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起因菌
- カンピロバクター・ジェジュニ
- カンピロバクター・コリ
症状
発生期間 | 6~10月 (8月が最も多い) |
潜伏期間 | 30時間~6日 (通常2~4日) |
症状 | 頭痛 嘔吐 下痢 腹痛 発熱 めまい |
備考 | 潜伏期間は他の食中毒より長い |
汚染源
- 牛、豚、鶏などの家畜
- ペット、野鳥、野生動物など
- 不十分な殺菌による井戸水
- 湧水及び簡易水道水
- 包丁やまな板などからの二次感染
特徴
- 鶏、牛、豚、ペット、野鳥、野生動物など多くの動物が保菌している
- 特に鶏肉の保有率が高い
- 比較的少ない菌量(100個程度)で感染が成立する
- 低温に強く、4度でも長期間生存するので冷蔵庫の過信に注意する
- 熱や乾燥に弱い
予防
- 食肉を十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)する
- 生食、加熱不十分な鶏肉料理を避ける
- 食肉は他の食品と調理器具や容器を分けて処理や保存する
- 食肉を取り扱った後は十分に手を洗ってから他の食品を取り扱う
- 食肉に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌を行う
まとめ
- 熱、乾燥に弱い菌である
- 低温には強く4度でも長期生存する
- 比較的少ない菌量(100個程度)で感染する
- 菌の保有率は鶏肉が多い
- ペットから感染することがある
- 二次感染に注意する(まな板、包丁など)