食中毒の種類と症状 一覧表

食中毒の種類と症状 一覧表
 

食中毒について

食中毒の原因は目に見えない細菌とウイルスで、細菌は食べ物の中で増殖し、ウイルスは低温や乾燥した環境で生存します。
その細菌やウイルスがついた食べ物を食べることにより食中毒を引き起こします。
数種類の食中毒菌が存在し、症状は下痢や嘔吐が多い。それぞれ特徴や症状は異なります。
食中毒の症状や特徴を知って予防しましょう

 

予防のポイント

食中毒予防の3原則
食中毒菌を「つけない・増やさない・やっつける

  1. つけない
    • 手洗いの徹底
    • 調理器具&食材の洗浄
    • 食材ごとに調理器具を洗浄する
  2. 増やさない
    • 食材の温度管理をきちんとする
    • 食材の保存方法を考える
    • 食べ残しや翌日に残す時は注意する
  3. やっつける
    • 十分に加熱する
    • 冷凍で死滅する菌もある
    • アルコール除菌を上手に使う

参考HP→厚生労働省/食中毒

 

食中毒の種類

食中毒は大きく分けて4つの種類に分けることができます。
主に細菌性食中毒(8種類)は6~9月に多く発生し、ウイルス性食中毒(ノロウイルス)は11~2月に多く発生します。

細菌性食中毒(感染型)は全部で3種類あり、摂取された菌が腸管内で増殖して、発症する。
細菌性食中毒(毒素型)は全部で5種類あり、食品内で菌が繁殖したものを摂取して、発症する。

  1. 細菌性食中毒
    • 感染型 
      1. 腸炎ビブリオ
      2. カンピロバクター
      3. サルモネラ菌
    • 毒素型
      1. 食品内毒素型
        • ボツリヌス菌
        • ウエルシュ菌
        • ブドウ球菌
        • セレウス菌
      2. 生体内毒素型
        • セレウス菌
        • 腸管毒素原性大腸菌
  2. 自然毒食中毒
    1. 動物性自然毒
      • ふぐ中毒
      • 貝毒
    2. 食物性自然毒
      • 毒キノコ
      • 青梅
  3. ウイルス性食中毒
    • ノロウイルス
  4. 科学性食中毒
    • ヒスタミン
 

食中毒の特徴・症状一覧表

食中毒の症状、潜伏期間などをわかりやすく一覧表にまとめました。
ほとんどの食中毒菌は加熱に弱い事が分かります。
注意すべきは「ウェルシュ菌」「ブドウ球菌」の2種類。

ウェルシュ菌」は加熱に強く(100℃で1~4時間)、調理済みの料理の常温保存によって繁殖します(症状は下痢と腹痛)

ブドウ球菌」は自体は熱に弱いが、「ブドウ球菌」が繁殖する時に作られる毒素「エンテロトキシン」が原因。「エンテロトキシン」は加熱に強い(症状は嘔吐、下痢、腹痛)

菌名症状潜伏期間原因食物備考
サルモネラ菌下痢
腹痛
吐き気

6~72
時間

生野菜
牛肉
豚肉
鶏肉
加熱に弱い
腸炎ビブリオ上腹部痛
下痢
8~15
時間
生食の魚介類
魚介類の加工品
漬物
熱に弱い
酸に弱い
低温で増殖しにくい
3%の塩水を好む
病原大腸菌頭痛
嘔吐
下痢
腹痛
発熱
血便
8~30
時間
生野菜
牛肉
水産加工品
 
ウエルシュ菌下痢
腹痛
8~22
時間
カレー
シチュー
めんつゆ
加熱に強い
カンピロバクター発熱
頭痛
腹痛
下痢
めまい
2~6

牛乳
鶏肉
牛肉
糞便による汚染
加熱に弱い
塩分に弱い
乾燥に弱い
エルシニア発熱
腹痛
下痢
頭痛
2~3
動物の腸内
(特に豚)
加熱に弱い
低温でも増殖
リステリア発熱
頭痛
嘔吐
1~7
生野菜
乳製品
食肉加工品
加熱に弱い
低温でも増殖
ブドウ球菌嘔吐
下痢
腹痛

1~6
時間

乳製品
弁当
調理パン
熱に強い
(エンテロトキシン)
ボツリヌス菌神経麻痺
口の渇き
呼吸困難

12~36
時間

ソーセージ
いずし
熱に弱い
セレウス菌
(嘔吐型)
嘔吐
腹痛
1~3
時間
米飯
パスタ
加熱に強い
セレウス菌
(下痢型)
下痢
腹痛
8~16
時間
肉類
スープ
弁当
加熱に弱い
ノロウイルス腹痛
下痢
嘔吐
発熱
1~3
生食魚介加熱に弱い
二次感染する
糞便、嘔吐から感染
ふぐ中毒頭痛
下痢
嘔吐
発熱
1~3
時間
河豚取り扱い要免許
貝毒嘔吐
下痢
しびれ
30分
~3日
二枚貝自然に毒化
ほぼ流通しない
植物性自然毒吐き気
嘔吐
頭痛
 毒キノコ
青梅
銀杏
知識不足による誤食
科学性食中毒吐き気
嘔吐
頭痛
 有害化学物質無許可の添加物
 

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寄生虫の種類と症状

寄生虫の種類と症状
 

寄生虫について

鶏・豚・牛等の動物の腸管や河川・下水道等の自然界に広く生息する細菌です。多くの種類があり、乾燥に強い種類がいることでも知られています。症状が大変重い種類もあり注意が必要です。微生物による食中毒と異なり、食品中で増えたり、患者間でうつったりすることはありません。
肉やレバーには、サナダムシの一種などの寄生虫がついていることがあり、充分に加熱せずに食べると腸管内などに感染して腹痛や下痢などをおこすことがあります。特に、豚肉や豚のレバーにいる寄生虫には注意しましょう。

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寄生虫による食中毒予防のポイント

  • 手指、調理器具、食材はよく洗浄しましょう
  • 加熱は一番有効な予防方法です。加熱する食品は、中心部まで十分に加熱しましょう
  • 多くの寄生虫は、-20℃以下で48時間以上冷凍することで死滅するといわれていますが、寄生虫の種類によっては長期間生存するものもあるので注意が必要です。
  • 魚の内臓や内臓周辺には、寄生虫が多く感染しています。内臓の生食を避けると共に、内臓はできる限り早く魚から取り除きましょう
  • 菜にも寄生虫の卵がついている可能性があるので、生で食べる野菜は、調理前に流水でよく洗いましょう
  • 包丁やまな板を使うときは、先に生野菜などの加熱しない食品を切り、生の肉や魚介類は後で切りましょう

参考→農林水産省HP

 

寄生虫の特徴一覧

寄生虫食品寄生元症状
アニサキス海鮮物



烏賊

急性胃腸炎
胃痙攣
腸閉塞

大複殖門条虫だいふくしょくもんじょうちゅう

海鮮物

下痢
消化障害
旋尾線虫せんびせんちゅう海鮮物

蛍烏賊

幼虫移行症
顎口虫がっこうちゅう淡水魚

雷魚
泥鰌

幼虫移行症
肝吸虫かんきゅうちゅう淡水魚


肝肥大
肝機能障害
横川吸虫よこがわきゅうちゅう淡水魚


下痢
消化器障害
日本海裂頭条虫にほんかいれっとうじょうちゅう淡水魚桜鱒
下痢
消化器障害
旋毛虫せんもうちゅう

食肉


発熱
筋肉痛
無鉤条虫むこうじょうちゅう食肉

ネズミ
消化器障害
有鉤条虫ゆうこうじょうちゅう食肉消化器障害
皮下腫瘤
トキソプラズマ食肉
脈絡網膜炎
回虫かいちゅう野菜野菜消化器障害
ズビニ鉤虫こうちゅう野菜野菜 消化器障害
貧血
鞭虫べんちゅう野菜野菜腹痛
下痢
肝蛭かんてつ野菜
パセリ
茗荷
腹痛
発熱
肝機能障害
赤痢せきりアメーバ飲料水
野菜
野菜
飲料水
消化器障害
肝膿瘍
ランブル鞭毛虫べんもうちゅう飲料水
野菜
飲料水
野菜
下痢
消化器障害
クリプトスポリジウム飲料水
野菜
飲料水
野菜
下痢
消化器障害
エキノコックス飲料水
野菜
飲料水
野菜
肝機能障害
広東住血線虫かんとんじゅうけつせんちゅう害虫ナメクジ好酸球性髄膜脳炎
アンソン裂頭条虫れっとうじょうちゅう害虫
移動性腫瘍
寄生虫の種類と症状 一覧
 

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飲料水に潜む寄生虫

飲料水

     
  1. ランブル鞭毛虫べんもうちゅう

    【寄生元】汚染された飲料水、野菜など
    【寄生先】十二指腸、小腸上部、胆のうなど
    【症状】腹痛、下痢、胆のう炎など(症状が見られない感染者も多い)
    【予防法】
    ①飲料水の煮沸
    ②上水道の塩素殺菌にも強いので煮沸が効果的
    *ランブル鞭毛虫が流行している地域では特に注意が必要

 

 

  1. クリプトスポリジウム 
     
    【寄生元】水道水、井戸水、野菜など
    【寄生先】小腸膜で増殖する
    【症状】腹痛、下痢、嘔吐(個人の免疫力によって異なる)
    【予防法】
    ①加熱調理&煮沸
    ②水で洗っても完全除去できないので加熱する
    *クリプトスポリジウムが流行している地域では特に注意が必要

 

 

  1. エキノコックス
      
    【寄生元】山菜、ネコ、イヌ、飲料水、ネズミなど
    【寄生先】肝臓
    【症状】自覚症状が少ない(肝臓内で大きくなり肝機能が停止することがある)
    【予防法】
    ①山菜などは良く洗い加熱処理する
    ②水は煮沸する


その他

 

 

  1. 広東住血線虫
    かんとんじゅうけつせんちゅう
     
    【寄生先】脳脊髄
    【症状】激しい頭痛、発熱、嘔吐など
    【予防法】
    ①野菜類は良く洗う
    ②子供が軟体動物(ナメクジ、カタツムリなど)に触れないようにする
    ③軟体動物に触れたときは手を良く洗う

     

     

  2. マンソン裂頭条虫れっとうじょうちゅう  
    【寄生元】ヘビ、カエルなど
    【寄生先】皮下組織、その他の組織
    【症状】移動性の腫瘤(体のあちこちに移動する)赤みやかゆみ
    【予防法】
    ①蛇やカエル、イノシシなどを生食しない






食肉・野菜に潜む寄生虫の症状と予防

食肉類

 
  1. 旋毛虫せんもうちゅう
    【寄生元】クマ、ブタ、ウマ
    【寄生先】小腸の粘膜に幼虫を生み、血液を介して全身
    【症状】下痢、腹痛、発熱、筋肉痛、貧血、呼吸困難
    【予防法】
    ①加熱(55度以上)に弱い
    ②冷却(-38度~-18度)に弱い
    *寒冷地由来のモノは冷凍に強いモノもある
 
  1. 無鉤条虫むこうじょうちゅう
    【寄生元】ウシ
    【寄生先】小腸上部の粘膜
    【症状】腹痛、下痢、食欲衰退
    【予防法】
    ①牛肉の生食を避け、十分に加熱する
    *日本でのうしの保虫率は1%以下で感染が少ない
 
  1. 有鉤条虫ゆうこうじょうちゅう
    【寄生元】イノシシ、ブタ
    【寄生先】小腸上部の粘膜、幼虫が脳、心筋、肝臓などに移行
    【症状】消化器障害(下痢、悪心など)、貧血
    【予防法】
    ①イノシシ、ブタの生食、生焼け肉などを避ける
    ②十分に加熱する
 
  1. トキソプラズマ 【寄生元】ネズミ、ブタ、イヌ、ネコ、ヒツジなど
    【寄生先】
    【症状】発熱、リンパ節の炎症(胎児は先天性トキソプラズマ症)
    【予防法】
    ①豚肉の取り扱いに注意する
    ②二次感染を防ぐために調理器具の洗浄をする
    *猫の排泄などから経口感染する
    *妊婦は特に注意が必要(胎児への影響が大きい)



野菜類

 
  1. 回虫かいちゅう
    【寄生元】野菜類に虫卵(手指を介して経口感染)犬、猫の糞便
    【寄生先】小腸で孵化し、肝臓、肺、喉などを通り再び小腸に定着する
    【症状】自覚症状は少ない(まれに腹痛、発熱、下痢)
    【予防法】
    ①熱に弱く70度数秒で死滅
    ②生野菜を食べるときにはよく洗浄する
    *体内を動き回る際に臓器に侵入し、危険な症状を起こすこともある
 
  1. ズビニ鉤虫こうちゅう
    【寄生元】野菜を介して経口感染(海外では経皮感染する)
    【寄生先】体内を移動して小腸に寄生する
    【症状】貧血、食欲不振、全身倦怠など
    【予防法】
    ①熱に弱いので加熱調理する
    ②生野菜を食べるときは良く洗浄する
    *子供では栄養障害や神経症状が現れる
 
  1. 鞭虫べんちゅう
    【寄生元】野菜類に虫卵
    【寄生先】盲腸部に寄生する
    【症状】寄生数が多いと下痢、腹痛、食欲不振(虫垂炎の原因にもなる)
    【予防法】
    ①加熱調理&生野菜は良く洗浄する
 
  1. 肝蛭かんてつ
    【寄生元】ウシ、ヒツジ、セリ、ミョウガ、クレソンなど
    【寄生先】人の肝臓に寄生する
    【症状】激しい腹痛、発熱、肝機能障害など
    【予防法】
    ①水洗いや洗剤などでは完全除去できない
    ②肝蛭の流行地では野菜の生食を避け、加熱調理する
    ③牛の肝臓は十分に加熱する
 
  1. 赤痢せきりアメーバー
    【寄生元】ハエ、ゴキブリ、サル、ネズミ、イヌ、ブタなどの糞便
    【寄生先】一般的に大腸に寄生する
    【症状】症状が現れない患者が多い
    大腸で潰瘍を起こし、粘血便が見られる
    肝臓へ転移して肝膿瘍を起こすこともある
    【予防法】
    ①水や野菜の加熱や煮沸
    ②ハエ、ゴキブリなどの駆除
 

魚介類に潜む寄生虫と予防法

海産魚介類

 
  1. アニサキス類
    【寄生元】サバ、アジ、スルメイカ、タラ、ニシンの腹腔や筋肉
    【寄生先】胃壁、腸壁
    【症状】上腹部痛、悪心、嘔吐など
    【予防法】
     ①熱に弱く70度で死滅する
     ②-20度で24時間以内に死滅する
     ③海産魚介の生食には注意する
 
  1. 大複殖門条虫だいふくしょくもんじょうちゅう
    *詳しい生活環は解明されていない
    【寄生元】シラス、いわし、カツオなど
    【寄生先】人の小腸上部に寄生
    【症状】感染してもあまり症状が見られないが下痢、腹痛など
    【予防法】
     ①熱に弱く70度で死滅する
     ②-20度で24時間以内に死滅する
     ③海産魚介の生食には注意する
 
  1. 旋尾線虫せんびせんちゅう
    *詳しい生活環は解明されていない
    【寄生元】ホタルイカ、ハタハタ、タラ、スルメイカの内臓
    ホタルイカの寄生率は約3%
    【寄生先】旋尾線虫症は幼虫が皮膚の下をはい回る幼虫移行症
    【症状】腹痛、嘔吐、腸閉塞
    【予防法】
     ①加熱で予防できる
     ②-30度で4日以上冷凍、内臓除去

食中毒予防必携

淡水魚類

 
  1. 顎口虫がっこうちゅう
    【寄生元】淡水魚、両生類、爬虫類、鳥類、ほ乳類など
    人への感染源はライギョ、コイ、輸入ドジョウなど
    【寄生先】幼虫のまま皮膚の下をはい回る幼虫移行症
    【症状】はい回った跡がミミズ腫れになり、かゆみや痛みを伴う
    【予防法】
    ①ドジョウなどの生食を避ける
    ②しっかり洗浄、加熱する
    *日本では有棘顎口虫、日本顎口虫、ドロレス顎口虫などが報告されている
    *東海地方以西によくみられる(九州、四国、近畿)
 
  1. 肝吸虫かんきゅうちゅう
    【寄生元】フナ、コイ、タナゴ、モロコなどに寄生する
    【寄生先】人の肝臓、胆管に寄生
    【症状】寄生の数が増えると、肝硬変や胆管炎になる
    【予防法】
    ①淡水魚の生食を避け、十分に加熱する
    ②幼虫は冷凍も効果的
    ③調理の際のウロコ飛び散りにも注意する
    *日本では地方病と言われたが現在は激減した
 
  1. 横川吸虫よこがわきゅうちゅう
    【寄生元】アユ、シラウオ、フナ、ウグイなどの筋肉、ウロコ、ヒレなどに寄生
    【寄生先】人の体内では小腸に寄生
    【症状】腹痛や慢性の下痢(あまり症状は見られない)
    【予防法】
    ①淡水魚の生食を避ける
    ②70度で85分加熱で死滅する
    *日本各地に分布するが、特に中国、四国、九州地方に多い
    *横川吸虫と同類の有害異形吸虫、鎌形異形吸虫などがある
 
  1. 日本海裂頭条虫にほんかいれっとうじょうちゅう
    【寄生元】サケ、マス、サクラマス
    【寄生先】人の小腸上部の粘膜
    【症状】腹痛、下痢、食欲不振、悪心(症状が見られないことが多い)
    【予防法】
    ①冷凍処理(-20度、24時間)
    ②サケ、マスの生食を避ける
    *通称サナダムシと呼ばれる
    *頭部が1cmでも残っていると再び成長するという生命力を持つ

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淡水産カニ類

 
  1. ウェステルマン肺吸虫はいきゅうちゅう

    【寄生元】モズクガニ、サワガニ、ザリガニ、イノシシ
    【寄生先】人の肺、腹腔、心臓、肝臓、脳
    【症状】咳、たん、肺結核の初期症状、半身まひ、失明など
    【予防法】
    ①熱に弱いので加熱調理する
    ②調理器具などの二次感染に注意する(調理器具の洗浄)
    *九州、四国、中国地方によくみられる

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科学性食中毒(Chemical food poisoning)

 

起因菌

  • メタノール
  • ホルムアルデヒド
  • ヒ素
  • カドミウムなど

症状

発生期間通年
潜伏期間
症状下痢
腹痛
発熱
倦怠感
嘔吐
頭痛
備考原因物質により症状が違う

汚染源

  • 化学物質に汚染された食品の摂取
  • 食品添加物と認められていない物の使用
  • 製造工程からの汚染

特徴

  • 製造過程で誤って混入する
  • 食品中で有害化学物質が発生することもある

予防

  • 食品に使用しないものは食品と一緒にしない
  • リコールなどの情報を守る

まとめ

  • 食品に関係ない物は区別して保管する
  • リコールなどの情報を得る
  • 原因物質はメタノール、塩化第二水銀、ホルムアルデヒド、有機リン剤、有機塩素剤、エチレングリコール、ズルチン、オーラミン、オーラミンB、ヒ素、PCB、アンチモン、有機亜鉛、銅、亜鉛、有機水銀、カドミウムなど
  • 原因物質により症状は違う


備考

「食中毒」一覧表

サルモネラ菌ボツリヌス菌
腸炎ビブリオセレウス菌
病原大腸菌ノロウイルス
ウエルシュ菌フグ中毒
カンピロバクター貝毒
エルシニア植物性自然毒
リステリア科学性食中毒
ブドウ球菌 
 

植物性自然毒(phytotoxin)

起因菌

  • アルカロイド
  • ルデヒド
  • シクトキシンなど

 

症状

発生期間通年
潜伏期間30分~10時間
症状下痢
腹痛
吐き気
呼吸困難
備考種類により症状などの個体差がある


汚染源

  • 有毒キノコ
  • 野草
  • じゃがいも
  • 青梅
  • モロヘイヤ
  • 銀杏

特徴

  • 熱処理などで無毒になることはない
  • 死にかかわることが多い

予防

  • 野草、キノコなどは専門家の指示を仰ぐ
  • じゃがいもは芽の部分、緑色部分は食べない
  • 未完熟の梅は食べない
  • 銀杏は食べ過ぎない
  • モロヘイヤは食用をたべる

 

まとめ

  • キノコや野草は専門家の指示を仰ぐ
  • その毒素によって症状や発症時間などの違いがある
  • じゃがいもは芽や緑色部分は食べない
  • モロヘイヤは食用を食べる
  • 未完熟の青梅は食べない
  • 銀杏は食べ過ぎない(5歳未満は症状が起きやすい)

備考

「食中毒」一覧表

サルモネラ菌ボツリヌス菌
腸炎ビブリオセレウス菌
病原大腸菌ノロウイルス
ウエルシュ菌フグ中毒
カンピロバクター貝毒
エルシニア植物性自然毒
リステリア科学性食中毒
ブドウ球菌 

 

 

貝毒(Shellfish poison)

起因菌

  • サキシトキシン
  • ゴニオトキシン群
  • ペクテノトキシン群

症状

発生期間通年
潜伏期間30分~3日
症状下痢
吐き気
嘔吐
頭痛
備考麻痺性貝毒、下痢性貝毒が存在する

汚染源

  • 毒化した貝類
    (ムラサキガイ、アサリ、ホタテ、バイガイ、ホラガイなど)

特徴

  • 麻痺性貝毒=重症の場合は呼吸困難により死に至る
  • 下痢性貝毒=重症でも3日以内に回復
  • 熱に強いので調理過程で無毒になりません

予防

  • 貝の可食部1g中4MUを超える麻痺性貝毒を含む物は食用禁止
  • 貝の可食部1g中0.05MUを超える下痢性貝毒を含む物は食用禁止

まとめ

  • 毒化した貝は出荷規制されて市販されることはない
  • 潮干狩りなどで採った貝などは規制の対象外
  • 潮干狩りなどの場合は、その海域が貝毒の出荷規制海域になっていないかどうか、確認するようにしましょう
  • エサの毒化プランクトンが原因で貝が毒を蓄積する
  • 二枚貝だけでなく巻貝なども注意する

 

備考

 

「食中毒」一覧表

サルモネラ菌ボツリヌス菌
腸炎ビブリオセレウス菌
病原大腸菌ノロウイルス
ウエルシュ菌フグ中毒
カンピロバクター貝毒
エルシニア植物性自然毒
リステリア科学性食中毒
ブドウ球菌 
 

フグ中毒(Puffer fish poisoning)

起因菌

  • テトロドトキシン


症状

発生期間通年
潜伏期間30分~3時間
症状腹痛
頭痛
手足のしびれ
言語障害
備考脂肪するまでの時間は約8時間

汚染源

  • フグ
  • ヒョウモンダコ
  • ツムギハゼ
  • ボウシュウボラ

特徴

  • 水に溶けない
  • 酸、熱に強い
  • 加熱調理などでは無毒化できない

予防

  • フグ調理師の資格者が解体する事
  • 素人の安易な取り扱いは絶対にしない

まとめ

  • 素人の解体は絶対にしない
  • フグ調理師の免許取得者が解体する事
  • 人の致死量は約2mg
  • フグ毒=テトロドトキシン
  • テトロドトキシン=青酸カリの1000倍の毒力
  • フグ毒は加熱処理では無毒化できない

「食中毒」一覧表

サルモネラ菌ボツリヌス菌
腸炎ビブリオセレウス菌
病原大腸菌ノロウイルス
ウエルシュ菌フグ中毒
カンピロバクター貝毒
エルシニア植物性自然毒
リステリア科学性食中毒
ブドウ球菌 
 

ノロウイルス食中毒(Norovirus food poisoning)

 

起因菌

  • ノロウイルス

 

症状

発生期間冬季に流行
潜伏期間1日~3日
症状下痢
腹痛
吐き気
嘔吐
頭痛
備考ウイルスは食品中では増殖しない



汚染源

  • ノロウイルスに汚染された食品
  • 牡蠣
  • 二枚貝
  • 人からの二次感染
    (糞便、吐物、飛沫感染など)

特徴

  • 熱に弱い 85度以上で90秒で感染症はなくなり、予防に有効
  • 100℃では瞬時に死滅する
  • 食品中で増殖しない
  • 人の腸管で増殖し二次感染する
  • アルコール消毒では効果が薄い
    (塩素系の消毒液や洗剤が有効)

 

予防

  • 牡蠣などの二枚貝は十分に加熱する
  • 鮮食品(野菜、果物)は十分に洗浄する
  • 調理前、飲食前、トイレ後などは良く手を洗う
  • 手洗い、うがいが効果的

まとめ

  • 牡蠣などの二枚貝は十分に加熱する
  • 生鮮食品(野菜、果物)は十分に洗浄する
  • 調理前、飲食前、トイレ後などは良く手を洗う
  • 嘔吐物の片付けは塩素系漂白剤を使う
  • 人から人への飛沫感染にも注意する
  • ウイルス性は寒い季節に流行する
  • アルコール消毒では効果が薄い
  • 塩素系の消毒や洗剤などが有効

備考

 

「食中毒」一覧表

サルモネラ菌ボツリヌス菌
腸炎ビブリオセレウス菌
病原大腸菌ノロウイルス
ウエルシュ菌フグ中毒
カンピロバクター貝毒
エルシニア植物性自然毒
リステリア科学性食中毒
ブドウ球菌