貝割れ大根 かいわれだいこん(white radish sprouts)の特徴と栄養素

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貝割れ大根の英語表記

white radish sprouts 
daikon radish sprouts
radish sprouts 

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貝割れ大根の旬

かいわれだいこん

季節ごとの旬の食材をもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。▶ 旬の野菜・魚介【年間カレンダー】

貝割れ大根とは~特徴~

貝割れ大根 かいわれだいこん(white radish sprouts)
  • 貝割れ大根とは大根の種から発芽した新芽のことをいう
  • 名前の由来は葉の形が二枚貝のように開いたように見えるから
  • 低カロリーでビタミンが豊富
  • 長さは12cm程度で、特有の爽やかな辛味がある
  • 芽が出るまで暗室で育てたのち、光を当て緑化させる
  • スプラウトとは野菜や豆類の種子から発芽した新芽の総称
    (貝割れ大根はスプラウトの一種)
  • 基本的に水耕栽培されており、周年出回る
  • 家庭で栽培するときは雑菌の繁殖に注意する
  • 種の皮がついているので、サッと洗い流す(食べても問題ない)

貝割れ大根の選び方

  • 葉がみずみずしい緑色で、ピンとしているものが良品
  • 茎が白く、葉が濃い緑色の物が新鮮
  • 底のスポンジ部分が変色していたり、乾燥しているものは避ける

保存方法

  • 容器に入ったまま、水を少量入れてラップして冷蔵庫で保存する
  • 根元をカットして湿らせたキッチンペーパーに包み密封容器に入れ保存する
  • 根元をカットしたものはラップなどに包み冷蔵庫で保存
  • 洗い、水気を切って冷凍可能(ただし、食感は無くなる)
  • 購入後は早く食べるのが好ましい

主な品種

  • 豆苗
  • ブロッコリースプラウト
  • 赤ラディッシュスプラウト
  • 空心菜スプラウト

貝割れ大根を使った料理

貝割れ大根 かいわれだいこん(white radish sprouts)の特徴と栄養素
  • サラダ
  • 付け合わせ
  • 味噌汁
  • ナムル
  • 和え物

貝割れ大根の栄養素(食品成分表)

かいわれだいこん(生)

栄養素単位
廃棄率0%
エネルギー21
水分93.4g
タンパク質2.1g
脂質0.5g
食物繊維(総量)1.9g
炭水化物3.3g
ナトリウム5
カリウム99
カルシウム54
マグネシウム33
リン61
0.5
亜鉛0.3
0.3
マンガン0.35
ヨウ素12
セレン
クロム
モリブデン6
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)1900
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)2.1
ビタミンK200
ビタミンB10.08
ビタミンB20.13
ナイアシン1.3
ビタミンB60.23
ビタミンB12
葉酸96
パントテン酸0.29
ビオチン5.6
ビタミンC47
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

低エネルギー&高水分
かさ増し・整えメニューに最適。ナトリウムも5 mgと極少。

抗酸化×脂溶性の組み合わせ
β-カロテンは油と一緒で吸収UP。ごま油やオリーブ油の和え物・ナムルが理にかなう。

ビタミンCは熱に弱い
生食(トッピング)or短時間加熱がベター。

香味で減塩に貢献
辛味・香りで塩分控えめでも満足度を出しやすい(味噌汁の仕上げや冷奴の薬味に◎)。

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)
和食の世界で25年以上。旬の食材や家庭でできる調理のコツを、やさしく、わかりやすくお届けしています。料理がもっと楽しく、おいしくなるきっかけになれば嬉しいです。
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