ココナッツミルク52％の食パン｜濃厚ミルキーな香りとコク【ホームベーカリー奮闘記】

ココナッツの香りがふわっと広がる、ちょっと特別な食パン。
今回は、ココナッツミルクを52％配合して焼き上げた食パンの奮闘記です。
「もっと風味を出したい」
「ふんわり感を出したい」

と思いながら試行錯誤した結果です。どんな食感・味わいになったのかを詳しく記録しました。
ホームベーカリーでパン作りを楽しんでいる方、これから始めたい方の参考になれば幸いです。

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ココナッツミルク52％の食パン レシピ（基本分量）

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当日の環境

今回の奮闘ポイントと結果まとめ

今回は、牛乳の代わりにココナッツミルクを52％配合してチャレンジ。
使用したココナッツミルクはドロッとした形状のため、水分としてカウントしてよいのか不安がありましたが、最終的に「ココナッツミルク＋水＝合計200g」として調整しました。
スキムミルクは使用せず、強力粉は「春よ恋」100％です。

焼き上がりの形はやや上部がへこみ気味で整わなかったものの、ココナッツの香りがふわっと広がる食パンに仕上がりました。
焼きたては表面がやや硬めでしたが、30分ほど冷ますとふんわり柔らかくなり、食感が安定。
水分量を増やしたことでしっとり感を保つことができました。

ココナッツの風味はオイル使用時と大きな差はなく、「甘みのある配合」と組み合わせるとさらに美味しくなる印象です。

ココナッツミルクは缶入りで傷みやすいため、開封後は別容器に移して冷蔵または冷凍保存がおすすめ。メーカーによって濃度や粘度が異なるため、水分量はその都度調整が必要です。

現役和食調理師のヒント

ココナッツミルクがドロッとしている場合は、水分として全量カウントしつつ+10〜20gの水を追加すると、生地がまとまりやすくなります。

今回の食パンの参考資料

今回使用したのは、　Panasonic SD-BH104（廃盤モデル）
発売からかなり年数が経っていますが、現在も安定した焼き上がりで現役使用中です。

ホームベーカリー　Panasonic SD-BH104の消耗品一覧表

原価計算表

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この記事を書いた人
現役の和食調理師／おかだ けんいち（調理歴25年以上）

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