すいかの漢字と英語・漢字表記

※本記事には広告が表示されます。
すいかの漢字は「西瓜」と書きます。中国から伝わった瓜の仲間で、「西の国から来た瓜」という意味があり、昔から夏の果物として親しまれてきました。
英語では 「watermelon(ウォーターメロン)」 と呼ばれます。直訳すると「水のメロン」という意味で、その名の通り水分をたっぷり含んだジューシーな果物です。海外でも人気が高く、夏の定番フルーツとして世界中で親しまれています。
すいかの旬 ~おいしい時期~
西瓜
| ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
|---|
▶ 季節ごとの野菜・魚介を一覧でチェックする【年間カレンダー】
西瓜とは ~解説~
- 日本では夏の風物詩となっている
- シャリシャリとした食感とみずみずしい果肉が特徴
- 収穫量全国1位は熊本。次いで千葉、山形、長野
- 種類は多く、「赤肉種と黄肉腫」「球形と長楕円型」「大玉と小玉」「表皮の模様」など様々なスイカが流通する
- 収穫直後が一番おいしいのでなるべく早く食べる
- 冷やしすぎると甘みが落ちるので注意
- 真ん中とツルのそばが甘い
- 日本へは17世紀中期に隠元禅師が中国から持ち帰ったといわれている
すいかの上手な選び方
美味しいすいかを選ぶポイントは、見た目・音・形の3つです。
①表面の縞模様がくっきりしているものは、よく熟して甘い証拠。皮のツヤもチェックしましょう
②叩いたときに「ポンッ」と響くような低くて澄んだ音がするものが◎。中がしっかり詰まっている証拠です。
③ずっしりと重みがあり、丸い形が整っているものもおすすめ。
ヘタがしおれている場合は、収穫から時間が経っていることが多いので注意しましょう。
ひと玉すいかに限らず、カットすいかを選ぶときも種の周りがしっかり赤いものを選ぶと甘みが強い傾向があります。
すいかの保存方法
すいかは状態によって保存方法を変えることで、よりおいしさを長持ちさせることができます。
▶ 丸ごとのすいか
丸ごとのすいかは、風通しの良い冷暗所で常温保存が可能です。ただし、夏場の高温時は痛みやすくなるため、気温が高い日は冷蔵庫の野菜室に入れるのがおすすめです。保存期間は約1週間〜10日が目安です。
▶ カットしたすいか
カット後のすいかは、切り口にラップをしっかり密着させて冷蔵保存しましょう。できるだけ空気に触れないようにすると、乾燥や酸化を防げます。保存期間は2〜3日以内が目安です。
▶ 食べやすくカットして冷蔵
食べやすいサイズにカットして、タッパーや保存容器に入れて冷蔵庫へ。この場合も早めに食べ切るのがベストです。
▶ 冷凍保存も可能
食感はやや落ちるのでお勧めはしませんが、スムージーやシャーベットにするなら冷凍保存も可能です。種を取って一口サイズに切り、ラップに包んでフリーザーバッグに。シャーベット状に凍らせて、スムージーやジュースにも活用できます。
主な品種群
- 紅小玉
- 黄小玉
- ダイナマイトスイカ
- ペイズリー
- でんすけ
西瓜とよく合う食材・組み合わせ例
- ミント / バジル
清涼感ある香りが、すいかの甘みとよく合う - 塩・岩塩
ひとつまみの塩をふって甘さ倍増!夏バテ対策にも◎ - レモン・ライム
酸味が甘さを引き締めて、味に立体感が出る - マンゴー / パイナップル
トロピカルフルーツ同士で甘みと香りが広がる
西瓜の栄養素 ~食品成分表~
すいか(生)
可食部100g当たり
| 栄養素 | 黄肉種 | 赤肉種 | 単位 |
|---|---|---|---|
| 廃棄率 | 40 | 40 | % |
| エネルギー | 41 | 41 | ㎉ |
| 水分 | 89.6 | 89.6 | g |
| タンパク質 | 0.6 | 0.6 | g |
| 脂質 | 0.1 | 0.1 | g |
| 食物繊維(総量) | 0.3 | 0.3 | g |
| 炭水化物 | 9.5 | 9.5 | g |
| ナトリウム | 1 | 1 | ㎎ |
| カリウム | 120 | 120 | ㎎ |
| カルシウム | 4 | 4 | ㎎ |
| マグネシウム | 11 | 11 | ㎎ |
| リン | 8 | 8 | ㎎ |
| 鉄 | 0.2 | 0.2 | ㎎ |
| 亜鉛 | 0.1 | 0.1 | ㎎ |
| 銅 | 0.03 | 0.03 | ㎎ |
| マンガン | 0.03 | 0.03 | ㎎ |
| ヨウ素 | – | – | ㎍ |
| セレン | — | – | ㎍ |
| クロム | – | – | ㎍ |
| モリブデン | 1 | 1 | ㎍ |
| ビタミンA(レチノール) | – | – | ㎍ |
| ビタミンA(β-カロテン) | – | 830 | ㎍ |
| ビタミンD | – | – | ㎍ |
| ビタミンE(トコフェロールα) | 0.1 | 0.1 | ㎎ |
| ビタミンK | – | – | ㎍ |
| ビタミンB1 | 0.03 | 0.03 | ㎎ |
| ビタミンB2 | 0.02 | 0.02 | ㎎ |
| ナイアシン | 0.2 | 0.2 | ㎎ |
| ビタミンB6 | 0.07 | 0.07 | ㎎ |
| ビタミンB12 | – | – | ㎍ |
| 葉酸 | 3 | 3 | ㎍ |
| パントテン酸 | 0.22 | 0.22 | ㎎ |
| ビオチン | 0.9 | 0.9 | ㎍ |
| ビタミンC | 10 | 10 | ㎎ |
塩ひとつまみ+レモン
甘味が締まり、余韻が長くなる。
薬味合わせ
ミント・大葉(紫蘇)・生姜シロップが好相性。
副菜化のコツ:角切りにし胡瓜・フェタ/木綿豆腐+酢少々で和えれば、甘塩っぱくて箸が進む。
皮も活用
白いワタ〜皮は薄塩でもみ、浅漬けや甘酢ピクルスに。食感を残すなら短時間で。
▶ 栄養の全体像を知りたい方はこちら
五大栄養素・ビタミン・ミネラルをまとめたページへ
→ たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなど、健康に必要な栄養素35種類を、分類ごとにわかりやすく解説しています。
あわせて読みたい
