𩸽 ほっけ(Atka mackerel)

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𩸽(ほっけ)の旬 ~おいしい時期~

ほっけの旬は7月から12月ごろ

旬カレンダー(1月〜12月)
※色が付いている月が旬の目安です。

ホッケの旬を押さえたら、次は10月全体の“旬の地図”も確認してみてください。魚・貝・甲殻類まで、10月が旬の魚介を「10月の魚介類一覧」にまとめました。献立作りや買い物の目安にどうぞ▶10月|旬の魚介類 一覧表【保存版】

𩸽(ほっけ)とは ~解説~

𩸽 ほっけ(Atka mackerel)
  • 魚偏に花と書く(海の表面に群れる幼魚が美しい花のようだからとついたと言われる)
  • 干物としての流通が多い
  • 流通の発達により生での入荷が増えている
  • 鮮度が落ちやすい
  • 戦後の配給に腐敗したものが配られ、イメージが悪い
  • 干物はほとんどが「シマホッケ」でロシア産が多い
  • 生食の場合は「アニサキス」などの寄生虫に注意しなければならない

地方名

  • ネボッケ
  • アオボッケ
  • ロウソクボッケ
  • ホッキ
  • タラバホッケ

目利き

  • エラが鮮紅色のものが良い
  • しっかりと硬いものが良い
  • 腹が柔らかいものは鮮度が落ちている

ほっけの臭み対策|干物は「水分」と「塩」でほぼ決まる

北家のにおいの原因はドリップと汚れ
ほっけ(𩸽)は開き(干物)で食べることが多く、においが気になるときは「魚臭さ」そのものよりも、解凍で出たドリップ(水分)や表面の汚れが原因になりがちです。魚のにおい成分はアミン類(代表はTMA)として知られ、時間経過や扱い方で目立ちやすくなります。

対策はシンプルで、ポイントは3つだけです。
①解凍後のドリップをキッチンペーパーでしっかり拭く
②必要なら軽く塩をして10分置き、出てきた水分を拭く
③洗うなら“真水で長く洗わない”
(洗う場合は手早く、塩水を使うと水っぽさが戻りにくい)

臭み取りの基本(汚れを残さない/水分を抜く/下処理を整える)は、ほっけ以外の魚にも共通します。手順を1ページにまとめているので、迷ったときはこちらを見ながら進めてください。
魚の臭いを取る方法|臭み取り・内臓処理のコツを調理師がやさしく解説

仲間

  • 北野𩸽(きたのほっけ)
  • 縞𩸽(しまほっけ)

レシピ

  • 干物
  • 刺身、すし
  • フライ
  • 竜田揚げ
  • ソテー

ホッケとよく合う食材

大根おろし
脂や塩気をさっぱり受け止めてくれる王道。焼いたホッケに添えるだけで食べやすさが上がります。

柑橘(レモン/すだち)+青じそ
柑橘の香りと酸味で、干物の風味がスッキリまとまります。青じそを添える組み合わせも定番です。

みょうが/かいわれ/小ねぎ(薬味)
大根おろしと合わせると「さっぱり系おつまみ」に寄せられます。みょうが・かいわれ・ポン酢しょうゆの組み合わせも相性良いです。

ポン酢/しょうゆ
味付けは足し算より引き算が合うタイプ。大根おろしにポン酢やしょうゆをかけて、焼きホッケと一緒に食べる形が鉄板です。

キャベツ/玉ねぎ/にんじん/きのこ(味噌味)
ホッケを「ちゃんちゃん焼き」風にすると、野菜と味噌が一気にまとまります。キャベツ+玉ねぎ+きのこは特に相性◎。

きのこ(なめこ等)+おろし和え
干物をほぐして、大根おろし+きのこで和えると、旨味は残しつつ後味が軽くなります。ホッケでも応用OKの作り方です。

キャベツ千切り/きゅうり/トマト(付け合わせ野菜)
パン粉焼きなど洋寄りにしても、付け合わせはシンプル野菜が合います(キャベツ千切りは特に相性良い)。

バター+じゃがいも(洋風アレンジ)
定番の“焼き魚”から一歩だけ外して厚みを出すならこれ。じゃがいも+バター+レモン系は相性が良い組み合わせです。


ほっけの栄養素(食品成分表)

ほっけ 開き干し
可食部100g当たり

栄養素単位
廃棄率25%
エネルギー179
水分63.7g
タンパク質23.1g
脂質10.9g
食物繊維(総量)g
炭水化物0.2g
ナトリウム770
カリウム410
カルシウム180
マグネシウム41
リン360
0.6
亜鉛1.0
0.06
マンガン0.03
ヨウ素17
セレン34
クロム1
モリブデン
ビタミンA(レチノール)39
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD3.5
ビタミンE(トコフェロールα)1.6
ビタミンK
ビタミンB10.14
ビタミンB20.26
ナイアシン3.7
ビタミンB60.17
ビタミンB125.3
葉酸11
パントテン酸0.65
ビオチン4.5
ビタミンC2
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」
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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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