セレウス菌食中毒(Bacillus cereus food poisoning)


 

起因菌

  • セレウス菌

 

症状

  1. 潜伏期間 30分~5時間(嘔吐型)
  2. 8~16時間(下痢型)
  3. 症状   吐き気、嘔吐(嘔吐型)
  4. 腹痛、下痢(下痢型)
  5. 備考   幼児、高齢者はこの菌に対する感受性が高い

 

汚染源

  • 土壌や水など自然界に広く分布する
  • 野菜や穀物などから頻繁に検出される
  • 嘔吐型は米と関係したものが多い
  • 下痢型は肉、野菜、魚などの食品に多い

 

 

特徴

  • 嘔吐型、下痢型と2種類ある
  • 両型ともに熱に強い
  • 気温の高い6月~10月に多発する

 

 

予防

  • 作り置き、常温保存は避ける
  • 余ったものは冷蔵庫で保存する
  • 食材を良く洗浄する
  • 調理器具、手指などの徹底洗浄
  • 調理した食品はすぐに食べる

 

まとめ

  • 嘔吐型、下痢型の2種類ある
  • 熱に強いので加熱しても死滅しない
  • 作り置きや常温保存はしない
  • 残った場合は速やかに冷蔵庫で保存する
  • 焼き飯やピラフに多い

 

備考

「食中毒」一覧表

サルモネラ菌 ボツリヌス菌
腸炎ビブリオ セレウス菌
病原大腸菌 ノロウイルス
ウエルシュ菌 フグ中毒
カンピロバクター 貝毒
エルシニア 植物性自然毒
リステリア 科学性食中毒
ブドウ球菌

 

「寄生虫」一覧表

アニサキス トキソプラズマ
大複殖門条虫 回虫
旋尾線虫 ズビニ鉤虫
顎口虫 鞭虫
肝吸虫 肝蛭
横川吸虫 赤痢アメーバ
日本海裂頭条虫 ランブル鞭毛虫
ウェステルマン肺吸虫 クリプトスポリジウム
旋毛虫 エキノコックス
無鉤条虫 広東住血線虫
有鉤条虫 アンソン裂頭条虫