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蕪の英語表記
Turnip
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蕪の旬 ~おいしい時期~
かぶ
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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*各数字で歳時記を表示
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蕪とは ~解説~
- 「かぶら」 「かぶな」とよばれる
- 品種によって大小、赤色や円錐形など様々な品種がある
- 生食やシチュー、みそ汁、漬物などに使われる
- 年中出回るが冬の方が甘みが強くおいしい
- 蕪の葉は「スズナ」といわれ、七草のひとつ
- 葉付きで買ってきたときはすぐに切り離して保存する
- 赤カブは主に漬物に使われ、酢や塩を使う事で鮮やかな赤に発色する
- 小蕪の主流「金町小かぶ」は肉質が柔らかく、一年中出荷される
- 根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類される
味わい
8~9月の物は甘みが少ない
冬から春にかけての蕪は身が締まって甘みがある
焼き蕪は焼き加減で香ばしさや食感などが変化する
蕪は火を通しすぎると柔らかくなる
目利き
蕪の表面は張りと艶があるものを選ぶとよい
固く締まったものを選ぶとよい
葉は緑色でハリがありみずみずしい物が良い
葉の付け根が変色しているものは避ける
柔らかい物、裂け目が入っているものは避ける
栄養素
根にはビタミン類が少なく、糖質が含まれている
根は胸やけや胃もたれ解消に良いと言われる
葉は栄養価が高く、みそ汁や、漬物などに使うとよい
葉にはカロテン、ビタミンなどが豊富で美容効果がある
葉の外側よりも内側の方が多く含まれている
葉の外側が黄色く変色しても、中心部のビタミンCの損失は少ないと言われている
蕪と相性の良い食べ合わせ
保存方法
- 葉付きで購入したときはすぐに葉を切り離す
(葉に養分が奪われる) - 乾燥に弱いので乾燥を避けるように保存するとよい
- 蕪と葉は別々に濡れた新聞紙に包み野菜室で保存する
- 冷凍するときはカットして小分けして冷凍しましょう
主な品種群
- 金町小かぶ
- 大野紅かぶ
- 温梅かぶ
- 聖護院蕪
- 日野菜かぶ
- 金沢青かぶ
- 今市かぶ
- 天王寺蕪
- 時無かぶ
- 覆下かぶ
- 樋の口かぶ
蕪を使った料理
- 蕪蒸し
- 味噌汁
- 千枚漬け
- 漬物
- サラダ
蕪の栄養素(食品成分表)
可食部100g当たり
かぶ(生)皮つき
蕪皮つき(生) | 葉(ゆで) | |
---|---|---|
廃棄率 | 9 % | 30 % |
エネルギー | 18 ㎉ | 20 ㎉ |
水分 | 93.9 g | 92.2 g |
タンパク質 | 0.7 g | 2.3 g |
脂質 | 0.1 g | 0.1 g |
炭水化物 | 4.6 g | 4.4 g |
ナトリウム | 5 ㎎ | 18 ㎎ |
カリウム | 280 ㎎ | 180 ㎎ |
カルシウム | 24 ㎎ | 190 ㎎ |
マグネシウム | 8 ㎎ | 14 ㎎ |
リン | 28 ㎎ | 47 ㎎ |
鉄 | 0.3 ㎎ | 1.5 ㎎ |
亜鉛 | 0.1 ㎎ | 0.2 ㎎ |
銅 | 0.03 ㎎ | 0.08 ㎎ |
マンガン | 0.06 ㎎ | 0.41 ㎎ |
ヨウ素 | – | – |
セレン | – | – |
クロム | – | – |
モリブデン | – | – |
ビタミンA(レチノール) | – | – |
ビタミンA(β-カロテン) | – | 3200 ㎍ |
ビタミンD | – | – |
ビタミンE(トコフェロールα) | – | 3.3 ㎎ |
ビタミンK | – | 370 ㎍ |
ビタミンB1 | 0.03 ㎎ | 0.02 ㎎ |
ビタミンB2 | 0.03 ㎎ | 0.05 ㎎ |
ナイアシン | 0.6 ㎎ | 0.2 ㎎ |
ビタミンB6 | 0.08 ㎎ | 0.14 ㎎ |
ビタミンB12 | – | – |
葉酸 | 48 ㎍ | 66 ㎍ |
パントテン酸 | 0.25 ㎎ | 0.24 ㎎ |
ビオチン | – | – |
ビタミンC | 19 ㎎ | 47 ㎎ |
食物繊維(総量) | 1.5 g | 3.7 g |
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
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