「ケールって、青汁のイメージが強くて苦そう…本当にサラダで食べられるの?」
そんな疑問をお持ちのあなたへ。実は最近、ケールは“生で食べる”のがブームになってきています。特に、オイシックスの「ケールサラダ」はクセがなくて驚くほど食べやすく、私自身もリピートするほどのお気に入りです。
この記事では、調理師歴25年の私が「ケールをサラダで食べたい方」に向けて、以下の内容をまとめました。
- ケールは本当に生で食べて大丈夫?苦みや食感、サラダでのコツ
- 100gあたりの栄養素一覧(葉物野菜との比較も)
- ケールの旬の時期カレンダー|一番おいしい季節とは?
- オイシックス「ケールサラダ」実食レビュー|届いた内容や味の感想
「クセがありそう」「調理が難しそう」と思っていた方でも、サラダで手軽に栄養を摂れることがわかります。ぜひ最後まで読んで、あなたの食卓に“美味しいケール”を取り入れてみてください。
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ケールはサラダで食べられる?

生で食べるメリットと注意点
ケールといえば「青汁」のイメージが強く、苦みがあって食べづらいと思われがちですが、最近ではサラダ用に品種改良された“サラダケール”が増えており、生でも美味しく食べられる葉物野菜として注目されています。
特に「ベビーケール」や「カリーノケール」といった品種は、苦味が少なく、やわらかくて食べやすいのが特徴。シャキッとした食感とほんのりした甘みがあり、ドレッシングともよく合います。
ただし、硬い品種や収穫時期によっては苦味が強くなることもあるため、気になる方は以下の方法で下処理をすると良いでしょう。
- 葉を手でちぎり、氷水に数分さらす(シャキシャキ感アップ+アク抜き)
- レモン汁や塩でもんで10分ほど置く(苦味を和らげる)
また、サラダとして食べることでケールに豊富な栄養素(ビタミンC・葉酸など)を効率よく摂れるというメリットも。
加熱で失われやすい栄養素をキープできるのは、生食ならではの魅力です。
おすすめの食べ方・ドレッシング選び
ケールをサラダで食べるなら、苦味をまろやかにしてくれるドレッシング選びがポイントです。おすすめの組み合わせは以下の通りです。
- ナッツ系ドレッシング(ゴマ・アーモンド):香ばしさで苦味をカバー
- シーザーやチーズ系:濃厚な味わいがケールと好相性
- レモンやバルサミコ系:爽やかさと酸味でケールの青さを引き立てる
また、りんご・ナッツ・ツナ・温泉卵などをトッピングすると、栄養バランスが良くなり食べごたえもアップ。オシャレなカフェ風サラダにもなりますよ。
手軽にケールサラダを楽しみたい方には、オイシックスのケールサラダレビューもぜひ参考にしてみてください。下処理不要で、そのまま美味しくいただけます。
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ケールの栄養素|100gあたりの栄養成分一覧

ケールは「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれるほど、栄養素が非常に豊富な野菜です。
以下は、可食部100gあたりに含まれる栄養成分の一覧表です(※生の状態での数値)
| 栄養素 | 値 | 単位 |
|---|---|---|
| 廃棄率 | 3 | % |
| エネルギー | 26 | ㎉ |
| 水分 | 90.2 | g |
| タンパク質 | 2.1 | g |
| 脂質 | 0.4 | g |
| 食物繊維(総量) | 3.7 | g |
| 炭水化物 | 5.6 | g |
| ナトリウム | 9 | ㎎ |
| カリウム | 420 | ㎎ |
| カルシウム | 220 | ㎎ |
| マグネシウム | 44 | ㎎ |
| リン | 45 | ㎎ |
| 鉄 | 0.8 | ㎎ |
| 亜鉛 | 0.3 | ㎎ |
| 銅 | 0.05 | ㎎ |
| マンガン | 0.55 | ㎎ |
| ヨウ素 | 1 | ㎍ |
| セレン | 4 | ㎍ |
| クロム | 1 | ㎍ |
| モリブデン | 38 | ㎍ |
| ビタミンA(レチノール) | – | ㎍ |
| ビタミンA(β-カロテン) | 2900 | ㎍ |
| ビタミンD | – | ㎍ |
| ビタミンE(トコフェロールα) | 2.4 | ㎎ |
| ビタミンK | 210 | ㎍ |
| ビタミンB1 | 0.06 | ㎎ |
| ビタミンB2 | 0.15 | ㎎ |
| ナイアシン | 0.9 | ㎎ |
| ビタミンB6 | 0.16 | ㎎ |
| ビタミンB12 | – | ㎍ |
| 葉酸 | 120 | ㎍ |
| パントテン酸 | 0.31 | ㎎ |
| ビオチン | 4.0 | ㎍ |
| ビタミンC | 81 | ㎎ |
特に注目したい栄養素
- β-カロテン:緑黄色野菜の代表的な成分で、体内でビタミンAに変換されます。
- ビタミンC:熱に弱いため、生で食べることで効率よく摂取できます。
- カルシウム:骨の健康に欠かせないミネラル。葉物野菜の中でもトップクラスの含有量です。
- 葉酸:妊娠期や貧血予防に必要とされるビタミン。サラダでの摂取が推奨されています。
- 食物繊維:整腸作用で知られ、満腹感も得やすいのでダイエット中にもおすすめ。
これらの栄養素を加熱せずに丸ごと摂れるのが、ケールをサラダで食べる最大のメリットです。
他の野菜と栄養比較
同じ葉物野菜と比較しても、ケールは非常に高い栄養価を誇ります。
ケールは、例えばβ-カロテンやカルシウムの量で他の野菜を大きく上回ることも多く、「普段のサラダに取り入れるだけで栄養バランスがグッと良くなる」という点でも注目されています。
なお、苦手な方は「ベビーケール」「サラダ専用ケール」などの柔らかい品種を選ぶと、生食でもより美味しく・手軽に取り入れられます。
▶ 栄養の全体像を知りたい方はこちら
五大栄養素・ビタミン・ミネラルをまとめたページへ
ケールの旬はいつ?旬のカレンダー
ケールは通年出回っているイメージがありますが、本来の旬は「冬から春(12月〜3月頃)」です。寒い時期に収穫されたケールは葉が肉厚で甘みが増し、生で食べても苦みが少ないのが特徴です。
| ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
|---|
旬に食べるメリット
野菜は「旬に食べるのが一番おいしい」と言われますが、ケールもその例にもれません。旬の時期に収穫されたケールには、以下のようなメリットがあります。
- 苦みが少なく、食べやすい(生食にも最適)
- ビタミンCやβ-カロテンなどの含有量が高くなりやすい
- 価格が安定し、手に入りやすい
「苦味が気になる…」という方は、ぜひ冬〜春に出回るケールを選んでみてください。
旬のケールは、驚くほど食べやすく、サラダにもぴったりです。
なお、定期的に旬の食材を届けてくれるオイシックスなどのサービスを活用すれば、旬のケールを手軽に楽しむことができますよ。
実食レビュー|オイシックスのケールサラダ

届いたセット内容とレシピ
オイシックスのお試しセットに入っていた「ケールのチーズナッツサラダ」は、下処理不要でそのまま食べられる便利なセット。
届いた内容は、以下のような組み合わせでした。
- ベビーケール(苦み少なめ)
- 粉チーズ
- ローストナッツ
- 専用ドレッシング(マイルドな酸味)
野菜はすでに洗浄済みで、調味料を混ぜるだけ。忙しい日でも1分で完成する手軽さが嬉しいポイントです。
味・食感・ボリュームの感想
実際に食べてみて感じたのは、「ケール=苦い」というイメージが覆る驚きの食べやすさ。
シャキッとした食感にナッツの香ばしさとチーズのコクが合わさり、バランスの取れたサラダに仕上がっていました。
一人暮らしの方や忙しい主婦の方でも、これなら手軽に野菜を摂りつつ、満足感のある一品として楽しめると思います。
こんなひとにおすすめ
- ケールは苦いと思って避けていた方
- 野菜を手軽に摂りたい一人暮らしの方
- 調理の手間を省きたいけど健康にも気をつかいたい方
「ケールって苦いと思ってたけど、サラダでこんなに美味しくなるんだ…!」
そんな発見をくれたのが、オイシックスのお試しセットでした。
野菜不足や栄養バランスが気になる方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
ケールとはどんな野菜?

ケールの漢字表記は「羽衣甘藍(はごろもかんらん)」、英語では「kale」と書きます。
ただし、一般的には漢字はほとんど使われず、「ケール」や「Kale」のまま流通していることがほとんどです。
kale
borecole
縮葉甘藍
羽衣甘藍
英語表記についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのページで【食×英語】野菜と果物180種の英単語&漢字一覧表まとめています。
品種や特徴の解説
ケールはアブラナ科の野菜で、キャベツやブロッコリーの仲間。 地中海沿岸が原産とされ、「野菜の原種に近い葉野菜」とも言われています。
葉は大きくて濃い緑色、肉厚でしっかりとした食感があり、栄養価が高いことで知られています。
もともとはジュースや青汁用として栽培されていましたが、近年は生食向けに改良された「ベビーケール」や「サラダケール」も登場し、家庭の食卓でも親しまれるようになりました。
ケールの代表的な品種には以下のようなものがあります
- ベビーケール:やわらかくて苦みが少なく、サラダ向き
- カリーノケール:ちぢれ葉でドレッシングが絡みやすい
- カーリーケール:西洋系で炒め物やスープにも合う
ケールは苦い?味の印象
「ケール=苦い」というイメージを持たれている方も多いですが、実際の味わいは品種・収穫時期・調理方法によって大きく異なります。
とくに冬場のケールやベビーケールは、驚くほど食べやすく甘みを感じることもあります。 オイシックスのケールサラダのように苦味を和らげる工夫がされたレシピなら、ケール初心者でもおいしく楽しめます。このページで紹介した通り、ケールは「ただの健康食」ではなく、おいしくて、手軽で、栄養価の高い万能野菜。 ぜひ、あなたの食卓にも気軽に取り入れてみてください。
まとめ|ケールはサラダで手軽に栄養チャージ

ケールは「青汁の苦い野菜」というイメージを持たれがちですが、最近ではサラダで美味しく食べられる品種も増えており、 生で食べればビタミンCや葉酸などの栄養素をそのまま摂取できる、非常に優秀な葉物野菜です。
「苦い」「クセがある」と避けていた方でも、旬の時期にサラダで食べるケールなら、きっと印象が変わるはずです。
忙しい方や一人暮らしの方には、オイシックスのお試しセットがおすすめ。 下処理不要でそのまま食べられるケールサラダは、健康的な食生活の第一歩になりますよ。
手軽にケールを取り入れるなら、下処理不要・すぐに食べられるオイシックスのサラダセットが断然おすすめ。「苦味が不安」「時間がない」そんな方こそ試してほしい一品です。

現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)
和食の世界で25年以上。旬の食材や家庭でできる調理のコツを、やさしく、わかりやすくお届けしています。料理がもっと楽しく、おいしくなるきっかけになれば嬉しいです。
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