しいら(鱪)の旬と食べ方|相性の良い食材・調理法・栄養素も解説

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しいらってどんな魚?
美味しい食べ方は?
旬の時期はいつ?

しいら(鱪)は、南の海で獲れる大型の回遊魚。体長1mを超えることもあり、ハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれて人気があります。日本ではやや知名度が低いですが、実は淡白な白身で、フライやムニエルにすると絶品。この記事では、しいらの旬や特徴、目利きのポイント、食べ方や栄養素まで食材としての魅力を詳しく紹介します。

シイラの旬:夏本番の7月から8月が最高の食べ頃

シイラの旬を解説した図解画像。7月から10月までの夏から秋にかけての時期を青色で強調したカレンダーと、新鮮なシイラの写真。画像内には「ハワイの高級魚マヒマヒの正体!」「シイラの旬は7月〜10月」「淡白な白身が化ける絶品フライの季節」という説明テキストが含まれている。
7月から10月にかけて脂がのり、最も美味しくなるシイラ。ハワイでは「マヒマヒ」の名で親しまれる高級魚で、フライやムニエルにするとその淡白で上品な旨味が引き立ちます。

シイラの旬は7月から10月ごろ
シイラは、夏の訪れとともに市場を賑わせる、活気あふれる魚です。 特に7月から8月にかけては、身の張りが非常に良く、シイラ特有の淡白で上品な味わいが最も際立ちます。25年以上の料理人としての経験から言えるのは、この時期のシイラは身が驚くほどふっくらとしており、フライやソテーにすると、お魚が苦手なお子様でも喜んで食べられるほど美味しくなるということです。

板前として25年以上魚と向き合ってきた私が、今の時期に自信を持っておすすめする『旬の魚』を特集ページにまとめました。シイラ以外にも、今まさに脂がのっている美味しい魚たちがたくさんあります。

▶7月の旬な魚介類一覧|夏の盛りを迎える元気な魚たち
8月の旬な魚介類一覧|暑い夏を乗り切るスタミナ魚介

現役和食調理師のイラスト|25年以上の経験から料理のヒントを伝えます

現役和食調理師のヒント

夏は手頃な価格でたくさん食べられる時期。でも、本当に脂がのって“とろけるような美味しさ”を味わいたいなら、産卵前や冬場を狙うと“当たり年”のような鮮度とコクに出会えることもあります。

しいらとは ~特徴と味わい~

しいら(鱪/英語名:Dolphinfish, Mahi-Mahi)は、世界中の温暖な海に分布する大型の回遊魚です。日本では南日本から本州太平洋側にかけて漁獲され、体長は1〜2mに達するものもあります。

特徴

  • 体は細長く、側扁しており、背は青緑色、体側は黄金色に輝くことから「黄金魚」とも呼ばれる
  • 頭が張り出した独特の形を持ち、特にオスは額が盛り上がっている
  • 成長が非常に早く、1年で1mを超える大型に育つこともある
  • 回遊性が強く、群れで行動し、漁では延縄や定置網で獲られる

味わい

海外(特にハワイ)では「Mahi-Mahi」として、グリルやステーキ風に調理されることが多い
淡白でクセの少ない白身魚。脂肪分が少なく、あっさりとした味
加熱しても硬くならず、ふっくらとした身質が特徴
刺身にするよりも、ムニエルやフライ、照り焼きなどの加熱調理に向いている

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現役和食調理師のヒント

しいらは“白身の鶏肉”みたいな存在。味にクセがないから和洋中どんな料理にも合います。脂が少ないので、ソースやタレで旨味を補うとごちそう感が出ますよ。

しいら(鱪)の地方名

日本各地には様々な地方名があります

マンサク(万作)(愛媛・島根・広島など中国地方)
シラ(秋田・富山)
マンビキ/マビキ(宮城・九州西部)
トウヒャク(十百)(神奈川・高知など)

しいらの目利き

臭いが生臭すぎない
新鮮なしいらは磯の香りがあり、嫌な臭みは少ない。

目が澄んでいる
新鮮な魚は目が透明で澄んでいる。白く濁っているものは鮮度が落ちているサイン。

体表の色合いが鮮やか
獲れたては青緑や黄金色の光沢があり、時間が経つと色が鈍くなる。

身に弾力がある
指で軽く押してみて、しっかり跳ね返るような弾力があるものが良い。

エラが鮮紅色
赤みの強いものが新鮮。茶色や黒ずんでいるものは避ける。

おかみさんの一言

しいらは白身だから、鮮度が落ちると身がパサつきやすいの。お店で選ぶときは“目の澄んだ子”“体の色がきれいな子”を探すのがコツよ。切り身なら、透明感のあるピンク色をしているかどうかをチェックしてね。

しいらと相性の良い食材

食材組み合わせの理由・使い方例
レモン
すだち
淡白な味を爽やかに引き立てる。ムニエルやソテーに添えて。
バターソテーやムニエルにするとコクが増し、クセのない身に合う。
味噌西京漬け風にすると旨味が加わり、和食向きに仕上がる。
生姜煮付けに使うと臭み消しになり、香味が淡白な身を引き立てる。
大葉揚げ物やソテーに合わせると爽やかな風味が加わる。
にんにくガーリックソテーやマリネにすると洋風にアレンジできる。
トマト酸味が身の甘みを引き立て、ソテーや煮込み料理に好相性。
醤油照り焼きにするとご飯のおかずにもなる万能な味付け。
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現役和食調理師のヒント

しいらはクセがないから、レモンやトマトでさっぱり、バターや味噌でこってり、と味のバリエーションがつけやすい魚です。食卓のメインにするときはソースや薬味で“味を足す”のがコツですよ。

しいらに合う調理法

調理法おすすめ度理由
ムニエル淡白な身にバターのコクが加わり、定番の美味しさ。
フライ衣が油をまとい、ジューシーで食べ応えが出る。
照り焼き甘辛いタレが身の淡白さを補い、ご飯が進む味に。
ソテーにんにくやハーブと炒めると洋風料理にアレンジできる。
煮付け身は柔らかく仕上がるが、淡白さが強く好みが分かれる。
刺身新鮮なら可能だが、クセがなく淡泊すぎて物足りないことも。
蒸し料理ポン酢や香味野菜を合わせるとヘルシーで上品な味わいに。

シイラ(マヒマヒ)のページから、小骨対策の記事へ自然に誘導するための文章案を作成しました。読者の「子供に安全なものを食べさせたい」という親心に、25年以上の料理人としての経験から答える構成にしています。


シイラを家族で安心して楽しむために

シイラは身が大きくフワフワとした食感で、お魚が苦手なお子様にも非常に喜ばれる魚です。しかし、大きな魚体ゆえに「もし太い骨が喉に刺さったら……」と不安を感じる親御さんも少なくありません。

料理人が教える「お魚嫌い」を作らないコツ

板前として25年以上、数え切れないほどの魚を調理してきましたが、お子様をお魚好きにする一番の近道は、食べる時の「骨の不安」を完全に取り除いてあげることです。

シイラの美味しさを家族全員で安心して味わっていただくために、家庭で簡単にできるプロ直伝の骨の抜き方や、お子様がパクパク食べやすくなる工夫を詳しくまとめました。

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しいらは加熱しても硬くならないのがいいところ。ムニエルやフライにすると子どもから大人まで食べやすいですよ。和食なら照り焼き、西京漬けにするのもおすすめです。

しいらの栄養素|食品成分表

しいら(生)
可食部100g当たり

栄養素単位
廃棄率0%
エネルギー100
水分75.5g
タンパク質21.3g
脂質1.9g
食物繊維(総量)g
炭水化物g
ナトリウム50
カリウム480
カルシウム13
マグネシウム31
リン250
0.7
亜鉛0.5
0.05
マンガン0.01
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)8
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD5.0
ビタミンE(トコフェロールα)0.5
ビタミンK
ビタミンB10.20
ビタミンB20.15
ナイアシン9.0
ビタミンB60.46
ビタミンB122.6
葉酸3
パントテン酸0.36
ビオチン
ビタミンC1
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

しいらの英語・漢字表記

  • 漢字表記:鱪
  • ひらがな表記:しいら
  • 英語表記
    Dolphinfish(ドルフィンフィッシュ)
    Mahi-Mahi(マヒマヒ/ハワイなどでの呼称)
  • 学名
    Coryphaena hippurus
  • 発音記号
    Dolphinfish → [ˈdɑːlfɪn fɪʃ](ドルフィン フィッシュ)
    Mahi-Mahi → [ˈmɑːhi ˈmɑːhi](マーヒ マーヒ)
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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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