鹿尾菜 ひじき(Hijiki)

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ひじきの旬~おいしい時期~

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ひじき

3月|旬の魚介類 一覧表はコチラ
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3月|旬の魚介類 一覧表|おいしい魚介類 japanese-food.net
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ひじきとは ~解説~

  • 約8割が韓国・中国産で2割が国産
  • 国産は100%天然物
  • 「芽ひじき」「姫ひじき」は葉の部分を指す
  • 「長ひじき」「茎ひじき」は茎の部分を指す
  • 「生ひじき」は乾燥させてから戻したもの
  • 乾燥➡蒸し煮➡乾燥➡出荷という工程で加工される
  • 鉄釜で茹でられたものは鉄分が多い
  • ステンレス釜で茹でられているものは鉄分が少ない
  • 蒸し煮の場合は鉄分含有量は変わらない

目利き

  • よく乾燥しているものが良い
  • 大きさの揃ったものが良い
  • 艶があるものが良い
  • 生ひじきは色が鮮やかで葉先までしおれていないものが良い

レシピ

  • 煮物
  • 炊き込みご飯
  • ハンバーグ
  • サラダ

ひじきの栄養素(食品成分表)

ほしひじき(ゆで)鉄窯

栄養素単位
廃棄率0%
エネルギー13
水分94.5g
タンパク質0.7g
脂質0.3g
食物繊維(総量)3.7g
炭水化物3.4g
ナトリウム52
カリウム160
カルシウム96
マグネシウム37
リン2
2.7
亜鉛0.1
0.01
マンガン0.06
ヨウ素960
セレン
クロム1
モリブデン1
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)330
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.4
ビタミンK40
ビタミンB1
ビタミンB2
ナイアシン
ビタミンB6
ビタミンB12
葉酸1
パントテン酸
ビオチン0.7
ビタミンC
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

ヨウ素:960 µg
 海藻類の中でも非常に高水準。甲状腺ホルモンの材料。

カルシウム:96 mg
 骨や歯の形成に。海藻はカルシウム源として優秀。

:2.7 mg
 鉄釜ゆでにより溶出して数値が上がりやすいのが特徴(非ヘム鉄)。

食物繊維:3.7 g
 水溶性中心で整腸に有用。海藻類の強み。

β-カロテン(ビタミンA):330 µg
 抗酸化作用。体内でビタミンAに変換。

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)
和食の世界で25年以上。旬の食材や家庭でできる調理のコツを、やさしく、わかりやすくお届けしています。料理がもっと楽しく、おいしくなるきっかけになれば嬉しいです。
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