
人参のおいしい時期
はるなつにんじん
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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ふゆにんじん
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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解説
- 春夏ニンジンは甘みとみずみずしく柔らかい歯応えが特徴
- 冬ニンジンは出回る量も多く、味も良い
- 一年を通して栽培されている
- 冬場に土の中に埋めて保存できる特徴があり、貯蔵性が高い野菜
- 新人参(春人参)は収穫後、乾燥や貯蔵をされずにすぐ出荷された物
(新人参は新鮮な人参ですが、保存できる期間は短い) - 流通量の多い野菜の中でのカロテン含有量が一番多い
- カロテンは表皮の下に多く含まれている
- 昔に比べ独特の匂いが減り、甘くなった
(カロテンの量は増えたものの、他の栄養素は減少傾向) - カロテンは脂溶性なので油料理に適している
選び方
- 良品
- 色が濃く鮮やかなものが良い
- 皮が滑らかなものが良い
- くぼみの少ない物が良い
- 悪品
- 葉の付け根(人参側)が緑色なのは避ける
- 全体的に黒ずんでいるものは避ける
- しわになっているものは古いので避ける
相性の良い食材

保存方法
- 湿気と乾燥に弱い
- 水気を拭きとり、新聞紙などに包んで保存する
- 野菜室では立てて保存するのが好ましい
- 葉の部分は切り落とす
- 0℃~5℃で保存する
(冬季以外は野菜室で保存する)
- 冷凍
使いやすいサイズに切って小分けして冷凍
硬めに茹でて冷凍するときは水気をよくふき取ると良い
主な品種
- 金時人参
- ミニ人参
- 島人参
- 金美
- 滝野川大長群
- 朝鮮人参
- ベビーキャロット

レシピ
人参の栄養素含有量
可食部100g当たり
にんじん(生)皮むき
廃棄率 | 10% |
エネルギー | 36㎉ |
水分 | 89.7g |
タンパク質 | 0.8g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 8.7g |
ナトリウム | 34㎎ |
カリウム | 270㎎ |
カルシウム | 26㎎ |
マグネシウム | 9㎎ |
リン | 25㎎ |
鉄 | 0.2㎎ |
亜鉛 | 0.2㎎ |
銅 | 0.05㎎ |
マンガン | 0.10㎎ |
ヨウ素 | – |
セレン | 1㎍ |
クロム | 1㎍ |
モリブデン | 1㎍ |
ビタミンA(レチノール) | – |
ビタミンA(β-カロテン) | 6700㎍ |
ビタミンD | – |
ビタミンE(トコフェロールα) | 0.5㎎ |
ビタミンK | 18㎍ |
ビタミンB1 | 0.07㎎ |
ビタミンB2 | 0.06㎎ |
ナイアシン | 0.7㎎ |
ビタミンB6 | 0.1㎎ |
ビタミンB12 | – |
葉酸 | 23㎍ |
パントテン酸 | 0.33㎎ |
ビオチン | 2.8㎍ |
ビタミンC | 6㎎ |
食物繊維(総量) | 2.4g |
参照→人参/生/皮むき
日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用