木耳 きくらげ(Jew’s‐ear)

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きくらげの旬~おいしい時期~

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きくらげ

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きくらげとは?~解説~

きくらげの写真。旬や特徴、栄養について解説します。
きくらげ。旬の時期や栄養素については本文で詳しく解説しています。
  • キノコの一種で、コリコリとした独特の食感が特徴
  • 名前の由来は、見た目が「木に生える耳」のように見えることから
  • 主にクワやニワトコなどの広葉樹の朽木に発生する
  • 黒きくらげと白きくらげに大別される(食用で一般的なのは黒きくらげ)
  • 日本では国産きくらげの流通も増えており、乾燥品・生の両方がある
  • 炒め物、中華料理、スープ、卵料理、和え物など幅広い料理に使われる
  • 加熱しても食感が失われにくく、料理に歯ごたえを加える食材として重宝されている
  • 乾燥きくらげは戻すと数倍に膨らみ、保存性にも優れる繊維が豊富

きくらげの栄養

  • 食物繊維を含むきのこのひとつ
  • 鉄、カリウム、カルシウムなどのミネラル類を含んでいる
  • ビタミンDを含む食材のひとつで、特に乾燥きくらげは含有量が多いとされている
  • ビタミンB群(B1、B2、ナイアシン)も含まれている
  • エネルギーは100gあたり約13kcal(生)と非常に低カロリー
  • 水分が多く、乾燥品と生では栄養価が大きく異なる場合がある

下ごしらえ

  1. 生きくらげを流水で軽く洗う
  2. 石づきを落とす
  3. 沸騰した湯に30秒ほどくぐらせる
  4. 冷水にとり冷ます
  5. 余分な水分を取る

おすすめのたべあわせ

  • きくらげ × 卵 × 豚肉:中華風炒め物、天津飯の具材に
  • きくらげ × たけのこ × ピーマン:八宝菜や中華炒めに
  • きくらげ × キャベツ × 春雨:春雨サラダやスープに
  • きくらげ × 卵 × もやし:和風だしスープや味噌汁の具材にも◎

保存方法

  • 生きくらげは水気を切り袋に入れて空気を抜いて冷凍できる
  • 生きくらげはビニール袋に入れ冷蔵庫で保存する

主な品種群

  • アラゲきくらげ
  • シロきくらげ
  • ヒメきくらげ
  • タマきくらげ

きくらげを使った料理

  • 中華風炒め物
  • トマトとキクラゲの炒め物
  • キクラゲのサラダ

きくらげの栄養素(食品成分表)

きくらげ(ゆで)

栄養素木耳白木耳単位
廃棄率00%
エネルギー1415
水分93.892.6g
タンパク質0.60.4g
脂質0.2g
食物繊維(総量)5.26.4g
炭水化物5.26.7g
ナトリウム92
カリウム3779
カルシウム2527
マグネシウム278
リン1011
0.70.2
亜鉛0.20.3
0.030.01
マンガン0.530.01
ヨウ素
セレン
クロム2
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD8.81.2
ビタミンE(トコフェロールα)
ビタミンK
ビタミンB10.01
ビタミンB20.060.05
ナイアシン
ビタミンB60.010.01
ビタミンB12
葉酸21
パントテン酸0
ビオチン1.34.4
ビタミンC
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

▶ 栄養の全体像を知りたい方はこちら
五大栄養素・ビタミン・ミネラルをまとめたページへ
→ たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなど、健康に必要な栄養素35種類を、分類ごとにわかりやすく解説しています。

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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