起因菌
- カンピロバクター・ジェジュニ
- カンピロバクター・コリ
症状
- 潜伏期間 1日~6日
- 症状 下痢、腹痛、発熱、めまい、嘔吐、頭痛
- 備考 潜伏期間はほかの食中毒より長い
汚染源
- 牛、豚、鶏などの家畜
- ペット、野鳥、野生動物など
- 不十分な殺菌による井戸水
- 湧水及び簡易水道水
- 包丁やまな板などからの二次感染
特徴
- 鶏、牛、豚、ペット、野鳥、野生動物など多くの動物が保菌している
- 特に鶏肉の保有率が高い
- 比較的少ない菌量(100個程度)で感染が成立する
- 低温に強く、4度でも長期間生存するので冷蔵庫の過信に注意
熱、乾燥に弱い
予防
- 食肉を十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)する
- 生食、加熱不十分な鶏肉料理を避ける
- 食肉は他の食品と調理器具や容器を分けて処理や保存する
- 食肉を取り扱った後は十分に手を洗ってから他の食品を取り扱う
- 食肉に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌を行う
まとめ
- 熱、乾燥に弱い菌である
- 低温には強く4度でも長期生存する
- 比較的少ない菌量(100個程度)で感染する
- 菌の保有率は鶏肉が多い
- ペットから感染することがある
- 二次感染に注意する(まな板、包丁など)
備考
「食中毒」一覧表
サルモネラ菌 | ボツリヌス菌 |
腸炎ビブリオ | セレウス菌 |
病原大腸菌 | ノロウイルス |
ウエルシュ菌 | フグ中毒 |
カンピロバクター | 貝毒 |
エルシニア | 植物性自然毒 |
リステリア | 科学性食中毒 |
ブドウ球菌 |
「寄生虫」一覧表
アニサキス | トキソプラズマ |
大複殖門条虫 | 回虫 |
旋尾線虫 | ズビニ鉤虫 |
顎口虫 | 鞭虫 |
肝吸虫 | 肝蛭 |
横川吸虫 | 赤痢アメーバ |
日本海裂頭条虫 | ランブル鞭毛虫 |
ウェステルマン肺吸虫 | クリプトスポリジウム |
旋毛虫 | エキノコックス |
無鉤条虫 | 広東住血線虫 |
有鉤条虫 | アンソン裂頭条虫 |