太刀魚 たちうお(Cutlassfish)

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太刀魚の旬 ~おいしい時期~

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たちうお

季節ごとの旬の食材をもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。▶ 旬の野菜・魚介【年間カレンダー】

太刀魚(たちうお)とは ~解説~

  • 人気のある魚で国産では足らず、東南アジアなどから輸入している
  • 産卵期は春から秋(旬も産卵期と重なる)
  • 繊維質が少なく、骨は柔らかい
  • 銀色の皮には鱗がない
  • 皮には旨味があるのでそのまま食べる
  • 語源は「太刀」のように細く銀色をしているからと言われる
  • 「立って泳ぐ」ことからも語源とされる

地方名

  • カタナ
  • サアベラ
  • ハクウオ
  • ヒラガタナ

目利き

  • 背びれと目の色合いは透明のものが良い

仲間

  • 天竺太刀(テンジクタチ)

レシピ

  • 太刀魚の刺身、すし
  • 太刀魚の塩焼き
  • 太刀魚のムニエル
  • 太刀魚のソテー
  • 太刀魚の煮物

太刀魚の栄養素 (食品成分表)

たちうお(生)
可食部100g当たり

栄養素単位
廃棄率35%
エネルギー238
水分61.6g
タンパク質16.5g
脂質20.9g
食物繊維(総量)g
炭水化物g
ナトリウム88
カリウム290
カルシウム12
マグネシウム29
リン180
0.2
亜鉛0.5
0.02
マンガン0.02
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)52
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD14.0
ビタミンE(トコフェロールα)1.2
ビタミンK
ビタミンB10.01
ビタミンB20.07
ナイアシン3.9
ビタミンB60.2
ビタミンB120.9
葉酸2
パントテン酸0.56
ビオチン
ビタミンC1
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

エネルギー:238 kcal/脂質:20.9 g ― しっかり脂が乗る高カロリー魚。

たんぱく質:16.5 g ― 主菜として十分量。

ビタミンD:14.0 µg ― 魚類の中でも高水準。骨の健康サポートに有効。

カリウム:290 mg/リン:180 mg ― ミネラルは中程度。

ビタミンE:1.2 mg ― 脂質の酸化を抑える働き。

鉄:0.2 mg/ビタミンC:1 mg ― どちらも少なめ

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)
和食の世界で25年以上。旬の食材や家庭でできる調理のコツを、やさしく、わかりやすくお届けしています。料理がもっと楽しく、おいしくなるきっかけになれば嬉しいです。
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