小豆 あずき(Red beans)

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小豆を使ったぜんざいの写真。旬や特徴、栄養について解説します。

小豆(あずき)の旬|おいしい時期

あずき

▶ 季節ごとの野菜・魚介を一覧でチェックする【年間カレンダー】

小豆とは(小豆の解説)

  • マメ科ササゲ属アズキ亜属
  • 和菓子にはなくてはならない「あんこ」の原料
  • 日本の産地は北海道・丹波・備中が有名
    (北海道は国内の小豆の生産量80%~90%を占める)
  • 鉄、カリウム、ビタミンB1を多く含む
  • 粒の大きさが揃っていて、光沢のあるものが良い
  • 色が均一で濃い紅色の物が良い
  • 市販のあんこは砂糖が多くはいってるので注意が必要
品種用途登頂
大納言赤飯
甘納豆
小倉あん
大きくて色つやがよく、煮崩れしづらい
北海道産、京都産、兵庫県丹波産が有名
中納言
(少納言)
こしあん
つぶあん
大納言よりも粒が小さい
大納言よりもポリフェノールが多く、抗酸化活性が高い
白小豆こしあん
つぶあん
さっぱりとした品のある味
抗酸化活性がほとんどない
希少なため高価

小豆のおいしい茹で方

詳しいレシピは→【よくわかるレシピ】あんこの作り方

  1. サッと水洗いする
  2. 鍋にたっぷりの水を入れ火にかけ渋抜きをする
  3. 2回渋抜きをした後に下茹でする
  4. 水が沸騰したら弱火にして、アクを取る
  5. 小豆が水から出ないように差し水をする
  6. 好みの固さになったら蓋をして蒸らす
  7. 好みで味付けする

*小豆は他の乾燥豆と違い、種皮が硬く水で戻りにくい(戻しムラができる)
 結果、煮えムラができるので戻さず炊き上げる

小豆の保存方法

  • 虫がつきやすいので風通しの良い場所で保管する
  • 乾燥した唐辛子を入れると虫よけになる
  • 密封する
  • 長く保存するときは冷蔵庫で保存する

小豆を使った料理

  • こしあん
  • つぶあん
  • 小豆粥
  • 赤飯
  • 煮物
  • 羊羹
  • サラダ
  • 小豆粥

小豆の栄養素(食品成分表)

あずき(ゆで)全粒
可食部100g当たり

栄養素ゆで単位
廃棄率0%
エネルギー124
水分63.9g
タンパク質8.6g
脂質0.8g
食物繊維(総量)8.7g
炭水化物25.6g
ナトリウム1
カリウム430
カルシウム27
マグネシウム43
リン95
1.6
亜鉛0.9
0.30
マンガン0.44
ヨウ素
セレン
クロム1
モリブデン90
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)4
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.1
ビタミンK3
ビタミンB10.15
ビタミンB20.04
ナイアシン0.5
ビタミンB60.11
ビタミンB12
葉酸23
パントテン酸0.43
ビオチン3.3
ビタミンC
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

▶ 栄養の全体像を知りたい方はこちら
五大栄養素・ビタミン・ミネラルをまとめたページへ
→ たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなど、健康に必要な栄養素35種類を、分類ごとにわかりやすく解説しています。

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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