「つる菜(つるな)」英語・漢字表記から旬や魅力まで一挙解説

蔓菜 つるな (New zealand spinach) TOP

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つるなの英語・漢字表記

New Zealand spinach

蔓菜
蕃杏(ばんきょう)
浜千舎(はまじしゃ)

言語学習者のための英語・漢字・ひらがなガイド

つるなの旬 ~おいしい時期~

つるな

季節ごとの旬の食材をもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。▶ 旬の野菜・魚介【年間カレンダー】

つるなとは ~解説~

蔓菜 つるな (New zealand spinach)
  • 別名「はま菜」「蕃杏(ばんきょう)」「浜千舎(はまじしゃ)」
  • 海岸の砂地に生息している
  • 古くから食用、生薬として使用されてきた
  • つる菜は、若芽、若葉を食用にする
  • 初夏から晩秋まで収穫時期が長い
  • 若芽のうちは柔らかく癖がないので食べやすい
  • 葉の表面は細かい粒状の突起で覆われている
  • 少ないが「シュウ酸」を含むので下茹でしてから使う
  • 「シュウ酸」が気になる時は茹でて水にさらす

味わい
クセがなく、青臭さもなく食べやすい
シャキシャキした食感で食べやすい
茹でてもしゃきっとした食感が

栄養素
ビタミンK、カロテン、鉄分が豊富
カロテンが多いので、油料理にすると効果的にカロテンを摂れる
鉄分が多いのでビタミンCやタンパク質と一緒に摂ると貧血予防になる

つる菜の基本的な食べ方

つる菜にはえぐみの元となる「シュウ酸」が含まれています。シュウ酸を取り除くためにも下茹でをしてから使うようにしましょう。

下茹で方法は・・・
塩を1%程度入れて、たっぷりのお湯を沸かし、洗ったつる菜を入れ軽く下茹でする。
冷水に取り、冷やして硬くしぼり、食べやすい大きさに切る。

ちなみに・・・
シュウ酸は水溶性なので、生のまま炒めてもシュウ酸の量はあまり減りません。気になる方は下茹でしてから使うことをおすすめします。

保存方法

  • ビニール袋に入れ野菜室
  • なるべく野菜室に立てて保存するとよい
  • あまり日持ちがしないので早く食べる
  • 鮮度が落ちると萎れてくる

つるなを使った料理

  • つるなの天婦羅
  • つるなの胡麻和え
  • つるなのお浸し
  • つるなの酢味噌和え
  • つるなの味噌汁
  • 炒め物
  • 汁物

つるなの栄養素(食品成分表)

つるな(生)茎葉

栄養素単位
廃棄率0%
エネルギー15
水分93.8g
タンパク質1.8g
脂質0.1g
食物繊維(総量)2.3g
炭水化物2.8g
ナトリウム5
カリウム300
カルシウム48
マグネシウム35
リン75
3.0
亜鉛0.5
0.06
マンガン0.81
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)2700
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)1.3
ビタミンK310
ビタミンB10.08
ビタミンB20.3
ナイアシン1.0
ビタミンB60.13
ビタミンB12
葉酸90
パントテン酸0.46
ビオチン
ビタミンC22
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

注目ポイント

  • 緑黄色野菜クラス
    β-カロテンが高く、粘りのある葉物らしくビタミンKも豊富。
  • 鉄3.0 mg
    葉物としては目立つ数値。葉酸90 µgもあるので、貧血対策の副菜に組みやすい。
  • カリウム300 mg
    塩分が気になる食事のバランス調整に◎。
  • ビタミンCは22 mg
    加熱で減りやすいので、短時間加熱 or 和え物で活かす。

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