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つるなの英語・漢字表記
New Zealand spinach
蔓菜
蕃杏(ばんきょう)
浜千舎(はまじしゃ)
つるなの旬 ~おいしい時期~
つるな
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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つるなとは ~解説~
- 別名「はま菜」「蕃杏(ばんきょう)」「浜千舎(はまじしゃ)」
- 海岸の砂地に生息している
- 古くから食用、生薬として使用されてきた
- つる菜は、若芽、若葉を食用にする
- 初夏から晩秋まで収穫時期が長い
- 若芽のうちは柔らかく癖がないので食べやすい
- 葉の表面は細かい粒状の突起で覆われている
- 少ないが「シュウ酸」を含むので下茹でしてから使う
- 「シュウ酸」が気になる時は茹でて水にさらす
味わい
クセがなく、青臭さもなく食べやすい
シャキシャキした食感で食べやすい
茹でてもしゃきっとした食感が
栄養素
ビタミンK、カロテン、鉄分が豊富
カロテンが多いので、油料理にすると効果的にカロテンを摂れる
鉄分が多いのでビタミンCやタンパク質と一緒に摂ると貧血予防になる
つる菜の基本的な食べ方
つる菜にはえぐみの元となる「シュウ酸」が含まれています。シュウ酸を取り除くためにも下茹でをしてから使うようにしましょう。
下茹で方法は・・・
塩を1%程度入れて、たっぷりのお湯を沸かし、洗ったつる菜を入れ軽く下茹でする。
冷水に取り、冷やして硬くしぼり、食べやすい大きさに切る。
ちなみに・・・
シュウ酸は水溶性なので、生のまま炒めてもシュウ酸の量はあまり減りません。気になる方は下茹でしてから使うことをおすすめします。
保存方法
- ビニール袋に入れ野菜室
- なるべく野菜室に立てて保存するとよい
- あまり日持ちがしないので早く食べる
- 鮮度が落ちると萎れてくる
つるなを使った料理
- つるなの天婦羅
- つるなの胡麻和え
- つるなのお浸し
- つるなの酢味噌和え
- つるなの味噌汁
- 炒め物
- 汁物
つるなの栄養素(食品成分表)
可食部100g当たり
廃棄率 | 0 % |
エネルギー | 15 ㎉ |
水分 | 93.8 g |
タンパク質 | 1.8 g |
脂質 | 0.1 g |
炭水化物 | 2.8 g |
ナトリウム | 5 ㎎ |
カリウム | 300 ㎎ |
カルシウム | 48 ㎎ |
マグネシウム | 35 ㎎ |
リン | 75 ㎎ |
鉄 | 3.0 ㎎ |
亜鉛 | 0.5 ㎎ |
銅 | 0.06 ㎎ |
マンガン | 0.81 ㎎ |
ヨウ素 | – |
セレン | – |
クロム | – |
モリブデン | – |
ビタミンA(レチノール) | – |
ビタミンA(β-カロテン) | 2700 ㎍ |
ビタミンD | – |
ビタミンE(トコフェロールα) | 1.3 ㎎ |
ビタミンK | 310 ㎍ |
ビタミンB1 | 0.08 ㎎ |
ビタミンB2 | 0.30 ㎎ |
ナイアシン | 1.0 ㎎ |
ビタミンB6 | 0.13 ㎎ |
ビタミンB12 | – |
葉酸 | 90 ㎍ |
パントテン酸 | 0.46 ㎎ |
ビオチン | – |
ビタミンC | 22 ㎎ |
食物繊維(総量) | 2.3 g |
食べ物の栄養について知識を深めたいなら
35種類の栄養素 一覧表
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