オクラの美味しさを探求|秋葵の解説と相性の良い食材

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オクラ の漢字・英語表記

Okra
Gumbo
Lady’s finger
Lady finger

秋葵
陸蓮根(オカレンコン)

【食×英語】野菜と果物180種の英単語&漢字一覧表

オクラの旬 ~おいしい時期~

オクラ

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オクラ とは ~解説~

秋葵の写真。旬や特徴、栄養について解説します。
オクラ。旬の時期や栄養素については本文で詳しく解説しています。
  • 夏(6月〜9月頃)に旬を迎えるネバネバ野菜
  • 原産はアフリカで、日本では夏野菜として広く栽培されている
  • 細長い緑色のさやの中に小さな種が整列している
  • 切ると断面が星形になり、料理の見た目にも映える
  • 独特の粘りがあり、和え物やサラダ、炒め物などに利用される
  • 加熱しても色鮮やかで、食感を楽しめる
  • ゆでたり、焼いたり、生のまま刻んで使うこともできる
  • クセが少なく、ほかの食材と合わせやすい別名「アメリカネリ」「陸蓮根(おかれんこん)」と呼ばれる
  • 細かい産毛が全体に生え、先がとがっているのが特徴
  • 調理の際に酢を加えるとネバネバが消える
  • 赤オクラは茹でると緑色になる
  • 表面の産毛が均一なものが良い
  • 切り口(ヘタ)のみずみずしい方が新鮮

オクラの栄養

  • エネルギーは100gあたり約30kcalとされ、低カロリーの野菜のひとつ
  • 水分を多く含み、全体の約90%を占めている
  • 水溶性・不溶性の食物繊維を含んでいる
  • ビタミンK、ビタミンC、葉酸、β-カロテンなどの栄養素を含む
  • 栄養バランスを意識した食事の一部として取り入れられている

オクラの下ごしらえ

  1. オクラに塩をまぶして、板ずりをして産毛を取る
    一本ずつ塩をつけ、手でこすって産毛をとっても良い
  2. ヘタを切り、ガクの部分を剥く

オクラの選び方

  • 表面の産毛がしっかり残っているものが良い
  • 濃い緑色のものが良い
  • ヘタの周りが黒ずんでいるものは避ける
  • 切り口がみずみずしい物が良い
  • 大きい物は味が落ちているので注意

オクラ の保存方法

  • オクラは低温に弱いので、冷気に直接当たらないように工夫する
  • 新聞紙に包み、ビニール袋に入れ野菜室で保存
  • 硬めに塩ゆでして冷凍保存可能
  • 生のままでも冷凍可能
  • 冷凍するときは使いやすい状態にして冷凍するのがおすすめ
    下処理して使う用途に分ける(輪切り、乱切りなど)

オクラ の主な品種群

  • 丸オクラ
  • 角オクラ
  • 白オクラ
  • 八丈オクラ
  • ミニオクラ
  • 赤オクラ

オクラを使った料理

  • オクラ の含め煮
  • オクラ のサラダ
  • たたき オクラ
  • オクラ のおかか和え
  • オクラ のお浸し

手のひらの オクラ100g

手のひらのオクラ100g
手のひらに乗せたオクラ100g

オクラ の栄養素(食品成分表)

おくら (果実)
可食部100g当たり

栄養素茹で単位
廃棄率1515%
エネルギー2526
水分89.490.2g
タンパク質2.12.1g
脂質0.10.2g
食物繊維(総量)5.45.0g
炭水化物7.66.6g
ナトリウム44
カリウム280280
カルシウム9092
マグネシウム5151
リン5658
0.50.5
亜鉛0.50.6
0.110.13
マンガン0.480.48
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン86
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)530520
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)1.21.2
ビタミンK6666
ビタミンB10.090.09
ビタミンB20.090.09
ナイアシン0.80.8
ビタミンB60.080.10
ビタミンB12
葉酸110110
パントテン酸0.420.42
ビオチン6.56.6
ビタミンC711
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

▶ 栄養の全体像を知りたい方はこちら
五大栄養素・ビタミン・ミネラルをまとめたページへ
→ たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなど、健康に必要な栄養素35種類を、分類ごとにわかりやすく解説しています。

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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