役の調理師として、その「下処理の質」に納得できるからです。
1. 面倒な下処理が「完了済み」
ウロコ、内臓、そして面倒な骨の処理まで、熟練の職人が手作業で行った状態で届きます。キッチンが魚臭くなることも、生ゴミが出ることもありません。パックを開けたら、あとは「焼く」「煮る」だけの最終工程を楽しむだけです。
2. スーパーの冷凍魚とは違う「プロトン凍結」
一般的な冷凍魚は解凍時に旨味(ドリップ)が逃げてしまいがちですが、このサービスでは「プロトン凍結」という特殊技術を使っています。これにより、細胞を壊さず、まるで獲れたてのような食感と香りが残ります。骨がないだけの魚とは、味の深みが違います。
3. 無添加だから子どもにも安心
付属の調味料はすべて無添加。保存料や化学調味料に頼っていないので、魚本来の優しい味わいです。骨の心配が少ないだけでなく、身体への優しさという点でも、お子様や高齢の方のいる食卓に最適です。
「骨は怖いけど、美味しい魚料理を食べさせたい」。そんな親心に応えてくれるのは、今のところこのサービスが一番だと私は感じています。
毎月届く「旬の魚」との出会いは、面倒だった魚料理の時間を、家族が喜ぶイベントに変えてくれるはずです。まずは、今月どんな旬の魚が届くのか、公式サイトのメニューを覗いてみてください。見るだけでも「これなら子供も喜びそう!」と食卓の風景が浮かぶはずです。
◆プロも認める味を、まずは一度体験してみてください◆
まとめ
魚の小骨は、調理前の下処理や骨抜き・ピンセットを使えば簡単に取り除けます。骨が少ない白身魚や骨取り済み商品を選ぶのも効果的です。圧力鍋で煮込む、つみれにするなど調理法を工夫すれば、子どもでも安心して食べられます。骨取りが面倒な方は、ミールキットや宅配サービスを活用して、気軽に魚料理を食卓に取り入れてみてください。

現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)
和食の世界で25年以上。旬の食材や家庭でできる調理のコツを、やさしく、わかりやすくお届けしています。料理がもっと楽しく、おいしくなるきっかけになれば嬉しいです。
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